鈴木あやの写真展「イルカの暮らす島」~展示作品の見どころを先どりチェック!~
2013年2月7日から、オリンパスギャラリーにて鈴木あやの写真展「イルカの暮らす島」が開催されます。
ドルフィンスイマーとして活躍する鈴木あやのさん。
被写体として、白い水着とフィンでイルカと一緒に泳ぐシーンが印象的ですが、今回は、写真家としてイルカと対峙します。
そんなあやのさんご本人に写真展の見どころをお聞きしました。
【以下、あやのさんコメント】
私は、ドルフィンスイマー、写真家、水中モデルとして活動しており、撮影する方とされる方という二つの視点から今まで作品を発表してきていますが、今回は主に写真家としての作品を発表します。
白ビキニでイルカと泳いでいる写真の方がインパクトが強いようで、未だに「あ、ご自身で撮影もされるんですね!」と言われてしまうのですが(笑)
今回の写真展では、年に10回以上御蔵島に通い野生のイルカと泳ぎながら撮影した、イルカの表情や生態、御蔵島の大自然など、カラーで約45点の展示を行います。
こちらは、DMにも使用している写真。
何度も何度も御蔵島に通っていますが、これほどまでに凪いだ海は初めてでした。
鏡のような凪いだ水面は文字通り鏡となり、海底の玉石とイルカの体を反射し、イルカの作り出した小さな波紋がイルカの体に光の模様を描き出し、それがまた水面に映っていました。
更には、海の中から御蔵島の山と青空を見せてくれました。
本当にとろけそうなほど凪いだ海で、ゆったりと一緒にイルカと泳いだ、幸せな時間でした。
こちらは一変して、荒れた海の中で出会ったイルカの群れ。
こんな海に人間がいることに驚いて、威嚇していたのかもしれません。
今回の写真展では、可愛いだけでない、ちょっと怖いと思えるようなイルカの表情や生態写真なども多く展示します。
野生であるからこそのイルカの魅力が伝わればと思います。
そして、御蔵島という島の山、森、水、大自然の素晴らしき循環系というものも表現したいと思い、陸の動植物や滝といった自然も織り交ぜています。
そしてやっぱり、可愛いイルカ!
イルカと目を合わせて泳ぐ、その感動や愛らしい瞳なども。
凪いだ海、荒れた海、その中で生活を営むイルカたち、命の育み、美しき自然。
是非、野生のイルカに会いに来て下さい!
写真展期間中、ギャラリーに在廊しておりますので、よろしくお願い致します。
以前のオーシャナ御蔵島ツアーレポートはこちら↓
写真展詳細情報
※
■期間
東京:2013年2月7日(木)~2月13日(水)
大阪:2013年2月21日(木)~2月27日(水)
■時間
午前10:00~午後6:00(最終日 午後3:00まで)
入場無料
■会場
オリンパスプラザ 東京
オリンパスプラザ 大阪
■休館:日曜・祝日
☆鈴木あやのギャラリートーク開催(参加費無料)
・オリンパスギャラリー東京
日時:2月 9日(土) ・13:00~13:30 ・15:00~15:30
・オリンパスギャラリー大阪
日時:2月23日(土) ・13:00~13:30 ・15:00~15:30
【作者略歴】
鈴木 あやの(すずき あやの)
写真家、水中モデル、ドルフィンスイマー
1979年東京生まれ
2001年東京大学農学部卒業
2003年東京大学大学院 農学生命科学研究科 修士課程修了
2007年企業での研究職・商品開発職を経て、小笠原にて野生のイルカに出会う
2009年五反田映像祭グランプリ受賞「小笠原の大自然と皆既日食」
2010年「イルカの瞳に魅せられて」個展2012年「野生のイルカと共に」個展
2012年・2013年度 世界自然遺産小笠原諸島カレンダー出版
現在 テレビ出演やCM、ラジオ、フォトセミナー講師、記事執筆、映像制作など活動中