2008年の抱負……なのか!?

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新年あけましておめでとうございます。
年末年始は、
まったく海やダイビングを忘れてみようと実家に引きこもり。
肉屋の特権を活かし、ビール両手に、
すき焼き、ステーキ、焼肉、時々モチという年末年始。
好きな作品である「吉原炎上」で乳を出さなかった観月ありさに
どうしても納得いかない(割と本気で)以外は、
基本的には幸福な時間を過ごし、やっと実家から帰ってきた次第。


この“ダイビングと距離を置こう”という気持ち。
普通、ダイバーは仕事や会社などと距離を置きたくてダイビングをする。
でも、僕の頭の中は基本的には毎日ダイビングのことでいっぱい。
しかも、2008年はもっともっとダイビングと付き合っていくことになる。
結果、年末はとにかくダイビングのことが忘れたくて忘れたくて。
実は年末に海外脱出というお誘いもあったのだが、
パラオだろうがモルディブだろうがタダだろうが行く気にはなれなかった。
そんなわけで、
年末年始はダイビングのことを忘れてリフレッシュしたが、
ふと今日になって、
「俺、ダイビング嫌いなのかな……」と少し寂しい気持ちに。
で、自分に問いかけてみた。
「潜りたい?」
すんごく潜りたい! と早速、予約を入れた。
そう。ダイビングはやはり好きなのだ。
しかし、思うに僕にとってダイビングはもはや恋人ではない。
言ってみれば7年目の妻なんだと思う(ダイビングとは13年目だけど)。
とてもお下劣な例えしか思い浮かばず恐縮だが、
“やりたくてやりたくて仕方ない”新婚時代も
3年目になって“まあ、やればやったで気持ちいいからやっとくか!”となり、
7年目ともなれば、やや倦怠期で少し距離を置きたい気分。
で、7年目の僕の今の状況は、
長期出張から帰ってきてたまりまくっているので、
“じゃ、お久しぶりにやっちゃう?”ってなものなのかもしれない。
このときに、Tシャツ1枚だとなお萌える。いや、燃える。
以上、結婚したことないので、すべて想像だけど。
つまり、僕に必要なのは“ためること”と“新鮮なシチュエーション”。
自分にとってダイビングは“いて当たり前の存在”なので、
確実にその価値が薄れてきている。
エクスタシーまでのハードルはなかなか高い。
でも、これはダイビングが嫌いなわけになったわけでなく、
ダイビングとの関わり方、そして僕の思考がマンネリ化してしまったのだと思う。
ということで、2008年の抱負につながるわけだが、
まずは小出しにせずに“ためよう”と思う。
去年はダイビングや海について、
言いたいことややりたいことの3割くらいしかできていない。
残りの7割は食べるために過去の財産でダイビングを消費しただけ。
これをとりあえずはイーブンにしたい。
ネタも地道にためにためて、少し先になって大放出したい。
たまったあとに出す快感はとてつもないのである。
そして、新しいシチュエーション。
世界中にはまだまだ数え切れないほどの海がある。
貪欲にこれら新しい海を目指さなければならない。
スケスケのネグリジェがあれば着てもらい、
南蛮渡来の媚薬があれば塗りたくり、
49手目を自分が見つけるくらい、貪欲に試さねばならないのだ。
何を言ってやがる。
それに、ダイビングをテーマにできそうなことはまだまだある。
夫と血がつながってはいない子供をシレッと育てている妻は実は結構いるという。
自分の知らない妻の一面というものはきっとあるはずなのだ。
例えが間違っている気がするけど。
ということで、
2008年は7年目の妻との関係を見つめ直し、違うアプローチ
をしてみたい。
そして最終的には、うちの両親みたく、
たとえ肉体関係がなくても精神的に強固に結びつき、
結婚して30年以上経っても仲良しな関係を目指したい。
あ、いや、肉体関係がある可能性も否定できないが。オエ〜。
うまいこと夫婦とダイビングとの関わりを掛けて
2008年の抱負にしてみたつもりが、
ただのとんでもない下ネタになってしまった気もするが、
気のせいであることを願う。
今年もよろしくお願いします。

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writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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