“ひと目”でわかるダイブコンピュータ

今や一人に一つのダイブコンピュータ(以下:ダイコン)。
ダイバーの安全を守ってくれる強い味方じゃ。

わしが、自信を持って全力でオススメするダイコンが、《TUSA》IQ850
 

まず、このダイコンが優れている理由を説明する前に、
最近、問題になっている減圧症とダイコンに関する”あるある”勘違いを紹介するぞ。

■最大水深から浅場へ向かっているときは窒素が排出されている
■ツアー期間が長いので、なるべく多く潜るためにも平均水深を浅目にしよう
■飛行機搭乗日でも浅目に潜れば大丈夫

上記のような勘違いは、一般ダイバーはまだしも、
悲しいことにイントラの口から聞くことすらある……。

これらの勘違いを解消すべきポイントは以下2つ。

1.ダイビング中は水圧下にあるので常に体には窒素がたまっている
2.体の組織によって窒素の吸収と排出のスピードが異なるので、
ダイコンはそのスピードによって体の組織をいくつかに分けて計算している。

■詳しくはこちら
減圧症の予防を知ろう
※これを読めば基本的な考え方が理解できるので、ダイバーなら一度は必ず読むのじゃ!

これらの基本的なことが理解されなかった理由として、
従来のダイコンのディスプレイ方法が挙げられる。

水深を上げているとき、窒素を排出している組織がある一方、
吸収している組織もあるわけじゃが、排出している組織の表示しかしないため、
何だか、窒素が抜けている気がしてしまうのじゃ。

その点、IQ850は12の組織モデルがディスプレイされ、
吸収・排出の様子がひと目でわかる優れもの。


赤線内が12の組織の吸収・排出のグラフ。
+(プラス)が吸収中で-(マイナス)が排出を表す。
こうして見ると、浅い水深でも窒素は確実に体に吸収されている。

ひと目で窒素の状況を把握できるだけでなく、
減圧症の理屈をひと目で理解できるのもオススメする理由じゃ。

と、ここまではごくごく表面的で簡単な説明のみ。
理解を深めるためにも、ぜひこちらを見て欲しい。

■動画で見るIQ850こちら

その他、ディスプレイの見やすさや浮上速度をバイブレーションで知らせてくれるなど、
ダイバーが欲しかった機能が満載。
ビギナーからプロのダイバーまで納得の逸品じゃ。

と、ここまではダイコン自体の良さを説明してきたが、
わしが何よりオススメする理由は、このダイコンがメイド・イン・ジャパンで、
日本の開発者が並々ならぬ熱意で生み出した姿を知っているから。

極論を言ってしまえば、完璧なダイコンなどあり得ない。
そういう意味では、知恵を絞り愛情をかけてたダイコンこそ正解だとわしは思うのじゃ。

★詳細はこちらへアクセス!
■《TUSA》
http://www.tusa.net/
■IQ850
http://www.tusa.net/gear/new_iq850/index.html

【番外】
こういうノリの良さも好きな理由(笑)。

営業部の児島殿

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writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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