グラントスカルピンによる写真展「GOKKOの棲む海」函館で開催
2014年11月12日より、北海道函館にてダイビングサービスGrunt Sculpin主催の写真展「GOKKOの棲む海~函館臼尻の水中写真展~」が開催されます。
GOKKOってご存知ですか?
ゴッコとは愛称で、ホテイウオのことです。
赤ちゃんの時はダンゴウオに似た、それはそれは可愛らしい姿をしているのですが、大人になると・・・なんというか、正面顔はおばけのQ太郎とでも言いましょうか、幼魚の時からは想像のつかない姿に変身します。
それでもファンの多いゴッコ、彼らの住む海が北海道函館なのです。
函館の海は果たしてどんな海なのか、そして今回はどのような展示なのかを、写真展を主催するグラントスカルピン代表の佐藤長明さんに聞きました。
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まず、函館とはどんな海なのでしょうか?
佐藤
函館には3つの海が存在します。
1つは対馬暖流の影響を受ける日本海側、マグロで有名な津軽海峡側、そして、私がホームゲレンデとする太平洋側です。
太平洋側は冬に寒流・親潮の影響を強く受け、夏には対馬暖流の差し込む海です。
このエリアはコンブの名産地として知られるだけあり、磯焼け知らずの活力溢れる海です。
函館でサービスを展開する前に潜っていた宮城の海とも、海流のみならず、生物層にも多くの共通点がある海で、生物観察のノウハウが活かせる事もわたしにとっては大きなポイントです。
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今回はどのような写真展なのでしょうか?
佐藤
グラントスカルピン臼尻函館は、ファンダイビングができるエリアとして1年半ほど前にオープンしました。
それまで函館の海は「食」を通じてしか認識されていなかったかと思います。
しかし、水中を覗いてみると紹介せずにはいられない魅了が多く見つかりました。
食べて美味しい海に止めず、見て美しく・魅力的であることも広く紹介したいと思い企画した写真展です。
また、全国各地から来ていただいたゲストの写真をメインに“参加型の写真展”にすることで、地元の人たちにもその魅力を伝えられると考えています。
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来場される方へメッセージをお願いします。
佐藤
写真展の会場は函館駅2Fの好立地です。入場も無料で、集まった写真も秀作揃い!
ダイバーはもとより、多くのノンダイバーにも“水中”という特殊な環境の魅力に、写真を通じて触れていただければと思っています。
ぜひ観光にいらしてください、お待ちしています!
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ぴりっとした、しばれる寒さがやってきつつあり、また先日は北海道新幹線が上陸したことでも話題にあがった函館。
これを機に、観光にいってみるのも良いかもしれませんよ。
写真提供:グラントスカルピン・佐藤長明
GOKKOの棲む海~函館臼尻の水中写真展~詳細
●期間
2014年11月12日(水)~20日(木)
●時間
10:00~17:00
●会場
JR北海道 函館駅2階 イカすホール
〒040-8558
北海道函館市若松町12番5号
電話:0138-23-3359
●入場料:無料