3年ぶりの「東京湾納涼船」は9/11まで！新造船「さるびあ丸」に乗って夜景と海風を満喫

東京・竹芝客船ターミナルから出発し、大島や三宅島、御蔵島などをはじめとする伊豆諸島へ私たちを連れていってくれる、「橘丸」や「さるびあ丸」の名前で知られる大型客船。ダイバーやスキンダイバーならば、一度は乗船したことがある方もいるはずだ。

その大型客船のひとつ「さるびあ丸」が現在、東京湾をクルージングしながら、美しい夜景と気持ちの良い海風、そして伊豆諸島の食材を使用したバラエティ豊かなフードメニューや音楽イベントなどが楽しめる夏限定の納涼船として、2022年9月11日（日）まで毎日運航中。

お祭り気分で東京湾の夜景を満喫しよう

東京湾納涼船は2019年以来、3年ぶりの開催。さるびあ丸は2020年に造船されたばかりで白と青を基調とした船体が美しい大型客船だ。

最大の見どころは、心地よい海風を感じながら船上から眺める夜景。19時15分に東京・竹芝客船ターミナルを出港すると、東京タワーやレイボーブリッジ、工場夜景が有名な大井コンテナ埠頭や東京ゲートブリッジなど、普段なかなか見ることのない夜景を堪能しながら、東京湾を約1時間45分かけてゆったりとクルージング。出航して間もなく、レインボーブリッジの真下を通過するときに見上げる景色はは特に圧巻なので、ぜひ注目していただきたい。

また、東京湾納涼船内では、工場直送ビールやハイボールといったドリンク、東京諸島の食材を使用したオリジナルのフードやスイーツも用意され、お祭り気分を味わうことができる。さらに今年は、毎日日替わりで登場するスペシャルゲストを迎えて開催するステージイベントや船内謎解きイベントまで用意され、大人から子どもまで楽しむことができる。

乗船料が大人1,500円、小学生500円という手軽さなのも嬉しいところ。ご家族、恋人、ご友人との夏の思い出づくりに、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。

0歳～22歳まで水泳に没頭し、日本選手権入賞や国際大会出場。新卒で電子部品メーカー（広報室）に入社。同時にダイビングも始める。次第に海やダイビングに対しての想いが強くなりすぎたため、2021年にオーシャナに転職。ライターとして、全国各地の海へ取材に行く傍ら、フリーダイビングにゼロから挑戦。1年で日本代表となり世界選手権に出場。現在はスキンダイビングインストラクターとしてマリンアクティビティツアーやスキンダイビングレッスンを開催。