憧れのサメに、口の中が見えるほど大接近! ~2016年バハマ・タイガーシャーククルーズ~

タイガーシャーク(撮影:越智)

今年もバハマでの、タイガーシャーククルーズを開催、無事終了してフロリダのウエストパームビーチに戻ってきた。

ダイビング初日は、タイガービーチのアンカーチェーンに停泊。
ここは水深6mほどのフラットな砂地の海底が広がっている。

もちろん、タイガーシャークも出るポイントではあるのだけど、初日はフィーディングなどしないで、ここでチェックダイブや機材、ウエイトの調整などを行った。

チェックダイブといっても、アンカーすると同時に、餌の入ったボックスを海中に落とすので、あっという間に、ダイビングデッキの周囲には、たくさんのレモンシャークが集まってくる。

タイガーシャーク(撮影:越智)

初日は、30匹近い、レモンシャークたちと戯れるダイビング。

2日目は、タイガービーチのフィッシュテールというポイントに移動して、クルーによるフィーディングをスタート。
ボートのエントリー&エキジットポイントには、レモンシャークに加えて、たくさんのカリビアンリーフシャークが群がっていた。
この中にジャイアントストライドでエントリーしていくのだから、サメ好きにはたまら無いだろうけど、サメが苦手な人からすると、「冗談じゃない!」という状況だろう。

ここの水深は12m程度。
フィーダーが海底に降りてフィーディングを始めると、早速タイガーが姿を見せた。

しかし、1ダイブ目に姿を見せたタイガーは少し小ぶりで、レモンシャークと同じか、場合によってはそれより小さい。
まあ、初参加の人には、最初はこれくらいのサイズが丁度良いかなとも思うのだけど、実は、大きな個体よりも、小さな個体の方が動きが早く、小回りも効くし、この個体はかなり好奇心旺盛だった。

すぐに進行方向を変えて、僕らの方に向かって来る。
頭部が何かにぶつかったのか、あるいは、釣りのフックが長い間引っかかっていたのか、陥没していて、皆が「ボコちゃん」と呼んでいた。

タイガーシャーク(撮影:越智)

この個体は、最終日までほぼ毎ダイブ皆の前に姿を見せて愛嬌を振りまいてくれた。

2ダイブ目からは、4m級の大きな個体が複数個体姿を見せて、最終的には計4個体を一度に見ることができた。

タイガーシャーク(撮影:越智)

ナイトダイビングでもタイガーが登場。

タイガーシャーク(撮影:越智)

しかし、2回目のフィーディングのときに、クルーの一人がレモンシャークに指を噛まれてしまった。

タイガーシャーク(撮影:越智)

傷も大したことないし、噛まれた本人は嬉しそうだけど、さすがに、これ以降は海に入れなくなってしまった。

クルー2名が交代でフィーディングをやる予定が、一人だけがずっとフィーディングを行うことになったので、減圧も出るし「回数を減らすか、それとも、TAKA、やる? フィーディング?」と言われ、「え、どっちでもいいけど」と答えると、「自分ですっごくやりたいのならやってもいいけど、特に乗り気しないならすすめないよ」とキャプテンに言われ、要するに、何かあった場合、キャプテンの責任にもなるから、自分がどうしてもやりたいって言わない限りはフィーディング無しのダイビングになってしまう。
そうなると、タイガーもあまり寄って来ないので、しょうがなく「是非やりたいです」と答えて3日目にはフィーディングすることに。

タイガーシャーク(撮影:越智)

多分、野生のタイガーシャークへの直接の餌付けを行った初めての日本人かもよと、クルーに言われた。
特に恐怖心は無かったのだけど、餌付けの魚の入ったボックスの扱いに慣れていなかったのと、餌をあげるタイミングがうまくつかめずに、早めに終わらせてしまった。

次回チャンスがある場合には、もう少し余裕を持ってできるとは思うけど、やっぱり写真撮影している方がいいな。

タイガーシャーク(撮影:越智)

ちなみに、これはタイガーシャークの口の中を4K動画で撮影したものの1シーンを切り出した画像。
真ん中に寄生虫みたいのが見える。

それに、向かって右端には、釣りのフックが錆びたようなものがそのまま口の中に残っているのもわかる。
かわいそうだけど、なんか口の中のピアスみたいでもある。

2017年、2018年は、7日間のクルーズだったものを9日間にして、グレートハンマーヘッドシャークやブルシャークの見られる(ここのタイガーシャークくらい近寄れる)海域まで行くことになります。

すでに2017年、2018年もそれぞれ正式予約、仮予約で満席ですが、キャンセルが出たら、またご連絡します。
ちなみに、2019年度は日程決まってはいませんが、参加希望のお問い合わせは来ています。

タイガーシャーク&グレートハンマーヘッドシャーククルーズに関するご質問はお問い合わせください。

tour@oceana.ne.jp

Tiger Shark Galeocerdo cuvier
Lemon Shark Negaprion brevirosyris
Caribbean reef shark Carcharhinus perezi
Great hanmmerhead shark Syhyrma mokarran
Nurse shark Ginglymostoma cirratum

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。