モル日記④ スキンで明るいダイバー生活
今月の『マリンダイビング』10月号の連載内でも触れているように、
スキンダイビングはダイビングの基本。
スクーバではわかりにくいダイバーとしての力量もスキンを見れば一発。
特に僕らより上のダイバーたちは、器材に頼らず体ひとつで海と付き合う、
“泳ぐ”ことと“素潜り”を重要視し、せっせと練習に励んでいた。
ただ、器材のおかげでどんなに力量のない人でも
手軽に海を楽しめようようになり、
それが業界の裾野を広げているわけでもあるので、
“自分の力量の範囲”で潜ればそれはそれでいいとも思う。
なので、「素潜りできない奴はダイバーじゃねぇ!」
などという気はさらさらないのだが、大学の4年間、
スキンダイビングの練習をみっちりやってきた
通りすがりのお節介オジサンとしては、
スキンダイビングの素晴らしさを伝えたくて
ジュンジュンするわけである。ウズウズか。
詳しくは雑誌を見てほしいが、
スキンダイビングの基本型・ジャックナイフを覚えれば、
女性でも7〜8㍍くらい簡単に潜れるようになり、
イルカやらクジラやらと仲良しになるというドキが夢夢なわけだ。
ジャックナイフはいかにスムーズに
“腰を90度に曲げる”
かがポイント。
そのコツとして、雑誌では
“ヘソの下に目標物を定めて最後まで目を離さない”、
“パンツを脱ぐように”
とよく書いている。
モルディブでも合間を見てスキンダイビングを楽しんだわけだが、
マイミクさんにお手本動画を撮っていただいた。
“パンツを脱ぐように”ってことをわかりやすく伝えるには、
そりゃ実際にパンツでやってみせればいいと、
はりきってパンツ一丁なわけだが、
パンツを脱いでしまったら大変なブツをご覧にいれることに
なってしまうということに直前まで気が付かないのは、
我ながら浅はかというか
そもそも想像力が著しく欠如しているのだろう。
おっぱいポロリは大変喜ばれるが、
てぃんてぃんモロリは犯罪行為として罰せられるだけである。
というわけで、ただパンツでスキンダイビングをしている
変なオジサンなわけだが、
スキンダイビングは上手なのでご覧あれ。
※動画提供:なつさん
スキン上手にダイビング下手なし。
これ本当です。