大幅価格ダウン!「RICOH THETA」「Insta360」「GoPro」向け水中浮力調整器「STAYTHEE 2024」360度カメラ&アクションカメラ対応の新モデル発売!

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「RICOH THETA」「Insta360」「GoPro」のカメラ12モデルに対応した浮力調整器「STAYTHEE 2024」が2024年7月1日に登場!

まずは動画をチェック!360度カメラ+「STAYTHEE」でこんな世界を切り取ろう

カメラを囲む全空間を写せる360度カメラと、リアルで迫力ある映像を描写できるアクションカメラ。どちらも、独創的で臨場感あふれる写真や動画を撮影できるガジェットとして、ダイビングシーンにおいて、高いシェアを誇っている。
そんな水中撮影の楽しみ方をより広げるために、デジタルソリューションのリーディングカンパニーである「RICOH(リコー)」が提供する製品が、2023年に「グッドデザイン・ベスト100」を受賞した「STAYTHEE(ステイシー)」。

「STAYTHEE 2024」の本体イメージ(持ち手の黒い部分のみ。カメラ用防水ケースは別売り)

「STAYTHEE 2024」の本体イメージ(持ち手の黒い部分のみ。カメラ用防水ケースは別売り)

「STAYTHEE」は、電池等の動力源を必要とせず、グリップ部分をねじるだけで浮力調整ができるため、自由度の高い撮影が可能。加えて、2024年7月1日発売モデルの「STAYTHEE 2024」は、「RICOH THETA」「Insta360」「GoPro」のカメラ12モデルに対応し、価格を48,400円から29,700円に引き下げることに成功した。
「STAYTHEE 2024」を用いた撮影方法や、グレードアップした機能を一挙公開!

難しい操作は必要ナシ!「STAYTHEE 2024」の水中撮影のアイデア

別売りの防水ケースに格納した「RICOH THETA」「Insta360」「GoPro」に装着し、水中での握り手や浮力調節器として使用する「STAYTHEE」。グリップ部分のシリンダーをねじ込んだり戻したりすることで容積が変化し、微細な浮力調整が可能となる。主な撮影イメージはこちら。

360度カメラなら、撮影者本人も構図や被写体の一部になれる

360度カメラなら、撮影者本人も構図や被写体の一部になれる

「STAYTHEE」を中性浮力にすれば自撮りも魚群もバッチリ

安全停止中にバディと自然な表情で記念写真

安全停止中にバディと自然な表情で記念写真

水深に合わせてシリンダーを回転させて容積を微調整することで、「カメラ+防水ケース+ STAYTHEEのセット(※以降STAYTHEE)」を、浮きも沈みもしない中性浮力の状態にすることが可能。
同じ水深をキープさせてバディとスナップ撮影をしたり、表層付近にとどまらせて下を泳ぐダイバーや生物を俯瞰で撮影したりと、発想次第で楽しみ方は無限大。撮影中の「STAYTHEE」に向かって大型回遊魚が突っ込んでくるなど、嬉しいハプニングがあるかも!?


無重力感覚で水中を漂うダイビングならではの動画

コンパクトな「STAYTHEE」はギンガメアジが怖がらずに寄ってくる!

「STAYTHEE」をプラス浮力にして表層の生物にアプローチ

「リール付きストラップ」を使えばカメラと離れて撮影できる

「リール付きストラップ」を使えばカメラと離れて撮影できる

シリンダーをねじって伸ばして容積を大きくすれば、「STAYTHEE」をプラス浮力にできる。
加えて、オプションの「リール付きストラップ(6,600円)」を取り付ければ、表層を行き交う生物に向けて凧のように打ち上げたり、流れの先を泳ぐ群れの中をくぐらせたりなど、遠隔操作による撮影が可能に。水中ドローンを使ったような迫力ある映像も夢じゃない!

ツバメウオの群れと一緒に漂っているような癒しの動画

「STAYTHEE」をマイナス浮力にしてマクロ生物をじっくり観察

まるでクマノミやハゼになったような視点で動画を撮影できる

まるでクマノミやハゼになったような視点で動画を撮影できる

シリンダーをねじって縮ませて容積を小さくすると、「STAYTHEE」がマイナス浮力になる。
その上で、オモリを付加するオプション「マクロ撮影キット(6,600円)」をセットすれば、「STAYTHEE」を水底に固定しつつ、ブレを防ぎながら砂地や岩場の生物を撮影できる。「STAYTHEE」を被写体の近くに置き、離れた場所から観察すれば、捕食や抱卵といったダイバー垂涎のネイチャーシーンに出会えることも!
※水底に置く場合は、サンゴや生物のいる場所は避け、砂を巻き上げないようにするなど、環境に負荷のないようにしましょう。


小さなカクレクマノミも接写すれば迫力ある映像に残せる

「STAYTHEE」はシュノーケリングやスキンダイビングでも活躍!

360度カメラなら水中景観と同時に自分の泳ぐ姿も撮影できる

360度カメラなら水中景観と同時に自分の泳ぐ姿も撮影できる

軽量コンパクトで取り回しの効く「STAYTHEE」は、シュノーケリングやスキンダイビングでも大活躍。
手に持つだけではなく、中性浮力にして中層にとどめたり、「リール付きストラップ」をつないで水面から沈めたりしながら、水中世界はもちろん、自身の水中姿勢やフォームを撮影できる。「STAYTHEE」は、スキルアップアイテムとしても重宝すること間違いなし!

自分のジャックナイフやフィンキックの確認に活用できる/◯kumiko08030803

全天球写真&動画を360度カメラ+「STAYTHEE」で撮影☆

カメラの周囲を球状の1枚に切り取った全天球写真

カメラの周囲を球状の1枚に切り取った全天球写真

360度カメラの大きな特徴が、全天球映像を撮影できる点。カメラを中心とした水平方向360度と垂直方向180度を球状の1フレームにおさめるもので、自分の視界周辺を丸く小さな星に閉じ込めたような、創造性豊かな世界を演出できる。
自撮り棒を消す機能が搭載された「Insta360」なら、「STAYTHEE」の写り込みを防ぐこともできるので、よりすっきりとした画像や映像を撮影できる。船上や陸上でも試してみて♪

宇宙に囲まれた白い惑星の上を遊泳しているような全天球動画◯conan_gomikawa

ココが便利になった!「STAYTHEE 2024」に搭載された新機能

「RICOH THETA」「Insta360」「GoPro」のカメラ12モデルの水中での楽しみ方を、より広げることができる「STAYTHEE」。2024年度モデルはどんなバージョンアップが行われたのか。ここにクローズアップ!

内蔵オモリの改良でコンパクト化&コストダウン

シリンダー内に格納して使用する内蔵オモリ

シリンダー内に格納して使用する内蔵オモリ

水中での浮力調整のカギを握るドーナツ状の内蔵オモリ。カメラと防水ケースの重量や浮力に合わせた枚数を、持ち手となるシリンダー内にセットする。
従来モデルでは、カメラと防水ケースによっては外付けオモリを装着する必要があったが、2024年モデルからは、内蔵オモリの重量を増やす工夫により、すべての機種において外付けオモリを使わずに済む設計となった。その結果、装置のコンパクト化や浮力設定のシンプル化とあわせて、外付けオモリ分のコストダウンに成功したのだ。

加えて、外付けオモリは、「ねじ込み式のため、水圧がかかると取り外しにくくなる」「グリップ下部に装着するため、上部のカメラが振り子のように揺れることがある」などの問題点があったが、外付けオモリ自体を不要とすることで、それらがすべて解消された。

頑丈な金属ネジで「Insta360」も「GoPro」もガッチリ固定

重量が重い「GoPro」は「STAYTHEE」がフロートとなって浮力を調整

重量が重い「GoPro」は「STAYTHEE」がフロートとなって浮力を調整

「STAYTHEE」は、カメラの防水ケース下部に施された、自撮り棒や三脚を取り付けるネジ穴を利用して固定する。
従来モデルは「RICOH THETA」への装着をメインに設計されていたため、樹脂製の専用ネジを採用していたが、2024年モデルからは、「Insta360」「GoPro」を含めたカメラ12モデルに対応するため、汎用性の高い金属製ネジに改良。すべての防水ケースにしっかりとホールドできるようになった。
ちなみに、「GoPro」は本体重量が重く水に沈むため、「STAYTHEE」を浮き代わりとして装着することになり、水中では上記写真のような倒立姿勢となる。とはいえ、「GoPro」には映像の自動回転機能が搭載されているので、逆さまで撮影しても自動で向きが補正されるのでご安心を。

「STAYTHEE」はオプションアイテムも充実!

左から「リール付きストラップ(SRS-1)」「STAYTHEE用マクロ撮影キット(SMK-1)」「レンズカバー大(SLC-2)」「レンズカバー小(SLC-1)」

左から「リール付きストラップ(SRS-1)」「STAYTHEE用マクロ撮影キット(SMK-1)」「レンズカバー大(SLC-2)」「レンズカバー小(SLC-1)」

「STAYTHEE」のオプションアイテムがこちら。もちろん、2024年モデルでも使用できる。
上記の「水中撮影のアイデア」で紹介した、遠隔撮影が可能な「リール付きストラップ(6,600円)」と、カメラを水底などに固定できる「STAYTHEE用マクロ撮影キット(6,600円)」は、水中撮影の楽しみの幅をより広げるアイテム。
「レンズカバー大(4,400円)」「レンズカバー小(4,400円)」はカメラの防水ケースを包む緩衝材で、エントリー&エグジット時や、陸上での移動時にカメラを保護。手の甲や手首に通すことができるので、撮影時に邪魔にならず、紛失も防げる。

もっと知りたい!「STAYTHEE 2024」の製品情報&使い方

最後に、「STAYTHEE 2024」のスペック詳細や、使い方動画を紹介。「STAYTHEE」と一緒に、より楽しいダイビングライフを送ろう!

「STAYTHEE 2024」製品仕様・対応機種


◯価格:29,700円(税込み)
◯寸法:100〜135mm(W)×130mm(H)×48.5mm(D)
◯質量:237g
◯耐圧水深:30m
◯対応機種:RICOH THETA SC2/V/X、Insta360 ONE X/X2、Insta360 X3/X4、GoPro HERO 9/10/11/12、GoPro MAX•

2023グッドデザイン・ベスト 100 受賞


さまざまな分野から、特に優れたデザインとして評価された製品やサービスが選出される「グッドデザイン・ベスト100」。2023年に「STAYTHEE」は、水中撮影時に中性浮力をキープできるなどの独創的な発想から、「グッドデザイン・ベスト100」を受賞した。

「STAYTHEE 2024」のセッティング&撮影方法動画

STAYTHEE 2024 とInsta360X3

STAYTHEE 2024 とGoPro 利用事例

「STAYTHEE」レンタルサービス

■有料レンタル「STAYTHEE 2024」+「Insta360 X3」+「防水ケース」
・Rentio:https://www.rentio.jp/products/insta360-x3-360-staythee-cinsbaqw
■有料レンタル「STAYTHEE」単体(Insta360 ONEX2専用)
・Rentio:https://www.rentio.jp/products/staythee
■有料レンタル「STAYTHEE 2024」単体
・Rentio:https://www.rentio.jp/products/staythee-2

「STAYTHEE 2024」の詳細や購入は公式HPをチェック

■「STAYTHEE」の詳細や解説動画が充実した公式HPはこちら
https://staythee.ricoh
■「STAYTHEE 2024」とオプションアイテムの購入はこちら
https://staythee.ricoh/collections/staythee-2024

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リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2022年3月期グループ連結売上高1兆7,585億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

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PROFILE
学生時代にアルバイトをしながらダイビングを始め、『マリンダイビング』編集部を経て独立。2007年にオーシャナの前身となるダイビング・ドット・コミュを立ち上げる。
現在はフリーライターとして活動。旅行ガイドブックや企業インタビュー、WEB記事など、多くのジャンルとメディアにおいて、取材・撮影・執筆を行なっている。
モットーは「楽しく安全なダイビング」。苦手なスキルは耳抜き……。
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