ダイビングでダイエットできる？

腹の出っ張りが気になる三十路ロード。

そんな痩せたくて、モテたくて仕方ないお年頃には、
ダイエットは切実な問題。

ダイエットとはカロリーのマネージメント。
食事でカロリーを制限し、運動でカロリーを消費し、
筋力をつけて基礎代謝を上げるのが基本。

ここでオジさんダイバーは思う。
「ダイビングってどれくらいカロリーを消費するのだろう？」

そこで、数あるカロリー計算サイトを総合し、
主なスポーツの運動中のカロリーを出した結果が以下。
※体重や筋肉量、運動内容の質によって数値は異なるので、あくまで参考程度です。

■消費カロリーの目安　※体重50㌔・10分間の場合
スキューバダイビング60、エアロビクス40、サイクリング35、ジャズダンス50、ジョギング80、水泳（クロール）145、スキー60、テニス　　　 60、サッカー75、バレーボール50、ボウリング25、ラジオ体操40、
デスクワーク15、洗濯20、テレビを見る12、入浴30、階段を上る60

これによると、ダイビングはテニスやスキーと同じぐらい、
ジャズダンス、エアロビクス以上となるが、
個人的にはそんなに激しくないような気も……。

慣れてくれば余分な力もほとんど使わなくなってくるので、
そういう意味では無駄な力を使うビギナーの方がダイエットには効果的かも。

ダイビングの１日の消費カロリーをおおよそで計算すると、
まず、１本40分潜ると消費は２４０㌔カロリー。
一般的には２本潜るので、さらに２４０㌔カロリー。
器材を背負ったり、エントリー＆エグジットでさらに１５０㌔カロリー。

結果、50㌔の女性で、合計６３０㌔カロリーといったところ。

５００㌔カロリーのカップラーメンや８００㌔カロリーの
生姜焼き弁当を食べてしまえば、あっという間に終わり。

通常の生活よりは消費カロリーが高いのは間違いないので、
継続的に続ければそれなりの効果はあるかもしれないが、
たまのダイビングだけで痩せようというのは虫のいい話かも……。

テラ（和尚）

法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール／コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書：「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD：「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal