ダイビングを通じて恋のチャンスを増やす方法
おもしろい質問が来ました。
「たまにダイビングの恋バナを紹介していますね。
私はかれこれ10年伊豆に通って潜っておりますが、そういうことは一切ありません。
兆しすら感じません。
やはり一緒に行動することの多い都市型のダイビングショップじゃないとダメなんでしょうか?」
(ごんちち/男性/400本/43歳)
状況のせいではなく、ごんちちさんのパーソナリティに問題が……ゴホン、失礼しました(笑)。
同じことを言っても人によって受け止め方は違います。
例えば、以前リサーチした末に行きついた、女性に響く素敵なひと言。
「あなたと潜っているとこちらまで楽しい気分にさせられます。ありがとう」
素敵なオジサマがこんな素敵なフレーズを言えば、相手もキュンとくるかもしれませんが、素敵でないオジサマだと「キモッ」になることすらあります(笑)。
そんな身もふたもない前提を踏まえた上で、個別状況がわからない以上、今回は“チャンス”にスポットを当てて考えてみます。
おっしゃる通り、いわゆる現地型のダイビングサービスでは、たまたま海で居合わせただけのゲスト同士ということが多く、その点、ショップの車に乗ってやってくるショップツアーの方が一日中行動を共にしますから、よりチャンスは多いでしょう。
また、サークルといった意味も含んでいますので、所属意識の中で仲が深まりやすく、その関係性の中で攻略法も見つけやすいでしょう。
ただ、現地型のダイビングサービスでも、“チャンス”を作る方法があることを、多くのガイドさんが証言しています。
かわいそうなごんちちさんのために(笑)、そのとっておきの方法を伝授します。
ずばり、伊豆のガイドさんたちに、カップルができる状況を聞くと、複数の回答があったのが“帰りの電車”。
ダイビング後、電車の場合、駅へまとめて送迎するので、自然に一緒に帰る流れになりやすいのです。
そうすれば、電車でプチ合コン状態。
とても自然な流れですし、いきなり初対面の合コンと違い、すでに一緒に潜っているので話も弾むことでしょう。
特に異性として意識するような相手でなくても、ダイバーの輪が広がるのは楽しいものですよね。
これが車だとなかなかそうはいきません。
公共の空間である電車と違って、プライベートな空間である車だと、たとえ帰る方向が一緒でも、いきなり「乗っていきますか」は少しハードルが高いかもしれません。
ということで、ごんちちさん、とりあえず電車派にチェンジの方向で!
ただ、ここで注意点があります。
ガイドさんはよくゲストを観察していますので、「この男と帰らせたらマズイ」「女性ゲストに嫌な思いをさせてはいけない」という判断から、さりげなく時間差で帰れるような配慮をする場合が多々あります。
なので、まずはガイドを味方につけることが何より大事。
女性の前に、ガイドさんを口説くのです。
鼻息荒く、「彼女が欲しい」と顔に書いてあり、前かがみな姿勢でいると、ガイドさんから要注意人物のレッテルが貼られ仕分けられてしまいます。
背筋をピンと伸ばし、顔には「スマートですから、私」とシレッと書いておきましょう。
まずは、ガイドさんとのコミュニケーションを厚くしてから女性への流れが、遠回りに見えて、実は近道。
ガッツは出してもガッツくな、です。
一体、自分は何を書いているんでしょうか……。
いずれにせよ、現地型ダイビングサービスに通うのであれば、常連になることもチャンスは広げる方法。
常連同士のコミュニティーでチャンスを増やしたり、常連として新しいゲストへの優位性を活かしたりしつつ、あとは電車通いを続ければ、きっと彼女ができる……かどうかは、結局あなた次第というスパイラルなので、この辺で。
※アドバイスのある方は書き込みをお願いします。
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