ダイビングコンピュータ業界初!リサイクル海洋プラスチック素材を使用した製品がガーミンから登場

アメリカ発のGPS機器のパイオニアであり、ダイビングコンピュータメーカーとしても高い人気を誇る「Garmin(ガーミン)」が、業界初のリサイクル海洋プラスチック素材を使用したモデル「Descent G1 Dual Power Ocean Edition(ディセント ジーワン デュアルパワー オーシャンエディション)」を2023年12月7日(木)に発売すると発表

近年、海の生き物の命を脅かすプラスチック汚染の脅威が深刻化している。そこで、Garminはリサイクル海洋プラスチックをダイビングコンピューターの素材に使用するという業界初の試みに挑戦した。

時計(ケース、ベゼル、ボタン)に使われているプラスチック素材は、魚網をベースとしたリサイクル海洋プラスチックを採用。パッケージには、プラスチックを使用せず、非プラスチック印刷を採用している。また、レンズの保護用シールなども紙製を使用するというこだわりだ。ソーラー充電も搭載し、バッテリー寿命を延ばすと同時に、CO2排出削減にも貢献。またカラーは、シリーズ初となる明るいマリンカラーが配色されている。

また、本製品は、時計として洗練されたデザインでありながら、ダイビングアドベンチャーを楽しむための多彩な高機能を搭載した腕時計型ダイビング用コンピュータシリーズである「Descent」のひとつとしてラインナップ。ビギナーダイバーにもおすすめで、年間ダイビング数が少ない方にも手が届きやすいよう、日常使いでも活用できるスマートウォッチとしての機能性と操作性、アクティビティにも適した機能を充実させ、手頃な価格設定で展開されていることも特筆すべき点。軽量でコンパクトなサイズ感は、水中でも扱いやすく、女性ダイバーからも好評だ。

もちろんプロダイバーにもおすすめの充実の機能を搭載。ダイブモードでは、単一ガスモード、マルチガスモード、ゲージモード、アプネアモード、スピアモード、CCRモードの6つから選択可能という充実ぶり。水面でのGPS機能は、ダイビングの開始位置と終了位置を自動的にマークし、ログデータで潜水ポイントを確認。水面でのGPS機能は、ダイビングの開始位置と終了位置を自動的にマークでき、浮上後に開始地点に戻るナビゲートが可能。水中では電子コンパスで進行方向などを案内する。ダイビングコンピュータのアルゴリズムは、ビュールマンZHL-16cが採用されている。

専用のアプリ「Garmin Dive APP」ではGPSで記録した位置を確認できる

専用のアプリ「Garmin Dive APP」ではGPSで記録した位置を確認できる

また、海だけではなく、ランニング、登山、ゴルフなど様々なアクティビティを楽しむためのスポーツウォッチとしての機能も搭載。ランニングやサイクリング、スキー、スノーボード、筋力トレーニングなどに加え、室内クライミング、ゴルフ、バーチャルランニングなど、30種類以上のスポーツに対応するので、ダイビングだけでなくマルチにスポーツを楽しみたいに人にとっても最適な一台となっている。

海を楽しむ人にこそ、海を守るアイテムを。本製品をダイビングの新しいパートナーにして、海の環境保全に協力しながら、安全かつ快適なダイビングライフを送ってみてはいかがだろうか。

【製品概要】
製品名:Descent G1 Dual Power Ocean Edition
発売日:2023年12月7日(木)
価格 :99,000円(税込)
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PROFILE
0歳~22歳まで水泳に没頭し、日本選手権入賞や国際大会出場。新卒で電子部品メーカー(広報室)に入社。同時にダイビングも始める。次第に海やダイビングに対しての想いが強くなりすぎたため、2021年にオーシャナに転職。ライターとして、全国各地の海へ取材に行く傍ら、フリーダイビングにゼロから挑戦。1年で日本代表となり世界選手権に出場。現在はスキンダイビングインストラクターとしてマリンアクティビティツアーやスキンダイビングレッスンを開催。
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