SUUNTOの新ダイブコンピュータ「Suunto Nautic/Nautic S」登場!機能と価格まとめ
SUUNTOが新しいダイブコンピューターシリーズ「Suunto Nautic(スント ノーティック)」と「Suunto Nautic S (スント ノーティック エス)」を発表した。レクリエーションからテクニカルまでカバーするフル機能モデルと、水中機能に特化したコンパクトモデルという2ラインで、どちらもフィンランド設計・製造。1936年の精密コンパスから続くナビゲーションの歴史を、アップデートしたシリーズだ。
3.26インチAMOLED搭載。充実のフル機能「Suunto Nautic」
Suunto Nauticは、明瞭さと耐久性、汎用性を重視したフル機能ダイブコンピュータ。市場最大級となる3.26インチのAMOLED (※)ディスプレイ(720×382)を備え、適応型のユーザーインターフェースにより、水中でも重要なデータを分かりやすく表示する。
※AMOLED:「アクティブマトリクス有機EL」の略で、有機EL(OLED)ディスプレイの一種

3.26インチAMOLEDディスプレイを搭載した「Suunto Nautic」
バッテリーは中程度の明るさで最大120時間、ナイトダイビングで90時間、最大輝度でも80時間の連続ダイビングに対応し、週1本のダイビングペースなら1回の充電で最大9ヶ月使用できる設計になっている。機能面では、シングル/マルチガス、トライミックスサポート、GF99・SurfGFインジケーター、減圧計画ツールなど、テクニカルダイビング向けの要素が充実。ダイビングアルゴリズムにはBühlmann 16をベースとした方式を採用し、将来のアップデートでリブリーザー(CCR)対応予定。
GPSやマップ、潮汐情報、天気予報、日の出/日の入りといったアウトドアツールも搭載され、ダイビング前後の計画にも使える。

テクニカルダイビングにも最適
フリーダイビングにも対応。コンパクトな「Suunto Nautic S」
Suunto Nautic Sは、スキューバダイバーとフリーダイバー向けに設計されたコンパクトモデルだ。AMOLEDディスプレイと直感的なインターフェースはそのままに、より軽量でコンパクトな手首サイズ。

必要な機能が洗練された「Suunto Nautic S」
スマートウォッチ機能や光学式心拍トラッキングをあえて省き、水中機能に完全特化した単一目的のダイブコンピュータという位置づけだ。ワイヤレスタンク圧サポート、音声/振動アラーム、ダイブ計画、コンパス、サイドマウントサポートなど、レクリエーションとテクニカルのコア機能を押さえつつ、フリーダイビング、シュノーケリング、マーメイディング(マーメイドスイム)向けの機能も備えている。耐水性は水深100mで、80mまでのダイビングに対応しており、連続ダイブ時間は最大60時間。

ダイバーの手首に馴染むコンパクトなデザイン
価格は、Suunto Nauticが124,850円(税込)、Suunto Nautic Sが114,950円(税込)。いずれも2026年初頭の発売予定。レクリエーション、テクニカル、フリーダイビングと、潜り方に合わせて選べる2モデルからぜひ検討してみては。
▶︎詳細はこちら(SUUNTO、「Suunto Nautic」と「Nautic S」を発表 | Suunto Oyのプレスリリース)

