携帯の失敗談
携帯についてのmixi記事がちょくちょくあるが、
携帯で思い出すのは失敗した思い出ばかり。
絶対に書けないものを含めればすぐに10以上のエピソードが頭に浮かぶ。
それにしても、恋人の携帯を見ていいことなど絶対あるわけがないので、
見ない方がいいのは当然のこと。覗き見は、大人としてもはしたない。
それでも見てしまうアホがいることが信じがたい。
はい、信じがたいアホでございま〜す。
①
学生時代。トイレに行った彼女。目の前にポンッと投げ出してある彼女の携帯。うずうず。
僕の好奇心・妄想は、
マジメで健気な彼女が、実は僕に不満を持っていて、
友人に相談していたりするのかも?ということ。
しかし、見ると、知らぬ男とスイートなメールのやりとり。
腰を抜かすほどびっくりしたと同時に女性の怖さを知った。
自分の中で別れるきっかけともなった。
そして、携帯なんて見るもんじゃないと悟る。
②
社会人。お風呂に行った彼女。目の前にポンッと投げ出してある彼女の携帯。
うずうず。悟りを開いていた僕は最初はためらったが、
僕の悟りなど思いつきみたいなもんだ。つい見てしまう。
かなりモテる彼女だったが、意外なことに潔白。
男の影すらないし、むしろ僕のことを友達にノロケていたり。
しかし、お風呂から上がった彼女がひと言「携帯見た?」
慌てた僕は、思わず「う、うん……」
「人の携帯見るのって最低だと思わない?
自分だって見られたら嫌でしょう?」
「う、うん。最低だと思う……。でも、俺は見られても大丈夫だけど」
小さい男は、こういう小さい反抗をする(泣)。
「じゃあ、見せて」
うっ。見せられるわけがない。
というか、人に見せられる携帯というものはこの世に存在するのだろうか?
「見るの最低って言ったじゃん」と僕。
「見られても大丈夫って言ったじゃん」と彼女。
こうした押し問答が、今日もどこかで繰り広げているはずだ。
自分の小ささを露呈し、彼女はかなりがっかりしたと思う。
それにしても、なんで見たことがわかったのかは、今でもわからない。
以来、彼女の携帯は絶対に見ないと誓っている。
でも、僕の誓いなどたかがしれている気もするんだよなぁ(笑)。
恋人でなくても失敗はいっぱい。
③
以前、柴崎さんという女性を映画に誘おうと
「デートに誘っちゃったりなんかして、テヘ[m:46]」的なメール
(若気の至り・顔から炎)を、間違って同期の柴ちゃんに送ってしまい、
休日出勤していた柴ちゃんは「テラがこんなメールしてる〜!」って
編集部のみんなに嬉しそうに発表しやっがった。
おかげで次の日からしばらく「テヘ男君」と呼ばれたっけ……。あいつめ。
④
デートの誘いを断られたとき、夜ということもあって
テンションが上がってしまい「会いたいのに……」と送信。
しかし、送信ボタンを押した瞬間、ものすごく恥かしくなり、
「のに、じゃねー!」とキャンセルボタンを16連射。
しかし、うまくいかずに、焦って折りたたみの携帯を真っ二つ。
⑤
カメラマン・村井ちゃんの悪影響で、
電話やメールで「ってことで、よろちくび」が挨拶になってしまっていて、
仲のいい人とのメールだとつい使ってしまう。
健気な携帯はそのことを覚えているらしく、
「よろ」と打つだけで真っ先に「よろちくび」を出してくれる親切ぶり。
先日、仕事でやりとりをしている女性との携帯メールで、
少し打ち解けてきたので、
もうちょっと踏み込もうと砕けた文章を書いていたわけだが、
つい勢いと携帯の親切心のせいで「ではでは、よろくび」でシメ。
もう3日連絡がない。
※人知れず、副編集長としてこんな雑誌作っていました。
ノンダイバーの方におススメしていただけると幸いです。