理系脳が欲しい……

この記事は約2分で読めます。


自慢じゃないが、高校時代、物理も化学も赤点だ。数学も10段階で3。
どうせ大学受験に必要ないと興味すら持たず、化学は先生が空いている机を見て
欠席者を認識して出席を取るシステムだったのをいいことに、
机を隠してさぼっていた。
ひょっとしたら化学の先生は僕の存在を知らなかった可能性すらある(笑)。


しかし、ダイビングの世界、
特にプロの世界では結構理系なことについて考えなければいけない。
和尚の師匠である、だるまおこぜさんにダイブコンピュータや潜水医学のこと、
器材のことでよく説法を受けていたが、
理解するのに相当な時間を要し、いつも頭から湯気が出ていた。

最終的には、その分野は最低限のことを理解したら、
あとは詳しい人に任せようと開き直っていたのだが、
そうはいかないことに直面することも多々。

そして、ここ数日苦しめられているのが適正ウエイト。
実際に海ではかってしまえば簡単で確実なのだが、
「数字を打ち込むだけでわかったら嬉しい!」と
思いつきで計算式を作り始めたのがドツボの始まり。

体表面積の公式、厚さ別のウエットスーツ1cm辺りの浮力、
体脂肪の浮力、器材の浮力、平均肺活量……。
計算式がなかなかできない。

いや、結局は個人差の壁に勝てずに
お遊びな数字になるのはわかっているのだが、
始めると細かくなってしまう性格。

理系脳が欲しい……。

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
  • facebook
  • twitter
FOLLOW