携帯の失敗談

携帯についてのmixi記事がちょくちょくあるが、
携帯で思い出すのは失敗した思い出ばかり。
絶対に書けないものを含めればすぐに10以上のエピソードが頭に浮かぶ。

それにしても、恋人の携帯を見ていいことなど絶対あるわけがないので、
見ない方がいいのは当然のこと。覗き見は、大人としてもはしたない。
それでも見てしまうアホがいることが信じがたい。

はい、信じがたいアホでございま〜す。


学生時代。トイレに行った彼女。目の前にポンッと投げ出してある彼女の携帯。うずうず。

僕の好奇心・妄想は、
マジメで健気な彼女が、実は僕に不満を持っていて、
友人に相談していたりするのかも?ということ。

しかし、見ると、知らぬ男とスイートなメールのやりとり。

腰を抜かすほどびっくりしたと同時に女性の怖さを知った。
自分の中で別れるきっかけともなった。
そして、携帯なんて見るもんじゃないと悟る。


社会人。お風呂に行った彼女。目の前にポンッと投げ出してある彼女の携帯。
うずうず。悟りを開いていた僕は最初はためらったが、
僕の悟りなど思いつきみたいなもんだ。つい見てしまう。

かなりモテる彼女だったが、意外なことに潔白。
男の影すらないし、むしろ僕のことを友達にノロケていたり。

しかし、お風呂から上がった彼女がひと言「携帯見た?」

慌てた僕は、思わず「う、うん……」

「人の携帯見るのって最低だと思わない?
自分だって見られたら嫌でしょう?」

「う、うん。最低だと思う……。でも、俺は見られても大丈夫だけど」
小さい男は、こういう小さい反抗をする(泣)。

「じゃあ、見せて」

うっ。見せられるわけがない。
というか、人に見せられる携帯というものはこの世に存在するのだろうか?

「見るの最低って言ったじゃん」と僕。

「見られても大丈夫って言ったじゃん」と彼女。

こうした押し問答が、今日もどこかで繰り広げているはずだ。

自分の小ささを露呈し、彼女はかなりがっかりしたと思う。
それにしても、なんで見たことがわかったのかは、今でもわからない。

以来、彼女の携帯は絶対に見ないと誓っている。
でも、僕の誓いなどたかがしれている気もするんだよなぁ(笑)。

恋人でなくても失敗はいっぱい。


以前、柴崎さんという女性を映画に誘おうと
「デートに誘っちゃったりなんかして、テヘ[m:46]」的なメール
(若気の至り・顔から炎)を、間違って同期の柴ちゃんに送ってしまい、
休日出勤していた柴ちゃんは「テラがこんなメールしてる〜!」って
編集部のみんなに嬉しそうに発表しやっがった。
おかげで次の日からしばらく「テヘ男君」と呼ばれたっけ……。あいつめ。


デートの誘いを断られたとき、夜ということもあって
テンションが上がってしまい「会いたいのに……」と送信。

しかし、送信ボタンを押した瞬間、ものすごく恥かしくなり、
「のに、じゃねー!」とキャンセルボタンを16連射。
しかし、うまくいかずに、焦って折りたたみの携帯を真っ二つ。


カメラマン・村井ちゃんの悪影響で、
電話やメールで「ってことで、よろちくび」が挨拶になってしまっていて、
仲のいい人とのメールだとつい使ってしまう。

健気な携帯はそのことを覚えているらしく、
「よろ」と打つだけで真っ先に「よろちくび」を出してくれる親切ぶり。

先日、仕事でやりとりをしている女性との携帯メールで、
少し打ち解けてきたので、
もうちょっと踏み込もうと砕けた文章を書いていたわけだが、
つい勢いと携帯の親切心のせいで「ではでは、よろくび」でシメ。

もう3日連絡がない。

※人知れず、副編集長としてこんな雑誌作っていました。
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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
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〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
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