NAUI創立60年を祝福！「NAUIミーティング2023」&「NAUIスペシャルアフターパーティー」レポート
この記事は約3分で読めます。
12月20日、ダイビング指導団体（教育機関）「NAUI JAPAN」（以下、NAUI）に加盟するダイビングショップ向けのセミナー「NAUIミーティング2023」と、2020年に創立60年を迎えたことを祝う「NAUIスペシャルアフターパーティー」が東京・池袋にて同日開催された。全国各地からNAUI関係者が集結したイベントの様子をお届けしていこう。
1年の総まとめ「NAUIミーティング2023」
北は北海道から南は沖縄まで、約30社にも及ぶNAUIに加盟するダイビングショップが集まり、2022年度のNAUIの活動報告や2023年度の活動予定内容などが、NAUI代表取締役社長 岩本裕輝氏らから発表された。
特筆すべきは、次世代を担うインストラクターの育成サポートを目的とした「NAUIインストラクタースカラシップ制度」を来年度も実施すること。ダイビング業界の活性化にも繋がる本活動には注目したいところだ。
関連記事：【9月末〆切】NAUIが若手ダイビングインストラクター育成に向け奨学金制度を導入！
また、特別講演として、若干14歳という若さで1992年バルセロナオリンピック競泳女子200m平泳ぎ金メダルを獲得した岩崎恭子氏と、1970年に日本にNAUIを導入した田口哲氏が登壇。参加者一同聞き入った様子で、あっという間に時間が過ぎていった。
岩崎氏は、金メダル獲得後の挫折と学び、そして現在力を入れて取り組んでいる着衣泳についてお話しされた
インストラクター資格を取得するため、アメリカへ留学した当時の講習の様子や想いについて振り返った
創立60年を祝福「NAUIスペシャルアフターパーティー」
「NAUIミーティング2023」終了後、会場をサンシャイン水族館に移動。贅沢にも水族館内の大きな水槽の目の前で、2020年に創立60年を迎えたことを祝う（※）「NAUIスペシャルアフターパーティー」を開催した。
※新型コロナウイルスにより2年越しの開催
普段から海と身近なダイビング関係者とはいえ、大きな水槽を目の前に思わずテンションがあがる
田口氏が乾杯の音頭をとる
「NAUIミーティング2023」の参加者には、高砂淳二氏、阿部秀樹氏、峯水亮氏、中村卓哉氏、茂野優太氏などの豪華水中写真家陣をはじめ、ダイビングギアを扱うメーカー各社も加わり、総勢約100名で交流を楽しんだ。
また、スペシャルイベントとして、今年度リリースされた「NAUIオリジナルショートムービー」の上映と出演者紹介、さらにディズニー映画「パイレーツオブカリビアン」の主人公ジャック・スパロウにそっくりなジャックマジシャンによるマジックショー、そして水中写真家やメーカーから提供された豪華賞品が当たる抽選会などが行われ、大いに盛り上がりをみせた。
関連記事：NAUI JAPAN 、“ダイビングがテーマのドラマ仕立てショートムービー”本日公開！
マジックショーには、編集部・セリーナも参加
抽選会で水中写真家・中村卓也氏（写真右）の賞品を獲得したイベント参加者（写真左）
最後は全員で集合写真
本イベントへの参加者にとって、NAUIが歩んできた60年間の歴史に想いを馳せる特別な機会となったことだろう。NAUIが掲げる信念の一つ “安心・安全なダイビングの普及・啓発”を軸にした、今後の活動にも引き続き注目していきたい。
0歳～22歳まで水泳に没頭し、日本選手権入賞や国際大会出場。新卒で電子部品メーカー（広報室）に入社。同時にダイビングも始める。次第に海やダイビングに対しての想いが強くなりすぎたため、2021年にオーシャナに転職。ライターとして、全国各地の海へ取材に行く傍ら、フリーダイビングにゼロから挑戦。1年で日本代表となり世界選手権に出場。現在はスキンダイビングインストラクターとしてマリンアクティビティツアーやスキンダイビングレッスンを開催。
