“セルフダイビングの海”潜り歩き・おすすめコース攻略法(第12回)

西伊豆・黄金崎のセルフダイビングコースの見どころ-シンプルな地形とネジリンボウ-

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※この記事は2017年12月30日の記事を加筆・訂正しています。

黄金崎があるのは西伊豆のちょうど真ん中あたり。東名高速道路沼津ICから伊豆縦貫道を使って約1時間30分でアクセスできる距離だ。日帰りのセルフダイビングも十分可能なエリアで、毎週のように通うリピーターもいるという。そんな黄金崎でセルフダイビングを楽しむための情報をご紹介していこう。

窓口は黄金崎ダイブセンター!

ダイビングの窓口となるのは黄金崎ダイブセンター。ビーチサイドにある施設は広々としており、湯量豊富なシャワーやダイビングスーツのまま入れる露天風呂など充実の設備は多くのダイバーに支持されている。

黄金崎ダイブセンター施設内の画像

黄金崎は集合場所の根合(ねあい)駐車場とダイビングエリアがちょっと離れている(乗車時間1分程度)。到着後は黄金崎ダイブセンター(TEL 0558-56-1717)に連絡してスタッフに迎えに来てもらおう。

黄金崎ダイブセンター集合場所の根合駐車場

根合駐車場。基本無料。GWと夏季(7月20日~8月の予定※)は普通車1,000円/日 ※黄金崎ダイブセンターに要確認

許可車両以外の通行を禁止している公園内道路を進み、林を抜けると黄金崎公園ビーチが誇る伊豆屈指の絶景が広がる。

黄金崎「黄金崎公園ビーチ」海の見どころ

黄金崎(撮影:関戸 紀倫)

黄金崎の海は見どころが多く、ワイドもマクロも季節に応じて楽しむことができる。大きな湾となっている黄金崎は一年を通じて風に強く穏やかな日が多い。潮通しもよく透明度が高いのにくわえ、生物の多さは伊豆の中でもトップクラスを誇る。

また、ビーチにはスロープが2カ所(休憩施設前(西側)エントリー口、トイレ前(東側)エントリー口)設けられていて、エントリー&エキジットがとてもしやすい。

ナビゲーションもとても簡単。エントリーするとガイドロープがいくつもあり、ケーソンには多くの生物が居着いている。事前にダイブセンター受付で生物のレクリエーションを受けて、どういった生物がどこにいるのかを確認しておけば見つけやすい。

ダイブセンターでは水中に持っていける水中マップを貸し出ししているので、どこに生物がいたのか忘れてしまっても安心だ。

黄金崎のエントリー口(撮影:関戸 紀倫)

セルフダイビングのおすすめコース

休憩施設前(西側)エントリー口からのコースは、分かりやすい目標物があるので、初心者から楽しみながらセルフで潜れる。

黄金崎のマップ
黄金崎ダイブセンター休憩施設前(西側)エントリー口の画像

休憩施設前(西側)エントリー口

1.エントリーして、ガイドロープ沿いにゴロタを進む

黄金崎のエントリー後(撮影:関戸 紀倫)

2.砂地に向けて降りて行く

黄金崎(撮影:関戸 紀倫)

すぐにゴロタと砂地の境目が見えてくるので、砂地に向けて降りて行く。

3.1つ目のケーソンブロックを目指し、ガイドロープ沿いに泳いでいく

黄金崎(撮影:関戸 紀倫)

4.1つ目のケーソンで生物を探しながら、次のケーソンを目指し直進

黄金崎のケーソンブロック(撮影:関戸 紀倫)

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黄金崎のハナミノカサゴ(撮影:関戸 紀倫)

ケーソンブロックの砂地の際には、ハナミノカサゴの幼魚がいた。

5.2つ目のケーソンへ

黄金崎(撮影:関戸 紀倫)

6.2つ目のケーソンから、次のケーソンへ左に曲がる

黄金崎のケーソンブロック(撮影:関戸 紀倫)

ケーソンの形は一緒なので、何個めなのかをしっかり覚えておいて、次のケーソンへと左に曲がる。

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黄金崎のニシキフーライウオ(撮影:関戸 紀倫)

2つ目のケーソンにいたニシキフウライウオ。

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黄金崎のカミソリウオ(撮影:関戸 紀倫)

ケーソンのガイドロープには、カミソリウオのペアがいた。

7.3つ目のケーソンへの目印・タイヤを覚えておく

黄金崎のタイヤ(撮影:関戸 紀倫)

3つ目のケーソンまでは少し距離がある。目印として間にタイヤがあるので、覚えておこう。

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黄金崎のホソウミヤッコ(撮影:関戸 紀倫)

タイヤに巻き付いていた紐などに隠れていたホソウミヤッコ。

8.3つ目のケーソンには多くのヤギが付いている

黄金崎(撮影:関戸 紀倫)

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黄金崎のヤマドリ(撮影:関戸 紀倫)

ケーソンの上にいたヤマドリ

9.3つ目のケーソンの裏には、季節によってアオリイカの産卵床も

黄金崎のアオリイカの産卵床(撮影:関戸 紀倫)

6月下旬からはアオリイカの産卵のために、何箇所かに産卵床が設置されていた。三3つ目のケーソンの裏にも設置してあった。

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黄金崎のアオリイカの産卵(撮影:関戸 紀倫)

じっくり辛抱して待っていれば、アオリイカの産卵も観察できる。

10.3つ目のケーソンを南のロープへ進み、ゴロタへ戻る

黄金崎(撮影:関戸 紀倫)

3つ目のケーソンを南のロープへと進むとゴロタに戻って来られる。ゴロタに戻ってきたら左へ進む。

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黄金崎のアオサハギの幼魚(撮影:関戸 紀倫)

ガイドロープの突き当たりには大きな岩があり、ヤギなどが多く、アオサハギなどの幼魚がいることが多い。

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黄金崎のハナタツ(撮影:関戸 紀倫)

同じくヤギにいたハナタツ。

11.ゴロタを右に見ながら、エントリー地点に戻る

黄金崎(撮影:関戸 紀倫)

砂地の生物などを探しながら、ゴロタを右手に見ながら砂地との際(きわ)を泳いで、エントリーした場所へ戻っていく。

12.安全停止をしてから、ガイドロープ沿いを泳いでエキジット

黄金崎(撮影:関戸 紀倫)

しばらくするとエントリー口へと伸びるガイドロープが見えるので右に曲がり、安全停止をしたらガイドロープ沿いを泳いでエキジットする。

おすすめセルフダイビングコース 
ワンポイント・アドバイス

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黄金崎(撮影:関戸 紀倫)

週末などは生物の順番待ちがあるので、このような場合はまた後で戻ってくるといい。

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黄金崎のネジリンボウ(撮影:関戸 紀倫)

黄金崎ではネジリンボウが高確率で見られる

黄金崎ではいくつものガイドロープが水中に設置してあり、ナビゲーションもしやすく生物情報がとても豊富。そのため週末ともなればダイバーで賑わうため、水中で珍しい生物やネジリンボウ(水深10〜19m付近で観察できる)などの人気者は時に順番待ちになることもよくある。そんなときは待っていても時間がもったいないので、また後で寄るようにすれば時間を節約できる。

サービスで貸し出している水中に持っていける水中マップなどに生物の目印をしておくと、見たいものが1ダイブで効率よく見られる。

そのほかに注意したいのが、砂地ではそれほど水深の変動がないため、何かに集中しているとどっちが岸かわからなくなることもあり得る。必ずエントリー前に、コンパスでポイントの方位を確認しておくと安心だ。

(撮影/関戸紀倫

黄金崎ダイブセンター

黄金崎ダイブセンター施設の画像
<住所>
〒410-3501 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須2192-2
<TEL>
0558-56-1717 / 090-2235-7246
<FAX>
050-3737-8301
<営業時間>
07:00-18:00(営業時間)
08:00-17:00(入店可能時間)
<休業日>
年中無休
<メール>
dive@arari.co.jp
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