フォト派・欧米ダイバーの気持ち!?

前回、フォト派は何カットまで粘って良いか?という記事を書いた。
※前回の記事は→こちら

しかし、これは「日本人のみに通用するかもしれない?」と思わせる、
欧米人ダイバーに関する証言をひとつ。

(海外在住の女性ダイバーより)
彼らはマクロがとても好きです。彼らはマクロを発見すると、ひたすら
写真を撮っています。私たち日本人は自分が見つけてもカメラを持って
いるダイバーに教えて譲り合いながら、3,4,5シャッターくらいで交代し
ながら、みんなで写真を撮ると言ったら、彼らは、そんなことでは綺麗
な写真が撮れないといいます。彼らは『自分が見つけた物は自分がず
っと撮っていいんだ』 てな考えなんですよね。 ガイドがマクロを教えて
くれると彼らは全速で争って行きます。 そんな光景を見ていると私は
写真を撮る気がなくなりました。彼らは周りをまったく気にすることも無
く自分が納得するまで写真を撮り続けます。彼らは私に言います。君
はもっと根気強く写真を撮ったほうがいいと。でも、迷惑かけるし、ロス
トするし。と言うと、そんなんでは良い写真は撮れないよ!って彼らは
いいます。お国柄?日本人は消極的? 私はみんなで楽しく写真を撮
ってダイビングや写真を楽しみたいのですが、 考えが甘いのでしょう
か。でも、私はそこまでして良い写真を撮ろうと思わないんです。国が
違えばマナーも違うっておかしな話ですよね。

この例は極端かもしれないが、
欧米人はじっくりと撮影する傾向にある気がするのは確か。

バディ同士で自己責任で潜っている彼らは、
“生物を見せてもらう”という感覚ではなく、
“自分で探した”という感覚なのかもしれない。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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