世界の海の衛星写真から色を抽出して作った「海のクレヨン」が販売中!

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「海って何色?」と子どもに質問すると、ほとんどの子どもが「青!」と答えるだろう。しかし、“青”といっても沖縄の海の青さと、北海道の海の青さは異なる。ましてやプランクトンが豊富な海はそもそも青ではなく緑に近い。特にダイバーならたくさんの色が思い浮かぶのではないだろうか。今回はそんな地球の海の「色」の豊かさを表現した「海のクレヨン」をご紹介したい。

地球上に存在する12の海の色で、遊びながら世界を旅するクレヨン。

「海のクレヨン」は、宇宙から撮影された衛星画像を元に、地球上に実際に存在する彩り豊かな美しい海から12色を抽出したクレヨン。地球を知ってもらい、興味を持ってもらい、好きになってもらい、そして様々な環境問題を考えるきっかけを提供したいという、製作・販売をするスカパーJSAT株式会社(※)の想いが込められている。
※衛星画像を使ったさまざまなビジネスを推進している企業

クレヨンにはあえて名前は付けず「72.29126,-55.74175」というように、色を抽出した箇所の緯度・経度の座標が記されている。実際の衛星画像に写る海の色を職人技で細部まで忠実に再現。

また、クレヨンの素材は石油由来のワックスや合成界面活性剤などを使用せず、すべて天然由来の素材を厳選して制作している。健康や環境にも配慮されているのも嬉しい。

パッケージにも仕掛けが!

フタを開けてみると、現れたのは衛星写真。実際にどこの海の色がモチーフにされているのかわかる仕組みになっている。

さらにこの中蓋を開けると、このクレヨンに込めた想いとともにQRコードが記載されている。読み込むと、色のもとになった衛星写真や世界の国々の海がこのような色になっている理由、地球が地球温暖化によって直面している課題など、色からつながっていく環境問題や地球の神秘などの解説をみることもできる。また、音声で解説を聞くことも可能で、この音声ガイダンスを担当しているのは、本企画に賛同された俳優の濱田岳氏だ。

海のクレヨンは現在Amazonなどで購入可能。売り上げの一部は、海面上昇の危機に直面しているキリバス共和国に寄付し、気候変動による被害対策をする自然災害基金として活用予定。ぜひご家族で、絵を描いて楽しみながら、世界中の“名前のない海の色”に触れてみてはいかがだろうか。

海のクレヨン

内容:全12色
価格:2,420円(税込)
購入方法:Amazon
※順次、オンラインサイト、店舗での販売も予定
原材料:みつろう(原材料中の40%)、カルナバワックス、食用油、顔料、魚油、ビタミン
サイズ:縦100㎜×横167㎜×高19㎜/119g
衛星写真提供:Planet Labs, Inc.
クレヨン製造:株式会社東一文具工業所
パッケージ制作:福永紙工株式会社
パッケージデザイン:石川将也(cog)、言乃田埃
音声ガイダンス:濱田岳
▶︎ホームページ

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