【読者プレゼントあり】海についてどれだけ知っている?この夏、科博で開催 特別展「海 ―生命のみなもと―」
「海」という単語を聞くだけで、直ぐに反応してしまうのがダイバーの性かもしれない。そんなダイバーの方々ならば見逃せない特別展「海 ―生命のみなもと―」が、この夏、東京上野の国立科学博物館にて開催される。
そして今、「海」の誕生から現在について掘り下げている本展では、多様な海洋生物たちや人と海の関わりについて紹介し、さらには今後の海との未来を考えていく内容となっている。
海展・4つのポイント
本展は、4つの章で構成され、海の誕生から未来までを順にたどっていく。現在明かされている展示内容を下記にご紹介しよう。
第一章:「海と生命のはじまり」
第一章の展示では、生命起源の場であった約40億年前の深海熱水活動域をジオラマで再現!さらに海の生物の進化がわかる、化石と現生生物の比較展示が行われる。どうして地球には水があるのか?海の誕生と生命の起源に迫る。
第二章:「海と生き物のつながり」
第二章では高さ4.7mもあるナガスクジラの上半身標本が出現!生息数が回復しつつあるとは言え、レッドリスト(※)に記載されているナガスクジラ。その大きさを実感できる、またとない展示だ。
※国際自然保護連合 (IUCN)や環境省のほか、地方公共団体などが作成する絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト
また、黒潮と親潮が生む日本の豊かな生態系を多数の剥製や標本で解説。世界の海の縮図ともいわれる、多様な生物を育む日本の海を解き明かす!南の海のダイビングでよく見る魚や、食べたら美味しそうな北の海の魚など、日本の海の豊かさが実感できる特筆すべき点。
南の海の生物
北の海の生物
第三章:「海からのめぐみ」
第三章では、旧石器時代から海洋開発の最前線までを紹介。人類は、いかにして海からめぐみを得てきたのか。3万年以上前の大航海を再現実験したプロジェクトや海洋調査の最前線で活躍する4500m級無人探査機「ハイパードルフィン」の実機を展示!
第四章:「海との共存、そして未来へ」
人類は豊かな海からさまざまな恩恵を得てきた。一方、近年では人類活動に伴う海への影響が顕在化している。第四章ではこれらの海の変化と、科学技術や一人ひとりの行動変容により、サステナブルな形で海を活用していく取り組みを紹介。人類が海に与えている影響とは?ダイバーとして海に関わる我々にとっても、海の今と向き合い、海の未来を考えるきっかけとなるだろう。
本特別展は7月15日(土)より開催なのでまだ時間があるが、今回ご紹介した内容は本展のほんの一部!これからチケット情報やグッズなどの情報が徐々に明らかにされていく予定だ。最新情報は公式ホームページやTwitterでチェックしよう!
【応募方法】
下記のメールアドレスに指定の件名で、メールをお送りください。応募期限は、2023年5月20日(土)まで。当選者には、メールにてご連絡いたします。発送は開幕1カ月前頃に順次発送予定。
■応募先メールアドレス:info@oceana.ne.jp
■件名:オーシャナプレゼント 「海 ―生命のみなもと―」
会期: 7月15日(土)〜10月9日(月・祝)
開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:9月4日(月)・11日(月)・19日(火)・25日(月)
会場:国立科学博物館(東京・上野公園)
主催:国立科学博物館、海洋研究開発機構、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
協賛:光村印刷
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)、03-5814-9898(FAX)
アクセス
〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
■JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
■東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
■京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分
※敷地内に駐車場および駐輪場はございません
※会期等は変更になる場合あり。入場料、入場方法等の詳細は決定次第、公式サイトで告知。
※巡回予定:【名古屋展】2024年・春、名古屋市科学館(愛知・名古屋市)