ずっと一緒に泳ぎたかったアシカを夢中になって撮影した4日間

オーストラリア、パースのアシカ(撮影:岡田裕介)

先週の4日間、オーストラリア パースでアシカを撮影してきました。

僕の海獣好きの始まりは、アメリカのモントレーのカリフォルニアアシカ。
寝ている様子を見ているだけで、ドキドキ興奮している自分にびっくりした事を思い出します。

それ以来ずっと一緒に泳ぎたいと願っていたアシカとついに!

オーストラリア、パースのアシカ(撮影:岡田裕介)

初日、アシカのいるCarnac Island(カーナック島)へ向かうボートが島に近づくと心臓がバクバク、手に汗を握って、自分でもびっくりするほどアシカに会えるのが嬉しかったみたいで笑っちゃいました。

アシカは好奇心が強く、気が向いた時には泳いでいる僕らに犬のように戯れてきます。
カメラを向けると、ポートに映る自分が気になるのか顔を近づけてきたり、フィンを甘噛みしたり、こんなにもフレンドリーな野生生物を撮影できるのはフロリダのマナティーぐらい。
時間が経つのも忘れて夢中になって撮影しました。

今年は特にアシカが元気な年だったらしく、休憩時間が取れないほど、思う存分一緒に泳げたので、本当に満足な4日間でした。

オーストラリア、パースのアシカ(撮影:岡田裕介)

初めてのアシカはびっくりするほど人懐こかった

昼間は雲一つない青空の中アシカと泳いで、ホテルに帰ってからは淡い夕暮れの空を眺めながらアシカ好き写真好きの仲間とビール飲みながらわいわいして。
いや~本当に楽しい時間でした。

オーストラリア、パースのアシカ(撮影:岡田裕介)

じゃれあって遊んでます

宿泊したパースも公園が多くていい所だったのですが、個人的にはボートの発着場近くのフリーマントルの街がかなり気になってます。
オシャレで落ち着いた雰囲気の町並みが散策していて気持ちよかったな。
来年はもっとゆっくり過ごしたいと思ってます。

パースでのアシカスイム、来年も2月の下旬に開催が決定しています。
アシカスイムはイルカやクジラと違って泳ぐ事もなく、水深も浅いので、普通にシュノーケリングさえできれば十分に楽しめます。
ぜひ一緒に楽しみましょう!

オーストラリア、パースのアシカ(撮影:岡田裕介)
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PROFILE
埼玉県生まれ。大学卒業後、フォトグラファー・山本光男氏に師事。
 2003 年より、フリーランスフォトグラファーとして独立。沖縄・石垣島、ハワイ・オアフ島へ の移住を経て、現在は神奈川県の三浦半島を拠点に活動中。 水中でバハマやハワイのイルカ、トンガのザトウクジラ、フロリダのマナティなどの大型海洋ほ 乳類、陸上で北極海のシロクマ、フォークランド諸島のペンギンなど海辺の生物をテーマに活動。 2009 年 National Geographic での受賞を機に世界に向けて写真を発表し、受賞作のマナティ の写真は世界各国の書籍や教育教材などの表紙を飾る。温泉に入るニホンザルの写真はアメリカ・ スミソニアン自然博物館に展示。国内でも銀座ソニーアクアリウムのメインビジュアルはじめ企 業の広告やカレンダーなどを撮影。 またミュージシャンのライブ撮影も行い、雑誌、WEB、広告などに作品を発表している。
 
HP:https://yusukeokada.com
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