小顔ダイバーの新たな選択肢! TUSAの新製品「INO」で快適ダイビングを体験

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何もしていないのにダイビング中にマスクに水が入ってきて、何度もマスククリアをしてしまうなんてことはないだろうか。顔に合わないマスクを使っていると、マスクと顔の隙間から水が入ってきてしまったり、曇ってしまったりとダイビング中のストレスが大きくなることもしばしば。しかし、一方で自分の顔に合うマスクがなかなか見つからないという方も少なくないはず。

そんな中、さまざまな顔の形に合うようマスクの開発・販売を進めるTUSAから、今年は小顔の方向けの「INO Series」が発売開始!

どんな悩みを解決してくれるのかというと…

  • ・何もしていないのに水が入ってきてしまう
  • ・マスクの着脱時やバックルの調整時に髪の毛を巻き込んでしまう
  • ・顔にフィットしない、フィットしているかわからない

TUSAの営業担当によると「INOは、日本国内で市販されている大人用のダイビングマスクとしては、もっともコンパクト・小顔の方にフィットするマスクではないか?」とのこと。今まで合うマスクがなくてキッズサイズを使用していた方や、なんだか今のマスクが合わないと思う方は必見。イタリア語で「小さい」「可愛らしい」という意味の「INO」が解決する小顔の方の悩みとその技術を紹介していこう。

3Dスキャナー解析から生まれた小顔ダイバーに合わせたスカートサイズ

小顔の方の場合、そもそものスカートサイズが大きく合わないということもしばしば。この場合、生え際にスカート部分が重なり、その隙間から水が入りやすくなってしまう。

そこで、TUSAでは小顔の定義を決めるため、3Dスキャナーで取得した日本人や外国人のさまざまな人種の顔データから、顔の中でフィッティングに影響する場所(眉毛と生え際の間、目じりともみあげの間、目の位置、鼻の幅や高さ、おでこや頬骨の凸量など)すべてのポイントを座標データとして整理し“小顔”を定義。

結果、従来のものよりスカートサイズが小さいものとなった。

小さくしすぎると眉や目尻にかかってしまうため、いたずらに小さくなったわけではなく、データから割り出されたベストなフィッティングラインに設計されている。

顔の大きさに追従するフィッティングリング

マスクのストラップは通常フレームについていることが多いが、INOはスカートの根元あたりが肉厚になっており、そこに直接取り付けられている。これによりマスクをつけるとストラップでスカート部分が直接引っ張られ、顔に接触する部分は内側に沿っていくため、細い顔の方にもより密着しやすくなっている。もちろん、幅広く平たい顔の方にも従来のものより密着しやすいので使ってみてほしい。

顔の形状に応じてスイングする接触面

顔に接触するスカート部分がさまざまな顔の形にフィットするように設計されているのもINOの特徴。一般的に、スカートはフレーム部分から顔に当たる部分までの真ん中あたりが内側に少し折れ曲がっている。この曲がっている部分から外側が顔に接触するのだが、INOではこの部分の根元にうすい溝を作って、顔が当たる角度に合わせてスイングするようになっている。

こうすることで、おでこの角度がねてる人、立っている人、顔の中でも骨が出ている場所、窪んでる場所など、顔の形状に合わせてスカートが最適な角度に変形してシールされるため、より顔にフィットするようになった。口周りも薄く、より水が入りにくい構造に。

後頭部にすき間ができにくいストラップ形状

一般的な二股のストラップは二股になっている部分の長さが同一だが、顔と頭の形によっては後頭部とストラップの間にすき間ができてしまう。ストラップを強めに引けばすき間はなくなるが、違和感につながることも。そこで考え出されたのが二股の上の部分があえて短いストラップ。

すき間が発生しにくくなり、頭にフィットしやすくなった。さらに、上側のストラップは伸びやすくなっており、後頭部の上側の頭囲が大きい人でもあたりが強くならないため、違和感がほとんどなく装着することができる。

髪の毛の巻き込みを回避するバックル&ストラップ

マスクの着脱時やバックル操作時に髪を巻き込んでしまい、痛みやストレスを感じたことはないだろうか。特に小顔の方の場合、もみあげなど髪の毛がバックルの近くに位置していることも多くよくある悩みの一つとなっている。INOに採用されているスイフトバックルは、バックルに間口があり、髪の毛の巻き込みが抑制されるようになっている。

さらに、ストラップを見ると、位置を決めるための細かい“山”がなくなり、髪の毛が引っかかりにくく、巻き込みもしづらくなっているというわけだ。

エンドユーザーからの意見を反映したデザイン

INOの開発にあたり、TUSAでは展示会などリアルな場でユーザーから意見を集め、実際に反映して行った。フレームとスカートの間の段差をなくし、一体となったようなシンプルなデザインで、性別問わず合わせやすいのが特徴だ。

INO「Pro」シリーズには紫外線カットガラスと防曇フィルムが標準装備

INOには「INO」と「INO Pro」の二つのラインがあり、Proには前述した特徴に加え、紫外線カットガラスと防曇フィルムがデフォルトでついてくる。網膜に悪影響を与えるとされる高エネルギー可視光線、紫外線をほとんど通さないUV420ガラスは目からの日焼けを防いでくれ、反射防止機能も搭載されているため、視界も良好だ。防曇フィルムを内側に貼ることで、マスクの曇りを防止してくれるため、実際に使用しているインストラクターからは、毎回曇り止めを塗るストレスから解放されたという声も上がっている。使用状況にもよるが大体年に1回程度貼り替えれば問題なく使用できる。

INOシリーズはどこで買える? モニター会もあるので試してみよう

INOシリーズはTUSAを取り扱うダイビングショップや量販店で販売中。TUSAが行うモニター会でも試すことができるので、気になる方は実際につけてみよう。

INO試着時の注意:きちんとつけて、色んな顔をしてみよう

陸上でマスクを試着する際、ストラップをつけずに顔に密着させ、しばらく落ちないかどうかで合う合わないを判断するのが一般的だが、INOの場合はストラップがスカートに直接装着されているためストラップをつけて試してみよう。
ストラップをつけて、色んな表情をして、すき間ができないか、どれくらい密着するか試してみるのがおすすめだ。

今年はトレンドのアースカラーを取り入れた全14色が販売中。オプションなど、今後楽しみにしてくださいと、こっそり開発部門から伺ったので更なる展開も楽しみだ。小顔ダイバーはINOでダイビングを楽しんでみては!?

モニター会情報

WATER BORN FESTIVAL
第69回 10月14日(土)~15日(日)
第70回 11月8日(水)~9日(木)
第71回 11月11日(土)~12日(日)
フレッシュ大瀬ダイバーズデイ
第35回 10月15日(日)

▶︎TUSA Webサイト

INO Series

M1011SQB / M1011SQW – INO pro

¥20,000(¥22,000 税込価格)
・内容積:195cc
・フレーム寸法:84×154mm
・フィッティング寸法:105mm×120mm
・重量:197.5g
・ハードケース付き

・高エネルギー可視光線および紫外線カット加工「UV420Protection」を施し、反射防止機能も搭載した、透明度の高い光学ガラスレンズを採用
・曇り止めフィルムを付属

<交換パーツ>

マスクストラップ /M2004-060 ¥2,000( 税込価格 ¥2,200)
マスクスカート/M1011-040(クリア)、/M1011-060(QB, QW) ¥5,000( 税込価格 ¥5,500)
ストラップタイ/M2004-070 ¥100( 税込価格 ¥110)
アジャスターアッシー左/MU341L ¥2,000( 税込価格 ¥2,200)
アジャスターアッシー右/MU341R ¥2,000( 税込価格 ¥2,200)

M1011S / M1011QB / M1011QW – INO

¥16,000(¥17,600 税込価格)
[PAT.P]

・内容積:195cc
・フレーム寸法:84×154mm
・フィッティング寸法:105mm×120mm
・重量:197.5g
・ハードケース付き

<交換パーツ>

マスクストラップ /M2004-060 ¥2,000( 税込価格 ¥2,200)
マスクスカート/M1011-040(クリア)、/M1011-060(QB, QW) ¥5,000( 税込価格 ¥5,500)
ストラップタイ/M2004-070 ¥100( 税込価格 ¥110)
アジャスターアッシー左/MU341L ¥2,000( 税込価格 ¥2,200)
アジャスターアッシー右/MU341R ¥2,000( 税込価格 ¥2,200)

詳しくは製品ページから

Special Thanks:TUSA(株式会社タバタ)

世界の海が知っている。世界の海を知っている。TUSAは、世界80ヶ国以上で使われている総合ダイビング器材メーカーです。

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