まるで空のような水面が印象的なカルフォルニアの夕暮れ

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カリフォルニアの夕暮れ(撮影:岡田裕介)

今回の写真はカリフォルニア州からモントレー近郊の町、モスランディングで撮影しました。

この砂浜近くの川でのラッコの撮影を終え、車を停めてあった砂浜近くの駐車場に戻ってきた時、この光景が目の前に広がっていました。

夕暮れ時の潮の引いた砂浜に海水がうっすら残り、鏡のようになった水面に空が映り込み、そこに餌を求めて海鳥が集まってきます。

カリフォルニアの夕暮れ(撮影:岡田裕介)

どこまでも続く長い海岸がずっとこの状態なので、どこをどう撮ったら良いのか迷いあたふたしながら撮影しました。

世界中の色々な場所で夕焼けを見てきましたが、カリフォルニアの乾いた空を彩る夕焼けは別格です。

日本のテトラポットに代表される波止めブロックなどはどこにも見当たらず、景観を重視して自然のままの状態がずっと続いているのもいい。

カリフォルニアの夕暮れ(撮影:岡田裕介)

初めてのアメリカは、20代の前半の頃にアシスタントの仕事で行ったロサンゼルスでした。
今も、その時に街中で見た真っ赤に染まった空の色が忘れられません。

「これがアメリカの空か~なんて当時吸っていたマルボロをふかしながら初めて飲んだバドワイザーとビーフジャーキーのザ・アメリカンセットで眺めたものでした。

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PROFILE
埼玉県生まれ。大学卒業後、フォトグラファー・山本光男氏に師事。
 2003 年より、フリーランスフォトグラファーとして独立。沖縄・石垣島、ハワイ・オアフ島へ の移住を経て、現在は神奈川県の三浦半島を拠点に活動中。 水中でバハマやハワイのイルカ、トンガのザトウクジラ、フロリダのマナティなどの大型海洋ほ 乳類、陸上で北極海のシロクマ、フォークランド諸島のペンギンなど海辺の生物をテーマに活動。 2009 年 National Geographic での受賞を機に世界に向けて写真を発表し、受賞作のマナティ の写真は世界各国の書籍や教育教材などの表紙を飾る。温泉に入るニホンザルの写真はアメリカ・ スミソニアン自然博物館に展示。国内でも銀座ソニーアクアリウムのメインビジュアルはじめ企 業の広告やカレンダーなどを撮影。 またミュージシャンのライブ撮影も行い、雑誌、WEB、広告などに作品を発表している。
 
HP:https://yusukeokada.com
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