「座っていいですか」が大変なことに?発音に注意したい英単語~あっこのダイビング英会話~

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I lost my glove
アイ・ロスト・マイ・グラヴ

みなさんこんにちは。
以前、外人さんをつれてあるショッピングモールに行ったとき、「東京○○シティへようこそ!」という場内アナウンスが繰り返し流れていました。
それを聞いた彼が困惑した顔をしているので理由を聞くと、「シティ」が”shitty”という下品な単語に聞こえてびっくりしたそうで、意味を説明したら大笑いしていました。

撮影:越智隆治

撮影:越智隆治

前回、アクセントやイントネーションが正しければ英語はだいたい伝わると書きましたが、上の例のように発音が似ていて紛らわしい単語もあります。
英語には日本語にない発音もあるので、その場合は異なる英単語も同じカタカナ表記になってしまいます。

どちらも「ライス」と表記する「rice(米)」と「lice(シラミ)」の「r」と「l」の間違いは有名ですよね。
苦手な方が多い「r」の発音は、「ラ」「リ」「ル」「レ」「ロ」の発音をそれぞれ「ゥラ」「ゥリ」「ゥル」「ゥレ」「ゥロ」とイメージすると分かりやすいかもしれません。

それ以外にも、カタカナ表記では同じになる単語には以下のようなものがあります。

  • ライト:right(右), light(光)
  • フリー:free(自由), flee(逃げる)
  • グローブ:globe(球), glove(手袋、※発音はグラヴ)
  • マウス:mouth(口), mouse(マウス、ネズミ)
  • スロー:throw(投げる), slow(ゆっくり)
  • シンク:think(考える), sink(沈む)
  • チップ:tip(先端), chip(チップ)
  • スタッフ:staff(スタッフ), stuff(物)
  • ファン:fan(ファン、扇), fun(楽しい)
  • シティー:city(街), shitty(下劣な、※汚い言葉なので普段は使わない方がいいです)
  • シー:sea(海), see(見る), she(彼女)
  • シット:sit(座る), shit(糞、※同じく汚い言葉なので普段は使わない方がいいです)
  • ファースト:fast(速い), first(一番)

発音は割愛しますが、インターネットの辞書サイトなどで聞けますので一度比較・確認してみてください。

たとえば、「自由潜降できると思います」というのを“I sink I can flee descent”と言ってしまったら台無しですよね。
正しくは“I think I can free descent”です。

×「Can I shit here?(ここでウ○チしてもいいですか?)」 
○「Can I sit here?(ここに座ってもいいですか?)」  
※これ、くだらないかもしれませんが意外とよく耳にします。

×「I lost my globe.(球をなくしました)」 
○「I lost my glove.(手袋をなくしました)」

×「I sink I can.(沈みます、できます。)」 
○「I think I can.(できると思います)」

などなど、間違えても意味は察してもらえそうですが、発音にも注意してみてくださいね。

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PROFILE
広島県生まれ。父親の転勤で小中学生時代の6年間をアメリカで過ごす。
東京大学農学部卒業後、翻訳会社勤務を経てフリーランスの翻訳/通訳者となり、現在は技術系の翻訳やエンターテインメント業界での通訳を主としている。

特技はどこでも現地人になじむこと。
言葉は違っても心は通じるはず!と勝手に思い込み、笑顔で入りこんでいきます。

好きな海はミクロネシアのチュークと御蔵島。
この出会いがダイビングを始めるきっかけとなり、いまではすっかり魅了されています。
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