お見合いパーチー行かなあかんねん
何人かに「パーチーの様子を書け」と言われたので書いてみる。
でも、おもしろくも何ともない。気分も沈んでいる。
書き方も難しい……。なんだかなー。とりあえずリポート。
開始15分前に受付開始だったが、
僕はさらにその10分前にはドアの前に立っていた。
ダントツの一番乗り。
15分前になりドアが開くと、
開けたお姉さんは目の前に立つ僕に「わっ」と驚く(笑)。
僕は「今日はよろしくお願いします」と元気よく挨拶。
そう。このときはまだ大張り切りで、緊張しつつもワクワク。
中に入ると、丸いテーブルが15セットほどあり、
テーブルを挟んで赤と黒の椅子が向かい合わせになっている。
僕はそのひとつに着席し、3番のプレートを付けられ、
自己紹介カードを埋めていく。
これが学歴やら年収やら家族構成やら身も蓋もない感じで、
テンションが少し降下するも「こういうものか」と。
そして、開始時間がやってきたので、
メンバーを見渡してみる。
男が12人で女が5人。
ありえん。ありえんぞ。せめて人数そろえてくれ。
そして、メンバーめちゃくちゃ負のオーラ全開。
どうしよう。まだ1分半だが、とっても帰りたい。
そもそも、パーチーに参加したのは
「クリスマスを笑い飛ばす」のが目的で、好奇心がその原動力。
つまり、ネタというかシャレのつもりで行ってみたわけで、
話としては、自分を捨てていろいろがんばってみて、
成功したら楽しいし、ふられたって楽しいわけだ。
しかし、そういう次元の話ではない。
ちょっと言いづらいのだが、負のオーラを放っているのは主に女性。
どう負のオーラなのかは女性も読んでいるので割愛するが、
とりあず、そんな女性5人を12人で取り合う構図。
う〜ん。リポートはやっぱやめよう。
いやね、僕だって、
こんな上から目線っぽいリポートするために行ったわけではないのです。
ホントのホントに外見とか年齢とかどうでもよくただ楽しみたかったわけだが、
何なんだこの咀嚼できないアンタッチャブルな空間。
ズラの人を茶化せない感じに近い。ズラ空間。
いや、僕も八方美人で、そこそこ女性とは話して生きてきたので、
がんばりましたよ、そりゃ。
すべての女性を積極的にそこそこ盛り上げ、
すべての女性から第一印象○をもらいましたとも。
しまいにゃ、全体の空気が気になりだして、
司会者の説明にいちいち相槌を打ったり、一人拍手したり。
ちなみに司会者も負のオーラなんだよなー。
もうやめておこう。
どうしても、悪口になってしまう。
ということで総括。
僕は今までこういうパーチーは目的がはっきりしていて潔いとポジティブにとらえていたが、
やっぱりネガティブなんじゃないかと思った次第。
確かに、本音で知りたい情報をてっとり早く知り、
とても合理的に相手が見つけられる仕組みには驚いた。
しかし、いろいろ飛び越え過ぎている。
身も蓋もなければ、優しくないシステム。
人と人の付き合いとしてどうなのか、みたいな。
やっぱり、職場や学校、趣味仲間など、自分の所属する共同体から
しがらみの網をくぐり、タイミングをはかり、相手の気持ちを考え、
勇気を出し、相手を見つけるってのが大事なのかも。
それでも物理的に見つからなければ、友達に紹介してもらったり、
合コンしてみたりして、探ったり、ハニかんだり、右往左往したり
しながら相手を見つけるってのが大事なのかも。
それができない人が、恋愛難民になり、お見合いパーチーで
金を払ってシステムを買うってのは言い過ぎか。
でも、本音を言わせてもらうなら、恋愛格差の底辺をここで見た思いです。
少なくとも、年収やら学歴が書かれたカードを交換して、
チェックシートをはさんだガバン持ってお話し、
気に入った人をカードに記入し第三者に渡して……
みたいなのは、実際にやってみたら違和感ありまくりで
ワクワクしなかったなぁ。うん。楽しそうって思ったんだけどなぁ。
僕が行ったパーチーがたまたま変な空気だっただけかもしれないが、
もう行かないだろーなー。お見合いパーチー。
人生経験としては有意義だったが、相手を見つけるには不毛かも。
やっぱり、気に入った子ができたら、ディズニーシーに誘って、
面と向かって「手をつなごう!」って言わなくちゃ。
ま、拒否られたけどね。はっはっは。はぁ〜〜〜。
ライターとは思えぬほどまとまっていないですが、
お見合いパーチーに関しては、あまりツッコミまないでください……。
なんだかなー。なんだかなー。なんだかなー。