アオリイカが黄金崎でオープン以来最高の大爆発! ~伊豆ダイビング、夏の風物詩~

黄金崎のアオリイカの産卵(撮影:菊地聡美)

撮影/菊地聡美

伊豆ダイビング、初夏の風物詩といえばアオリイカの産卵シーン。

例年、6月下旬から7月頭が産卵のハイシーズンとなりますが、今年の“出”は全体的に「そこそこだった」と言うガイドが多い状況。

ところが、8月に入って、西伊豆の黄金崎ビーチでアオリイカが大爆発!

黄金崎のアオリイカの産卵(撮影:菊地聡美)

撮影/菊地聡美

オープン以来20年、黄金崎の海を見続けている、黄金崎ダイビングセンターの山中康司さんも「オープン以来、というかダイビング歴35年で初めて見る光景だよ」という大当たり。

そもそも、例年、黄金崎での産卵時期は、他のエリアと比べて少し遅めとのことですが、今年はさらに遅く、7月下旬から爆発し、8月上旬も絶賛爆発中。

伊豆全域を潜る、伊豆ガイドの村井智臣さん(ダイビングサービスむらい)も、「伊豆半島全体で、去年は富戸で大当たりでしたが、今年は黄金崎がヤバイ! こんなの初めて~」と連日、黄金崎ビーチ通い。

黄金崎のアオリイカの産卵(撮影:村井智臣)

2人が声をそろえて、「こんなの初めて!」というのは、その数の多さはもちろん、透明度と水温。

例年、この時期の伊豆は、表層が温かくて下は冷たい潮で、透明度もそこまで抜けず、というコンディションも多いのですが、8月に入ってからの黄金崎ビーチは、上から下まで20mオーバーの透明度と30度近い高水温。
しかも、波ひとつない穏やかな海況。

南国のようなコンディションでアオリイカの産卵が撮れるとあって、写真のストックのために通うカメラマンの姿も。

「今が最後のピークでしょう」ということなので、めったにない好コンディションのアオリイカの産卵を見たい方はお早目に!

黄金崎のアオリイカの産卵(撮影:村井智臣)
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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
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〇問い合わせ・連絡先
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■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
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