奄美大島南部で、イレズミミジンベニハゼが2個体登場中!

P6160149

ミジンベニハゼの仲間には、全身黄色のミジンベニハゼ、背中に白い線が入っているナカモトイロワケハゼ、顔の周りに線が入っているイレズミミジンベニハゼがいます。
なかでも特に珍しいイレズミミジンベニハゼが、奄美大島南部の海では2個体も登場中!

見らえるのは奄美南部でも有名なポイント「嘉鉄」。
アマミホシゾラフグのミステリーサークルも見ることのできる場所です。

このミステリーサークルの近くにいるそう。
情報を提供してくれたのは、先日取材でお世話になったゼログラヴィティの「おっちゃん」こと、山下豊さん。
詳しくお話をお伺いしました。

ーー

どのあたりにいたのでしょうか?

おっちゃん

ボートポイントの「嘉鉄」で、ミステリーサークルの近くです。

ーー

水深はだいたい何mですか?

おっちゃん

14mくらいです。

ーー

イレズミミジンベニハゼの大きさはどれくらいですか?

おっちゃん

5mmくらいでした。

顕微鏡モードで撮影しているので大きく見えますが、実際は5mm。

顕微鏡モードで撮影しているので大きく見えますが、実際は5mm。

ーー

5mm! すごく小さいですね。
おっちゃんさんが発見した時の状況を詳しく教えてください。

おっちゃん

他のショップがブログで上げてたのをみて、イレズミミジンベニハゼが出ているということは知ってました。
どこだろうと思っていたら、知り合いのイントラもHPで上げていて。
聞いてみたら、「嘉鉄」ということを教えてくれました。

いつもお客さんと潜る前にはチェックダイブで先に潜ってるので、2回くらい潜って探したけど残念ながら見つからず、時間もなくなってしまったので諦めました。
お客さんと潜ってサークルなどを紹介し終わったあと、ふと、視界の端でピュッ! と動いたものがあったんです。
僕もそれにハッ! となって。
覗いてみたら、体長約5mmくらいのイレズミミジンベニハゼがいて、ものすごく感動しました。

S__165920787

ーー

ピュッ! となって、ハッ! となったんですね(笑)
それにしても5mmのものに気づいたなんてすごいですね。

おっちゃん

しかも、少し移動したところにも岩があって、まさかな〜と思いながら見たら、そこにも別の個体がいたんです!
もう一つの個体は8〜10mmくらいで少し大きくて、水深10mあたりにいました。

ーー

2連続で見れたわけですが、イレズミミジンベニハゼは本当に珍しいんですか?

おっちゃん

とっても珍しいです。
ミジンベニハゼの仲間で、ミジンベニハゼ、ナカモトイロワケハゼ、イレズミミジンベニハゼがいますが、イレズミはなかなか見られないですね。

顔の周りに線が入っているのが特徴。

顔の周りに線が入っているのが特徴。

おっちゃん

しかも、普段はだいたい水深20m以深にいるのが普通なんです。
なのにこんな浅い水深で見れてるから、そこが特に不思議ですね。
生物は難しいな〜と思いながら眠りにつきました。

ーー

なるほど(笑)
水深が浅いと、写真も粘って撮れますもんね。
おっちゃんさん、ありがとうございました。

黄色くてかわいいイレズミミジンベニハゼ。
仲間である、ミジンベニハゼ、ナカモトイロワケハゼ、イレズミミジンベニハゼの3種類を制覇するのもいいですね。
潜りに行く際は、ぜひリクエストしてみてはいかがでしょうか?

(情報・写真提供:ゼログラヴィティ 山下豊さん)

コメントを残す

writer
PROFILE
1989年生まれ。
専門学校を卒業後、歯科衛生士として歯科医院に務める。
多忙な日々を送る中で、ハマったダイビングとカメラと旅行。
オーシャナとの出会いで一念発起し、歯科医院を辞めカメラマンを目指すために東京から伊豆へ移住。
昼はダイビングサービスを手伝い、夜はアルバイトをしながら1年間で450本潜っていたが、耳の問題でドクターストップがかかり東京に戻ることに。

現在はオーシャナで編集・ライターとして修行中。