ダイブミュージックを提唱したい

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ども、太陽系方面担当副部長です。
和尚にダイバーよりサーファーがもてるのはなぜか質問したんですが、キャバクラとかにいそうな派手な女の子に目がない私には、いまいち納得のいく回答ではなかったので、自分で考えているうちに、ダイビングには音楽が足りないことに気がつきました。No Music No Life あらため No Music No Dive です。


モテとかそういうのを抜きにしても、やっぱりダイビングは、全般的なブランドイメージの向上を図るべきではないかと思います。ちなみにブランド・イメージとは、「消費者の記憶の中にあるさまざまなタイプのブランド連想の反映である」と定義されてました。正確な意味はわかりませんが、要するに「なんとなくそんな感じがする」の積み重ねが大事ということでしょう。
そういう意味でいうと、例えばサーフィンをやってる芸能人といえばキムタクとか坂口健二とか山口達也なのに、ダイビングといえば的場浩司とか的場浩司とか的場浩司なこととか(個人的には大好きですが)、サーフショップの車がワーゲンバスとかGMCのピックアップトラックとかなのに、ダイブショップの車がハイエースなこととかハイエースなこととか(あくまでイメージですが)、そういう細かい印象の積み重ねが重要なのです。
そしてその中でも大きな要素のひとつが、音楽ではないでしょうか。耳の記憶は残るからね。それで、サーフィンは特定の音楽とイメージ的に結びついているのに、ダイビングはいまいちそれがないのが大きいのではないかと思い至ったわけです。
例えばサーフィンは、古いところだとビーチボーイズとか、最近だとジャックジョンソンとかGラブとか、ややメロウでアコースティックな感じの西海岸なサウンドがサーフミュージックとしてジャンルづけられています。一方でガレージ系のネオサーフとかメロコアなんかのハードなのも、サーフィンと結びついています。さらに日本で言えば、ユーミンとかサザンとかの湘南をルーツにした音楽も、湘南でサーフィンが盛んというだけでサーフィンに持ってかれてしまった。じゃあダイビングでも対抗して伊豆サウンドとかないかと考えてみると、「天城超え」とか「兄弟船」とか演歌の方向にいっていまう気がする。あと民族音楽系というか、ワールドミュージックとかで、レゲエなんかもありますが、あれも気持ちよくなる葉っぱの文化とかも含めて、サーフィンな感じです。さらに、ハワイアンも「アロハスピリット」ともどもサーフィンな感じです。
そういうわけで、このダイビング・ドット・コミュでダイブミュージック的なものを発掘して、広く認知させていきたいと思います。最終的にはコミュでもってコンピレーションCDとか出せたらいいなと思います。基準としてはピースでハッピーでラブな感じがありつつ、南の島的なルーツを感じさせるもの。そして、まだサーフィンにイメージを奪われていないものが条件です。
例えばこんなのどうでしょう
The Trojans – Gaelic ska

この辺のスカとかロックステディとか、穴場ではないかと。ちなみに真ん中でピアニカ吹いてるおっさんは、ギャズ・メイオールといって、ずーっと昔、日本のカセットテープのコマーシャルにも登場して、当時はよく来日もしてました。最近もフジロックとかにDJとして来日していたと思う。彼らは「Save the Earth」とか「Earth First」とか環境問題を80年代からテーマにしていたし、ロハスなところもイメージとしてグッド。というわけでこれからは海辺でピアニカがクールなダイバーの代名詞です。肺活量も増えるし、いうことなし。
あと琉球音楽とかあるわけですが、なんでもかんでも沖縄に押し付けるのは、ないちゃーの悪しき習慣だと思うので今回は取り上げませんでした。というか、某ダイビング雑誌の編集部のカラオケで「島唄」と「島人ぬ宝」を何度も何度も聞かされて、ちょっと食傷気味なので、ほかを開拓してみました。
おまけ The Trojans – Riding for a fall

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