Google検索数で選ぶ、日本のダイビングポイント・ランキング20 ~人気の海がひと目でわかるインフォグラフィック付~
みなさんはダイビングに出かける時、まずは何から始めますか?
ダイビングショップのスタッフに直接LINE……
馴染みのお店がある方はそうかもしれませんね。
しかし、初めて訪れる場所であれば、必ずどこかのタイミングでググる(Webで検索する)のではないでしょうか。
その結果、Googleには膨大な量の検索データが蓄積されています。
という事は、検索回数が多い場所=人気のポイントと言えるかもしれません。
毎年さまざまな場所で「人気ダイビングポイントランキング」が発表されていますが、今回はGoogle的人気ダイビングスポットを検証して行きたいと思います。
今回はGoogleが提供するキーワードプランナーで、「ダイビング (ポイント名)」および「(ポイント名) ダイビング」の平均月間検索ボリュームを調べてみました。
対象としたダイビングポイントは全国250ヶ所、平均月間検索ボリュームの総合計は50530回です。
尚、あくまで検索された回数の多さなので、実際の人気と必ずしも比例するわけではないことにご留意ください。
やっぱり島が人気!紀伊半島や湘南三浦エリアも善戦
奄美大島や屋久島などを抱える薩南諸島と、八丈島や三宅島を抱える伊豆諸島の検索ボリュームの大きさが目立ちます。
串本などを抱える紀伊半島と、葉山などを抱える湘南三浦も善戦しているといえるでしょう。
一方で東北や東海エリアは虫メガネが肉眼で見えるか見えないかの大きさに…
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、今回全国250ヶ所のダイビングポイントを15のエリアに分けたのですが、上記のインフォグラフィックには2地域ほど掲載されていないエリアがあります。
圧倒的な人気の2大巨頭!
あえて載せなかったのにはわけがあります。
虫メガネの大きさが大きくなりすぎて、他のエリアの事がよくわからなくなってしまうんです。
ということで、先ほどのインフォグラフィックに載せなかったのは伊豆半島と宮古八重山諸島。
その2つがこちら。
圧倒的!!
その検索ボリュームは、先ほど取り上げた薩南諸島や伊豆諸島の3倍以上!
伊豆半島を中心に活動している筆者としては嬉しい限りなのですが、せっかく暖かい海、冷たい海の双方を持ち、世界でも希に見る豊富な海洋生物相を持つ日本にいるのであれば、全国的に盛り上がって欲しいものです……。
Google的人気ポイントランキング20
スポットごとの平均月間検索ボリューム第1位から第20位までをドドーンと発表します!!
第1位 | 石垣島 | 4660件 |
---|---|---|
第2位 | 宮古島 | 3810件 |
第3位 | 大瀬崎 | 1950件 |
第4位 | 屋久島 | 1920件 |
第5位 | 八丈島 | 1650件 |
第6位 | 串本 | 1440件 |
第7位 | 初島 | 1330件 |
第8位 | 富戸 | 1050件 |
第9位 | 伊豆大島 | 1040件 |
第9位 | 奄美大島 | 1040件 |
第9位 | 柏島 | 1040件 |
第12位 | 雲見 | 1030件 |
第12位 | 久米島 | 1030件 |
第14位 | 与那国島 | 890件 |
第15位 | 井田 | 770件 |
第16位 | 西表島 | 750件 |
第17位 | 川奈 | 740件 |
第17位 | 与論島 | 740件 |
第19位 | 伊豆海洋公園 | 670件 |
第20位 | 勝浦 | 630件 |
日本が世界に誇る石垣島が第1位。
日本一のダイビングスポットと称される大瀬崎も第3位に食い込んでいます。
さすがにベスト20だけあって、押しも押されぬ人気スポットが並びます。
現地の方には失礼かもしれませんが、この中で見ると若干マイナーな井田や川奈、勝浦の善戦は素晴らしいですね!
この夏のダイビング、行き先が決まっていない方はぜひ参考にしてみていただければと思います!
(ライター/細谷 拓)