海でダメージを受けた肌から美白へと戻る方法
今年は予報よりも桜の満開も早く、各地の桜祭りの予定もずれてしまったところが多かったのでないでしょうか。
4月5日~7日までの2013年のマリンダイビングフェアも大盛況に終わり、会場で声をかけてくださった皆様ありがとうございました。
また、オーシャナ限定エステプランのご予約も4月に入り何件かいただいております。
引き続きご予約を承っておりますのでご興味がある方は一度お試しになってみてください。
今回、マリンダイビングフェアでお声をかけていただいた皆様にまず言われることが、「どうしたらそんなに色白に戻れるんですか?」や「どのくらいで白く戻るんですか?」ということ。
自分ではそこまで白くなった気はしないのですが、確かに最近潜れてないな。。。。なんて思い、日焼けから色白に戻るまでどのくらいかかるのだろうかっと考えてみました。
何年か前に比べると日焼けあとがなかなか消えなくなったのは確かなのですが、「日焼け」とはお肌とどんな関わりがあるのかどうしたら日焼けあとを早くなくすことができるのかを今回はお伝えしていきたいと思います。
お肌のターンオーバー
ターンオーバーとはお肌の新陳代謝やお肌の生まれ変わりのことをいいます。
皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」からなり、さらに表皮は一番内側から「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」と4層構造になっています。
基底層で生まれた細胞は形を変えながら表皮に押し上げられていき、無核となり死んだ状態で角化細胞となります。
この細胞は新しい細胞に押し上げられるようにして表皮まで上がり、最後は垢となって自然に剥がれ落ちる構造となっています。
このように表皮は絶えず入れ替わっているため、表皮に傷がついてもかさぶたとなって剥がれ落ち、綺麗な肌に生まれ変わるのです。
実はこの生まれ変わりのサイクルが色黒から色白に戻るまでの速度に大きな関わりがあるのです。
部位によっては違うターンオーバーの速度
ターンオーバーの速度は体の部位によって異なります。
文献によって異なりますが、およそ28日~56日程度と考えておくと良いかもしれません。
もちろん、これは部位によっての違いもありますが、手や足などの末梢は血行の関係もあり比較的遅いパーツになりますが年齢を重ねるごとにお肌のターンオーバーは遅くなります。
その後、角質細胞となって剥がれ落ちるまで14日ほどです。
年齢によりターンオーバーの周期が変わる
ターンオーバー周期には個人差があります。
一般的には加齢とともに新陳代謝が低下し、30代から40代になると45日程度はかかると言われています。
年齢と共にちょっとした傷も治りにくくなっていくのはそのせいなのです。
傷が治りにくくなるのと同様、日焼けのあとが消えにくいのはこの影響があると思われます。
クリニックでのレーザー治療を例にとっても、レレーザー治療後、皮膚がかさぶたになり剥がれ落ちるまでに通常1週間程度ですが、50代くらいの方から遅くなる傾向があり2週間程度、さらに遅い方で3週間以上かかる人もいらっしゃるそうです。
肌がくすむ、シミが増えた・濃くなったなどの症状が現れたらターンオーバーの機能が低下しているサインだと見逃さないようにしましょう。
正常に保つコツ
ターンオーバーは遅すぎても早すぎても肌トラブルの原因となります。
正常に保つためにも睡眠時間や規則正しい生活、バランスの取れた食生活、ストレスを溜めないなど、基本的な日常生活習慣をもう一度見直してみましょう。
ターンオーバーが遅い場合は角質が溜まりくすんだり、薄皮を重ねたようなごわつきが出てきます。
逆に顔を一生懸命洗いすぎたり、角質ケアばかりしているとターンオーバーが早まってしまいます(この状態は毎日日焼けして、日焼け後のきちんとしたお手入れをせずに毎日日焼けし続けることと同じことになります)。
ターンオーバーが早く乱れた肌は核を持ったまま(不全角化)表面に押し上げられた状態となり、未熟な細胞のまま表面に上がり、水分を保持することが難しくなり乾燥したりします。
日頃から1週間~2週間に一度のピーリングを行うことや、年齢にあったスキンケア用品を使うことが非常に大切になります。
日焼けはお肌の健康状態と一緒で年齢にあったお肌のお手入れやスキンケア用品を使用することで、日焼けしてしまったお肌を色白へ戻すスピードを早めることができます。
30~40代へと年齢を重ねていくほど、栄養分の高い美容液などを使用してあげましょう。
一度日焼けをしてしまったからといってあきらめないで、お肌も生きていて生まれ変わるということを忘れないであげてください。
美の館 オーナー美沙子
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