恩納村ダイビング協同組合が主催するビーチクリーンアップイベント「The Blue E.A.R.T.H.」が開催されました
ocean+αがグランドオープンした7月1日、取材先の恩納村では、恩納村ダイビング協同組合・恩納村「海をきれいに!」分科会による、第87回目の同村ビーチクリーンアップと、参加者への感謝を込めたフェスティバルイベント「The Blue E.A.R.T.H.」が開催された。
ビーチクリーンアップは、毎月22日に開催され、年間12回行われる。
2004年からスタートして、今年で8年目になる。
The Blue E.A.R.T.H.は、今年で5回目の開催。
E.A.R.T.Hは、E=Eco、A=Art、R=Rhythm 、T=Talk 、H=Heartの意味で、Artや音楽を感じながら、沢山の人とのゆんたく(おしゃべり)を通してエコ活動への気持ちを共有したい。そんな願いが込められている。
「自分たちの活動方針は、シンプルです。拾う人を増やすこと、捨てることをやめさせること。ブルーアースに参加することが、そんな気持ちを持ってもらうきっかけになるようなイベントを目指しています」と実行委員長の野本武蔵さん。
ビーチクリーンアップは、北は恩納村の名嘉真ビーチから、南は真栄田岬までのビーチを順番に回って開催される。
今回は、恩納村村役場と恩納村海浜公園周辺、そして、真栄田岬の2カ所で開催され、計125名が参加。
集められたゴミは、計65.8kg。
当日は、快晴。炎天下の中、ダイビング関係者だけでなく、地元住民や子どもたちも多く参加し、1時間半のクリーンアップ活動が行なわれた。
「元々、恩納村ダイビング協同組合によりスタートしたイベントですが、今回は地域住民の方々が生活する場所でのクリーンアップを行なうことで、地域の人々にも広くこの活動を知ってもらい、参加して欲しい」と言う理由から、ビーチだけでなく、村役場周辺などでの清掃活動を行った。
あまり長く活動するのが困難な程の炎天下であったために、この日のクリーンアップは1時間半と短時間で終了。
そんな状況下でも、楽しそうにゴミ拾いをする子どもたちの姿が印象的だった。
同日17時からは、恩納村ふれあい学習センターにおいて、The Blue E.A.R.T.H.のLiveが開催され、参加者の他、地域住民が集まって、様々なイベントが開催された。
ダイビング関係者が主催するこうした地域活動&イベントが、継続して行なわれているのは、地域の活性化のみならず、ダイビング業界の活性化にもつながるものと期待している。