日本シニアダイバーズクラブ会長市川さんに聞く!プラチナ世代から始めるダイビング

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7月5日は「プラチナエイジの日」。毎年この日には、60歳以上の方々に“イキイキとした人生を送ってもらえる情報”が発信されている。そこで本記事では、プラチナエイジの日にあやかり、60歳以上が対象とされるプラチナ世代の方々にダイビングを通じてイキイキとした人生を送ってもらうべく、日本シニアダイバーズクラブ会長・市川雅紀さんに直撃インタビューを敢行した。

ダイビングは人生の生きがいにきっとなる!83歳でダイビングを楽しんでいる方も

新しいことを始めるときに不安はつきもの。「年齢、体力的に大丈夫だろうか」「仲間はできるだろうか」「安全なダイビングショップはどこだろうか」などの不安から、始めるまでに二の足を踏んでしまう方も少なくないだろう。本記事を読んでダイビングのハードルが下がり、気軽な参加へつながると嬉しい。

そもそも日本シニアダイバーズクラブとは、ダイビング好きなメンバーによって1994年に設立された任意の団体である。現在、30代~90代の約300名の会員が所属するダイバーたちのコミュニティとなっている。

現在は、新型コロナ渦真っ只中ということもあり、会員同士の直接の交流は控えられているが、通常時には活発な交流が行われているようだ。市川さんがクラブに入会したのは65歳の時で、きっかけは仕事の引退だったという。

これからはダイビング三昧と思った矢先、シニア1人ではなかなか受け入れてもらえず、困っていた時にこのクラブを知り門戸をたたいた。

初めて参加したクラブの親睦会でびっくりしたのは若者扱いされたこと。それもそのはず、クラブの平均年齢は70歳。おかげですぐに打ち解けることができたという。                      
「83歳でも現役でダイビングを楽しんでらっしゃる方の話も聞いてますし、年齢と体力面に関してはシニアからでも十分間に合うと感じています。幅広い年齢層、ご経歴の方が集うので、仲間も見つかりますよ。もちろん、安全面に関しても気を使っています。平均年齢70歳のクラブということもあり、シニア世代の安全面に気を配れるダイビングショップとお付き合いしたり、ダイビング安全指導講師をお招きしてクラブ主催の安全セミナーを開催したりしています。

当クラブの宣伝になってしまいましたが、クラブに入会しなくても、ダイビングはもちろんできます。水中の世界というのは陸上とは違った非日常空間。無重力でフワフワと空を飛んでいるような感覚を楽しめます。ダイビングは暇つぶしの趣味という位置づけではなく、どっぷりのめりこむ生きがいにきっとなると思います。」

クラブを足がかりにダイビングの扉を開けてみては?

市川さんのお話のとおり、クラブに入会しなくてもダイビングはできるので、一度話を聞いてみるのもいいかもしれない。クラブを足がかりにダイビングの扉を開けてみてはいかがだろうか。

ちなみにクラブに入会すると、会員同士でのダイビングツアーのほか、さまざまな同好会にも参加可能。さらに年4回発行している会報では、会員のダイビングレポートを読むことができる。シニアダイバーの目線から語られるダイビング記事は少ないので必見だ。

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PROFILE
アウトドアレジャー予約サイトの取材ライター出身。いままでに取材した日本全国のアウトドアカンパニーは130社ほど。ネットワークを活かした記事作りが得意!?かもしれない。一番好きなアクティビティはダイビング!とは言い切れないかもしれない。
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