本当はかっこ悪いスクーバダイビング

どうも、最近「ダイビング魂」に強力な連載陣が加入し、もはや「オワコン」扱いされ隊員プロフィール紹介ページでもいつの間にか一番下に追いやられている太陽系方面ほにゃららです。かかる崖っぷちな状況を打破するために、今回から起死回生の新しいシリーズを始めようと思います。名付けて「本当はかっこ悪いスクーバダイビング」!

企画趣旨

ダイコミュには、ダイビングやダイビングに関わる人たちの魅力や素晴らしさを訴える記事、いわば「ダイビング讃歌」が並んでいる。このためダイコミュを読んでいるとついつい「ダイビングってかっこいい」「ダイバーって魅力的」などと感じてしまい、ついには「ダイビング始めたらモテるんじゃないか?」「ダイビングやったら生涯のバディに巡り会えるのではないか?」などという安易な結論に陥りがちである。しかし現実はどうだろう? どんなにかっこいい彼も、かわいい彼女も、ダイビング後にまじまじと見つめるならば、おでこにはシリコンの跡がくっきりと残り、目は赤く充血し青っ鼻が糸を引き、何事もなかったような顔をしているが、実はウエットスーツの中を行き場を失った小便が右往左往しているのである。このような状況において、ダイバーだからといってモテることはほとんどないし、ダイビングですてきなバディに巡り会うことなど滅多にないのである……否、少なくとも私の経験に限れば、悲しいまでにモテないし、すてきな出会いなどこれまでただの一度もなかったのでである。そうなのだ、ダイコミュに登場しているダイバーや語られる体験談はやたらとすてきだが、それは彼ら彼女らがダイビングしていなくてかっこいいしすてなだけなのだ。  だまされていはいけない、マスメディアはそれほどウソはつかないが、都合の悪い真実は語ってくれいないものなのだ。というわけでさっぱりモテない40代独身の私、太陽系ホニャララが、おそらくは大多数を占めるであろうモテないダイバーのかっこ悪いダイビング体験、そう、「ダイビング讃歌」ならぬ「ダイビング惨禍」を紹介することで、マスメディアが作り上げた「ダイビングかっこいい」幻想を打ち砕きダイビングの真実を伝える、それがこの「本当はかっこ悪いスクーバダイビング」なのだ。

 

というわけで、第一回は、最近婚約などしやがり、ガイドブックを作れば世界遺産に指定され発売前から増刷の噂も出るというリア充ぶりを発揮しているしょうたろうに対抗し、「本当はかっこ悪いスクーバダイビング、小笠原丸でゲリか?ゲロか?」を紹介する予定でしたが、長くなりましたので、次回ということにしたいと思います。

あと、前回ご紹介した新シリーズ潜人さんですが、誰もイラストとか書いてくれないので、またもやボツのにおいがぷんぷんしているのであります。

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