世界一深いダイビングプールが誕生!あの国だからこそ、やはりレベルは桁違い

世界一高い超高層ビルや世界最大のショッピングモールなど、ギネス記録を250以上持つアラブ首長国連邦のドバイに、今年7月、また新たな記録を打ち立てるダイビングプールが誕生した。その最大水深は、過去に紹介した世界のダイビングプール水深ランキングで1位だったポーランドのダイビングプール「Deepspot (ディープスポット)」の水深45.5mを上回る、驚愕の60.02m。最新のテクノロジーをも兼ね備えた世界一のダイビングプールを紹介しよう。
ダイビングプール紹介映像▽

「沈没都市」がテーマ、
まるで異世界のダイビングプール

そのダイビングプールは「Deep Dive Dubai(ディープ・ダイブ・ドバイ)」という施設の中にある。「廃墟となった沈没都市」をテーマとし、ダイバーは、沈没都市のアパートを探検したり、バイクに乗ったり、ビリヤードで遊んだりと、ダイビングプールの常識を覆すような体験が可能。全くのダイビング初心者からベテランのプロダイバーまで、誰もが楽しめるようなさまざまなコースが用意されているとのこと。7月7日にオープンしたが、一般予約開始は7月下旬だ。

ディープ・ダイブ・ドバイ外観

総面積1,500平方メートルのディープ・ダイブ・ドバイは、アラブ首長国連邦の伝統的なパールダイビング(真珠採取)にちなんで、特徴的なカキの形を踏襲。ここには、ダイビングプールのほか、ダイブショップ、ギフトショップ、レストランなどが併設されている。

こんなのあり⁉︎
世界一の名にふさわしい6つの特徴

1、世界一の深さ
一般的なダイビングプールの深さで多いのは15mだが、このディープ・ダイブ・ドバイはその約4倍にも及ぶ60.02m。この水深は2021年6月29日に「最も深いダイビング用プール」としてギネスブックに認定された。

2、快適すぎるダイビング環境
ディープ・ダイブ・ドバイは、1,400万リットルの淡水が使用されている。これはオリンピックで使用される50mプール6個分相当。水温は30度に保たれており、3mmのウェットスーツや薄い水着でダイビングをしても快適だ。また、海だと天候によって、ダイビング中止なんてこともあるが、ここではそんなこともなく、いつでもダイビングを楽しめる。

3、最新鋭のテクノロジー
ダイビングプールには56台のカメラが設置されており、ダイバーの安全確保だけでなく水中撮影も可能。最新鋭の164個の照明と27個の音響システムも設置され、さまざまな雰囲気を演出している。加えて、撮影した映像を編集できるようにメディア編集室まで併設しているというから驚きだ。

4、経験豊富なプロダイバーが常駐
ディープ・ダイブ・ドバイには、国際的に活躍する経験豊富なプロのスキューバダイバーやフリーダイバーが常駐している。ダイビングのコツや高度なダイビングテクニック、安全なダイビングの方法、ダイビング器材の設定方法など、参加者のレベルに合わせてさまざまなアドバイスをしてくれるという。

5、徹底した安全管理
ダイビングプールの水はNASAが開発したフィルター技術を用いて6時間ごとにろ過・循環され、最高水準の衛生管理を徹底。また、万が一の事故の際、ダイバーを治療するために水深6メートルと21メートルには、同時に10人が使用できる最新鋭の高気圧酸素治療装置(高圧チャンバー)を完備。プール全体に設置されたカメラでも、ダイバーの安全を隅々まで監視している。

6、ダイビングプール以外も充実
ディープ・ダイブ・ドバイの低層階には大きな窓を設置した展望スペースがあり、ダイビングをしない家族や友人も一緒に楽しむことができるのだ。そのほか、施設内には会議や誕生日会、結婚式などさまざまなイベントを開催できる大規模なイベント会場まである。

ディープ・ダイブ・ドバイが
提供する3つ体験

ディープ・ダイブ・ドバイは、世界有数のダイビング教育機関であるPADIと提携しているので、10歳以上のダイビング未経験者からプロのダイバーまで幅広い人たちが楽しめるよう、さまざまなコースが用意されている。

1、Discover (ダイビング未経験者向け)
初めてのダイビングや、ダイビングの認定証取得に向けてのファーストステップを踏み出したい方向け。体験ダイビングや体験フリーダイビングなど。

2、Dive (認定ダイバー向け)
ダイビングの認定証を持っており、その認定範囲内で潜って、楽しみたい方向け。認定ダイバーのためのファンダイビングやフリーダイビングなど。

3、Develop (初心者からベテランまで、スキルアップしたい人向け)
初心者レベルからテクニカルレベル、インストラクターレベルまで、スクーバダイビングとフリーダイビングのスキルアップと認定証取得をしたい方向け。認定ダイバーのスキルアップトレーニングやフリーダイビングトレーニングなど。

※コースの詳細は7月下旬に発表予定

バージュ・カリファにのぼるのは
ディープ・ダイブ・ドバイの
前にしよう!

ディープ・ダイブ・ドバイはプールとはいえ、その深さは海と同等のレベル。プールだからといってその深さを忘れてしまわないように。ダイビング後に、ドバイの観光名所である世界一の超高層ビル「バージュ・カリファ」の頂上に行くのはやめておこう。 お気づき方もいると思うが、減圧症の危険があるからだ。WEBサイトにもしっかりと注意書きが記されている。ただしバージュ・カリファに行った後、ディープ・ダイブ・ドバイへ行くことは問題ないので、そのプランをおすすめしたい。

プールと呼ぶにはあまりにも充実しすぎているディープ・ダイブ・ドバイ。ダイビングプールやダイビングそのものの常識を覆していると言っても過言ではないだろう。冒険と不思議に満ち溢れた水中世界にぜひ一度行ってみたいものだ。

写真提供:ドバイ政府観光・商務局
ディープ・ダイブ・ドバイ公式ホームページ▼
https://deepdivedubai.com/
その他のドバイの情報はこちらから▼
https://www.visitdubai.com/ja/(ドバイ政府観光・商務局ホームページ)

 

1 件のコメント

  • Celina Jinguji より:

    ダイバー目線で、ダイバーが必要とする内容は
    何かを考え、記事を書いてみました。
    皆さまが少しでも「行ってみたい!!」
    という気持ちになっていただけたら幸いです!
    私自身も死ぬまでには一度行ってみたいです。。。!

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PROFILE
2018年、電子部品メーカーに新卒で入社。同時にダイビングも始める。平日は広報室で社会人としての経験を積みながら、土日は海通い。次第に海やダイビングに対しての想いが強くなりすぎたため、2021年にオーシャナに転職。
現在はライターとしてネタ探しに目を光らせているが、海やダイビングについての記事を書けることに幸せを感じている。ダイビングをもっと広める!子どもたちの未来にも綺麗な海を届ける!そんな想いで日々活動している。