越智隆治のフォト講座、好評のうちに終了
2014年5月10日(土)、千葉県の鴨川シーワールドにて、水中写真家・越智隆治によるPanasonicのLumix DMC-GM1を使ったフォト講座が開催されました。
多くのカメラマンはメインカメラのほかにサブカメラを持ち歩くのだそうですが、このGM1が今の越智さんのサブカメラ。
「今までで気に入ったサブカメラは2機しかないけれど、二つ目がこのGM1です」と嬉しそうに話していました。
フォト講座の会場は、越智さんがカレンダー写真も担当している鴨川シーワールド。
水族館で開催し、被写体の対象が海獣とは、越智さんらしいです。
参加者は21名で、半分以上が「カメラはオートにしか設定したことがない」という初心者。
さて、どんな写真が撮れたのでしょうか。
水族館での撮影に入る前に、Panasonicの方からはGM1の使い方について、越智さんからは写真の撮り方についてのレクチャーを受けます。
レクチャーも終わり、まずは被写体としては割と簡単に撮影できるというクラゲのコーナー、そしてベルーガの水槽へ。
「あ!口あいてる!可愛い!」
「キスしてるみたい!」
とはしゃぐ女性たちの横で、鴨川シーワールド広報の山口さんが冷静に状況説明。
「口を開けているときは、威嚇しているときです。」
「仲がとても良い2匹なのでキスしているのは可愛いんですけど・・・・男同士です。」
そのあとはシャチのショーを撮影。
クラゲやベルーガでカメラの使い方やコツを覚えた受講生たちは、
「シャチを撮るにはシャッタースピードはどれくらいですか?」
「シャチを撮るコツはなんですか?」
など、ショーが始まる前に代わる代わる質問していました。
シャチの撮影が終わると、休むことなくアシカやペンギン、イルカが待っている水槽へ。
撮影前には越智さんによるレクチャーを再度受けました。
ここでの時間は70分間あり、皆さん思い思いに撮影していました。
全ての撮影が終わると、最初に説明をうけたレクチャールームへ移動し、越智さんによる総評。
さらに一人ずつその日一番の写真を提出して、コメントをもらいます。
「みんな上手くてびっくりしています。もう僕が教えなくても大丈夫ですね(笑)」
なんて笑いも交えながらの総評時間となりました。
参加者からも、
「今までコンデジと携帯しか使っていなかったけど、こんなにうまく撮影できて嬉しかったです」
「水族館っていつもブレてしまって写真を撮ってもつまらなかったけれど、コツを教えてもらって撮ったらブレずに写せました。ブレないだけで相当楽しいんですね!」
「教えてもらえれば撮れるんだって思いました。」
などの声が聞け、一番多かったのは「楽しかった!」という声。
楽しんで写真が撮れたらそれ以上のことはないですよね!
最後はシャチさんに水槽まできて頂いて記念撮影。
越智さんは「みんな上手くてびっくりした」と総評の時に言っていましたが、それはお世辞ではなく本心のようで、帰り道でも「上手な人が多くて本当にびっくりした」と何度も言っていました。
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
なかなか日本にいない越智カメラマンですが次回開催がありましたら、またこちらで告知しますので、カメラが上手になりたいという方は、是非ご参加ください!