実験君! 野生のカンvs音の常識

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ダイビング界の常識を打ち破るべく実験!

【音の常識】
人は左右の耳に音が伝わる時間差で音の方向を判断する。
しかし、水中では陸上の4倍の速さで音が伝わるので、
人間の耳では時間差を感知できなくなってしまう。
結果、水中では音の発信方向はわからない。

【野生のカン】
水中でガイドがベルを鳴らしたときなど、何となく方向がわかるし、
実際にそちらを振り向くとガイドがいる。
意外と音の方向ってわかるんじゃないの?

耳を自在に動かせるという特技を持つ僕には、
きっと野性が残っているに違いない。何だか自信あり!

ってことで、実験君〜。
ダイビング



http://www.youtube.com/watch?v=wbvObLX8qco

【結論】
音の方向、まったくわかんね!

皆さま、改めて水中での鳴り物は「気がつかせるためだけ」のものなので、
はぐれたときには頼りにしませんように。
また、あまり鳴り物を多様すると、他のグループをキョロキョロさせてしまうので、
緊急時の使用にしましょうね(特にブザー)。

※実験してほしいこといつでも募集中!
u-mix@diving-commu.jp

 

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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