お誕生日会
本日、誕生日。
なっちまったよ、ゾロ目。33歳。
33歳だ〜。オヤジだ〜。
いいんだよ。出てきて。
グリーンだよ。知ってるんだから隠れてるのは。
ほら、急に机の陰から立ち上がって歌ってくれちゃうんでしょ?
ほら、ほら、早く〜。ハグしよ、ハグ。
俺、「サプライズ!」って感激する準備万端だよ。
ハァ〜〜〜〜。
まさか、1年に一度の記念日を古巣の会社で迎えるとは。
しかも、最初の画像を面倒くさそうに撮ってくれた唯一の社員も帰ってしまい、独りぼっち。
暗澹たる気分。ハグって入力したとき剥ぐって出たし。
「誕生日なんて1つ歳を取るだけじゃん」
とクールに決められる性格でもないので……、
よし、深夜の一人誕生会、開催!
何だか、テンション上がってきた!
あはははははは。
ゴホン。静粛に皆さん。
俺一人だし〜。
え〜寺山君の33歳の誕生日を祝って、みんなで歌を歌いましょう。
だから俺一人だし〜。
あ! ちょっと待った〜〜〜!
待つ人いないし〜。
歌の前にケーキだな、ケーキ。
そうだよ、誕生日にはケーキだよ。
ってことで、コンビニでケーキをゲット!
うまそう[m:46]
しかし、ローソクが売っていない。
コンビニ3軒はしごするも売っていない。
こうなりゃ、ローソクに一番似たもので代用すりゃいっか。
ってことで、歯垢落としをゲット!
うん、何だか似ているよ。
どっからどう見てもローソクだな、これ。
よ〜し、いよいよ歌だ歌。
ちょっと待った〜。
だから、俺一人だし〜。
ローソクには火つけないと、火。俺としたことが。
でも、このローソク、歯垢落としだしなぁ。
よし、火は作っちまえ。
カキカキ、チョキチョキ
ケーキに火が付いた!
パチパチパチパチパチパチ。
ケーキだよ。これ、バースデーケーキだよ。
ちなみに、大きい火が30歳の1本であとは1歳の火が3本。
どうでもいいし〜。
よし、電気消そう!
ってか、真っ暗だし〜。
そりゃそうだん、うん。点灯。
明るくたっていいもん。明るい未来だこのヤロー。
さて、いよいよ歌を歌おうじゃないか。
そこの寺山君とヒデちゃんと和尚様、準備はいいかい?
ハッピバースデー、ぽっくん〜[m:72] ハッピバースデー、ぽっくん〜[m:72]
ハッピバースデー、ディア、ぽっくん〜〜〜〜〜〜〜。
ハッピバスデー、ぽっくん〜〜[m:71]
ふ〜〜〜〜
消えねぇし〜。
パチパチパチパチパチパチパチ。
ということで、最後に寺山君から挨拶をちょうだいします。
え〜、たくさんのお祝いメッセージありがとうございました。
すごく励みになりました。何だかいい歳になりそうです。
だって、ほら33だから……
散々な歳!
いやいや違う違う。
燦々(さんさん)な歳でいこう。うん。
とりあえず、今の状況は散々だけど……。
さて、入稿、入稿。