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ホタテを捕ってもOK!?ニュージーランドで漁業系ダイビングを楽しむ唯一の日本人ガイド閲覧無制限

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現地からレポート

2013年8月30日、ニュージーランドで唯一の日本人ガイド・ゲンさんこと大嶋元さんに突撃でインタビューしてきました。

現在、私はニュージーランドのオークランドに短期留学しているのですが、毎日とてつもなく寒いし、オークランドにくる前は海に潜る気はさらさらありませんでした。
しかし、毎日海を見ながら通学していたら、やっぱり水中が気になり・・・。

海底火山があるって聞いたことはありましたが、ニュージーランドのダイビングに関しては、全くと言っても過言ではないほど日本に情報が出回っていないんじゃないでしょうか。
そこで、これはせっかく居るのにもったいないと「初めましてこんばんは。明日インタビューさせてもらえないでしょうか」というスピードでゲンさんにご連絡したのでした。

突然の連絡にも関わらず、快く受け入れてくれたゲンさんにはとても感謝しています。

ニュージーランドの海を臨むカフェ

海を臨むカフェで待ち合わせ。カフェからの景色に癒されます

ニュージーランドダイビング=伊勢エビ捕り!?

「ニュージーランドには、基本的に日本のようなファンダイビングは存在しません。なので私の仲間の間では“漁業系ダイビング”と呼んでいるんです。みんなダイビングは伊勢エビ捕りだと思っていますよ。」
聞けば、水中銃は合法、タンクを背負っての漁業も合法とのこと。
しかも素潜りならばアワビだって取っても良いというのだから驚きです。

ニュージーランドの人々の中では、ダイビングは遊びではなく、物を捕りに行くという感覚。
つまり、今晩のおかずを捕りに行く、要は釣りと同じ感覚で行うそうです。

GENDIVEの大嶋元さん

大嶋元さん。GENDIVEのオーナーでオークランドで個人的にガイドを行っている唯一の日本人ガイド

一番簡単に捕れるがホタテ、タコ。
「ホタテはビーチから入ってすぐのところにごろごろ落ちてるし、どこに何が落ちているのか書いてある“fishing guide”というガイドブックが売ってるからそれを見れば誰でも取れるよ」と笑顔のゲンさん。
ダイビング中に物を捕ってはいけませんと習った私にとってはとても衝撃的でした。

ちなみに、ものによって捕っていい時期や量が決まっていて、ホタテは解禁が9月~3月で、10cm以上の大きさのものを一人一日20個まで。
素潜りならアワビでさえ捕ってもいいというので尋ねると、12.5cm以上の大きさのものを一人一日10個まで。

さらにアワビは南島にいけばビーチエントリーをした瞬間からごろごろ転がっているらしい!
素潜りしてアワビ10個捕っていいならいくらでも潜ります!と鼻息が荒くなったのは言うまでもありません(笑)。

ところで、そんなの誰もチェックできないじゃんと思った方、いませんか?
ニュージーランドには“Fishery Officers”と呼ばれる人がいて、サイズや数、さらには車中にあるタンクの有無までをもチェックしにくるのだそうです。
アワビを捕るには、タンクやダイビング器材は家に置いてからいかないといけないということですね。

それでもやっぱりファンダイビングしたい!
ゲンさんオススメのスポットをご紹介

マタカナ

「オープンウォーターの講習をする場所でもあり、講習中にホタテを捕って帰ってくるところです(笑)」とゲンさん。
オークランドから車で片道1~2時間なので日帰りでも可能。
初心者から入れる海でしかも自分でホタテを捕って、さらに海から上がったあとにそのホタテを食べられると来たら、食べる、いや、潜るしかないでしょう。

ホワイトアイランド

ここは私も気になっていた場所なのですが、海底火山のあるところ。
水中に温泉のように暖かいお湯が出ています。
車で片道3時間、ワタカネまで行き、さらに船に乗り換えてポイントまで行きますので、宿泊の方が楽しめるかもしれません。

プアナイツ

プアナイツも車で3時間。
ファンガレイまで行き、さらに船に乗り換え揺られること3時間。

ここはニュージーランドでも有名なダイビングスポット。
海洋保護区で魚影が濃く、さらにプアナイツでしか見られないチンアナゴの種類を見ることが出来るとのこと。
こちらはもちろん宿泊で行きますが、船上泊になります。

ただニュージーランドにはファンダイビングの感覚がないので、漁船のような船に雑魚寝というのが、ニュージースタイル。
いつもと全く違う船上泊ダイビングが楽しめるかもしれません。

ケリケリ

ケリケリでは沈船ダイブが楽しめます。
こちらもオークランドの中心部からは車で4時間ほどかかりますが、2つの沈船を見ることが可能。
さらにこのポイントにはニュージーランドでも唯一ガイドさんがいて、ブイも打ってあるので、日本のようなファンダイビングを楽しむことができます。

グレートバリア島

オークランドでも北側、本島から少し離れたところに位置しているので個人的にも気になっていた、グレートバリア島。
モーテルなどの宿もあり、島にステイ出来るというのだから贅沢なリゾート気分を味わえるはずです。

ちなみに1泊2日でお値段はおいくらくらいですか?と尋ねると$700~1000あれば行けるでしょうとの答えが!
8月30日現在で、60,000円程!これはかなり魅力的です。

他にもダイビングポイントはありますが、ニュージーランドは基本的に潜ってはいけない場所というのがほぼないので、ブイというものも存在しないのですが自由に潜ることができます。
話を聞いていて、すっかりニュージーランドの海に潜りたくなってしまった私。


というわけで、来週潜ることにしてしまいました!
マタカナに行き、ホタテを捕り、食し、オークランドに戻るという日帰りモデルプランで行く予定です。

ちなみに大事なことを聞き忘れていましたが、ドライスーツで素潜りするんですか?と尋ねると、「え?ウエットですよ」との答えを頂きました・・・。
現在、水温15度のオークランド。
ドライのレンタルがあることを祈るばかりです。

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