「PADI Japan Fes ソーシャルナイト」に潜入取材!PADIジャパン設立40周年記念パーティーと表彰の様子をお届け!

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1月31日(火)、東京・中央区のホテルにて、全国各地のPADI登録店を招待し、「PADI Japan Fes ソーシャルナイト」が開催された。本イベントは日本各地から集まったPADI 登録店同士の交流、PADI からの情報アップデートと表彰、そして PADI ジャパン設立40周年記念も兼ねたパーティーだ。 潜入取材してきたオーシャナ編集部が、当日の様子をお届け。

第一部 40周年記念挨拶・今後の展開について

PADIに登録しているダイビングインストラクター(以下、PADIメンバー)やダイビング器材メーカーなど約200名の集まった今回。第一部では、会場がプレゼン・表彰式仕様となり、着席したPADIメンバーが開幕を今か今かと待つ。

屏風と大きなスクリーンがセットされ、会場は煌びやかな様子に

屏風と大きなスクリーンがセットされ、会場は煌びやかな様子に

パディ・アジア・パシフィック・ジャパン代表取締役会長 中野龍男氏によるプレゼンからスタートした。
40周年を迎えたPADI ジャパンに際して、「いつまでも世の中から必要とされる組織でありたい」という言葉とともに、PADI登録店への日頃の感謝が述べられた。

中野龍男氏より40周年記念挨拶

中野龍男氏より40周年記念挨拶

本イベントに合わせてPADI本部のあるアメリカから来日した、PADI Worldwide CEO兼社長 ドリュー・リチャードソン氏からは、PADI設立当初から現在に至るまでの歴史、そして「人類と海のバランスが取れた共存・共栄を目指す」というビジョンを根底とした、今後のPADIブランドのあり方についてPADIメンバーと認識を共有した。

「PADI Japanのプライドを持って、一緒にビジョンを達成していきたい」とドリュー・リチャードソン氏より

「PADI Japanのプライドを持って、一緒にビジョンを達成していきたい」とドリュー・リチャードソン氏より

ダイビングを楽しむフィールドである海洋環境の保護に対する、PADIの意識の高さがプレゼンからは伺えた

ダイビングを楽しむフィールドである海洋環境の保護に対する、PADIの意識の高さがプレゼンからは伺えた

PADIメンバーも時折メモや写真を撮りながら、真剣に聴く様子

PADIメンバーも時折メモや写真を撮りながら、真剣に聴く様子

プレゼン、最後の1人は営業マーケティング本部バイスプレジデントのティモシー・ニィリー氏より、2023年度のPADI Japanのビジネスにおける方向性が紹介された。ひとときのダイビングアクティビティを提供するのではなく、新しいライフスタイルを提案するダイビング指導団体として、具体的なマーケティング戦略や環境保全へのアクションなどの一端が紹介された。

2022年度の取り組みを振り返りながら、今後の方向性をPADIメンバーに示した

2022年度の取り組みを振り返りながら、今後の方向性をPADIメンバーに示した

2022年度 PADIダイブセンター/リゾート表彰

PADI ジャパンでは、1年に1回、全国のPADI登録店およびPADIメンバーを対象とした表彰制度を設けている。昨年はオンラインで開催された表彰だったが、今年は本イベントの中で受賞者が発表され、表彰が行われた。PADI本部のアメリカから、ドリュー・リチャードソン氏と一緒に来日したチーフブランド&メンバーシップオフィサーのクリスティン・バレット-ワース氏とチーフファイナンシャルオフィサーのチャド・クーエン氏も共に記念撮影をし、祝福した。
※写真の無い項目に関しては、当日欠席された登録店・メンバー様になります

最優秀賞

優秀賞受賞店の中で特に優れた実績を挙げた登録店
●マレア名駅(名古屋市西区)
●ココナッツ沖縄店パラダイス倶楽部(沖縄県那覇市)

優秀賞

各表影項目内容を満たし、かつお客様の様々な楽しみ方のニーズに対し前年よりも多くお応えできた登録店
●ココナッツ本店(東京都千代田区)
●ザダイブファクトリー(東京店東京都港区)
●トウルーノース(千菜県浦安市)
●シーポイント(三重三重県松阪市)
●ディーポック(愛知県名古屋市)
●シーマジック(千葉県浦安市)
●延岡マリンサービス(宮崎県延岡市)
●わっしょいダイバーズ(愛知県岡崎市)

カスタマーサポート賞

新しいダイバーの育成とともに、お客様の様々な楽しみ方のニーズにお応えするPADI 継続教育/スペシャルティー・コースの開催を安定的に提供された登録店
●マレア宮古島(沖縄県宮古島市)
●ダイビングスクールマレア沖縄那覇店(沖縄県那覇市)
●mic2 1沖縄那覇店(沖縄県那新市)
●ダイビングサプライヤー SMI LE(沖繩県那霸市)
●mic21 梅田店(大阪府大阪市)
●マレア石垣島(沖縄県石垣市)
●S2 CLUB(東京都豐島区)
●MOANA ダイビングカレッジ”石垣島(沖沖繩県石垣市)
●沖縄リベルテダイビングサービス那覇店(沖縄県那市)
●城ケ島ダイビングセンター(神奈川県三浦市)
●ダイブエスー(福岡県福岡市)

マスター・スクーバ・ダイバー賞

お客様の横々な楽しみ方のニーズを満たし、遊びの達人である「マスター・スクーバ・ダイバー」を育てることに努力された登録店
●マレア心斎橋(大阪市中央区)

EFR 賞

救急手当を学ぶ「エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)コース」を用い、CPRとファーストエイドの普及に尽力した登録店
●ダイビングスクール ノリス神戸舞子(神戸市垂水区)

ディスカバー・スクーバ・ダイビング賞

「ディスカバー・スクーバ・ダイビング(体験ダイビング)」実施し、多くの方に海の素晴らしさを伝えた実績に加え、ディスカバー・スクーバ・ダイビング終了後、実際にダイバーになられた方も多い登録店
●ディーズパルス沖縄(沖繩県那霸市)

AWARE 賞

地域の継続的な環境保護活動に特に積極的であった登録店
●稲取マリンスポーツセンター(静岡県東伊豆町)

フリーダイビング賞

フリーダイビングの普及に尽力された登録店
●トゥルーノース沖縄(沖縄県恩納村)

エンリッチド・エア賞

エンリッチド・エアの普及に尽力された登録店
●ダイブサプライ(和歌山県白浜町)

特別賞

マーケットの拡大、とりわけ新規ダイバーの育成に大きく貢献した登録店
●ミスオーシャンダイビングサービス(和歌山県白浜町)
●ディーバオーシャンフィールド熱海(静岡県熱海市)

最優秀コースディレクター賞

優秀コースディレクターの中でトップの成績者
●橋本 浩(和歌山県白浜町)

優秀コースディレクター賞

数多くの活躍するインストラクターを育てたコースディレクター
●永坂哲朗氏(沖繩県那霸市)
●湊次郎氏(沖縄県西表島)
●亀井恵美氏(沖縄県宮古島市)
●佐久間勉氏(神奈川県藤沢市)

Go Pro賞

年間でプロとして一番ランクアップを行なった方
●山田友紀氏 伊豆っこダイビング(静岡県伊東市)

PRRA 15周年

※PRRA=PADI Retail and Resort Association(PADI登録店)
●ダイビングスクールなみよいくじら(大阪府松原市)
●ダイビングショップ NANA(神奈川県三浦郡)
●ドルフィンズ ドリーム(長野県長野市)
●うみの教室(沖縄県石垣市)
●スクーバサポートサービス(和歌山県日高郡)
●エバーブルー屋久島(鹿児島県熊毛郡)
●ダイビングスクールマレア沖縄 那覇店(沖縄県那覇市)
●ザ・ダイブス(静岡県浜松市)
●勝浦ダイビングサービス(千葉県勝浦市)
●イーフスポーツクラブ(沖縄県島尻郡)
●カイラルア(東京都西東京市)
●Keep Smiling!(静岡県伊東市)
●MAKO DIVE(大阪府東大阪市)
●バブルリング(山梨県甲府市)
●館山D C西川名オーシャンパーク(千葉県館山市)
●城ヶ崎インディーズ(静岡県伊東市)
●ダイビングショップアースサウンド(東京都練馬区)

PRRA30周年

●パパラギダイビングスクール横浜(神奈川県横浜市)
●スーパースクーバ フィズ(千葉県松戸市)
●ダイブキッズ(沖縄県宮古島氏)
●アミューズマリンクラブ(石川県野々市市)
●オーシャン・ビュー(福岡県福岡市)

第二部 歓談タイム

第一部終了後、会場は立食会場に様変わり。乾杯の挨拶は、ダイバーが安全にダイビングを楽しむために、正しい器材の取り扱い方などの啓蒙活動を行う、日本スクーバダイビング協会 会長のワールドダイブ株式会社 代表取締役社長の高橋信弘氏が務めた。

高橋氏より、PADIジャパン設立40周年への祝福の言葉とともに、PADI登録店やPADIメンバーへの感謝の言葉も述べられた

高橋氏より、PADIジャパン設立40周年への祝福の言葉とともに、PADI登録店やPADIメンバーへの感謝の言葉も述べられた

乾杯!歓談・飲食タイムスタート

乾杯!歓談・飲食タイムスタート

会場には豪華な食事も用意された

会場には豪華な食事も用意された

メーカー各社からの協賛景品をかけた40周年記念抽選会も大盛り上がり

メーカー各社からの協賛景品をかけた40周年記念抽選会も大盛り上がり

海は繋がっているとはいえ、普段はなかなか会うことがないPADIメンバー同士で情報交換をし、親睦を深めるなど、終始笑顔の絶えない賑わいのあるイベントとなった。

世界186以上の国と地域に展開し、海洋環境保護やサステナビリティといったキーワードを掲げるPADI。今後のダイビング業界全体を盛り上げていくことはもちろん、ダイビングを通して人生を豊かにするきっかけを1人でも多くの人に与える指導団体であることは間違いない。

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PROFILE
0歳~22歳まで水泳に没頭し、日本選手権入賞や国際大会出場。新卒で電子部品メーカー(広報室)に入社。同時にダイビングも始める。次第に海やダイビングに対しての想いが強くなりすぎたため、2021年にオーシャナに転職。ライターとして、全国各地の海へ取材に行く傍ら、フリーダイビングにゼロから挑戦。1年で日本代表となり世界選手権に出場。現在はスキンダイビングインストラクターとしてマリンアクティビティツアーやスキンダイビングレッスンを開催。
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