【モルディブ・クルーズ】ダイバー必見!2023年、世界各国のガイドたちが薦める海はここだ! 連載No.4
「あの海、今はどんな感じかなぁ…」、「海外でのダイビング、どこに行こうかなぁ…」と考えているダイバーの皆さまへ、世界各国のガイドたちが今シーズンの現地の海情報を提供!
今回は、モルディブに自社クルーズ船を所有し、ダイブサファリ(※)を開催するダイビング専門旅行会社「ワールドツアープランナーズ」の現地ガイド・的場充弘氏(以下、的場氏)にお話を伺った。
※モルディブでは「ダイブクルーズ」を「ダイブサファリ」と呼ぶのが一般的
編集部
今の現地の様子はいかがでしょうか?
的場氏
モルディブは2020年の7月には渡航制限付きで観光を再開しており、弊社で取り扱っているどの国よりも早く、外国人観光客が戻り始めました。私がモルディブに戻った2022年7月の段階では多くのリゾートやクルーズ船が通常営業をしており、日本人のお客様も緩やかに戻り始めています。
編集部
モルディブはいち早く観光を再開しているんですね。海についてはいかがでしょうか?今の時期、特におすすめのエリア・ポイントはありますか?
的場氏
北部のバア環礁にある、ユネスコ生物圏保護区の「ハニファルベイ」では、プランクトンを追って集まる100個体を超えるマンタの乱舞を見ることがあります。これは日本の夏秋の頃(7月〜11月ごろ)にのみ見られます。
的場氏
アリ環礁でも、マンタに加えジンベエザメを狙うダイビングを行います。ここでは夜間にもボートの明かりの下を泳ぐ姿を見ることができます。これは光に集まるプランクトンなどを捕食するための行動です。
的場氏
北マーレ環礁の空港近くにある「NERU(ネル)」というポイントは、2022年に調査ダイブが始まったばかりで、グレートハンマーヘッドシャーク(ヒラシュモクザメ)やタイガーシャーク(イタチザメ)、ブルシャーク(オオメジロザメ)、カマストガリザメの群れをはじめ珍しいサメやエイたちが見られています。また、コロナの影響でダイバーが少なかった時期に、巨大なテーブルサンゴが育ったエリアもあったりします。
編集部
まさにダイビングの楽園ですね!
的場氏
はい、モルディブはどのポイントも魚影が濃く、中層を見ればハンティング(捕食)、リーフを振り返れば根付きの魚群や美しいソフトコーラルと、美しくも忙しい水中が続きます。だからこそ機動性の高いクルーズ船なら、臨機応変にそのときベストなポイントを選びながら航海を進めていくことができます。
編集部
最近はどのようなゲストの方が多いですか?
的場氏
弊社ツアー再開直後は、再訪を待ち望んでいてくれたリピーターのお客様がほとんどでした。コストパフォーマンスが良い(※)ということもあり、現在は初めての方や、若いお客様も増えてきました。それでも全体の人数としてはまだまだコロナ前には及びませんが、安心して遊びに来ていただけるよう、スタッフ一同努めております。
※旅行代金には、航空券・宿泊・食事・ダイビングが含まれています
編集部
初めての方や、若いお客様にもどんどんモルディブの海を体感してほしいですね!最後に日本のダイバーに向けて、メッセージをお願いします!
的場氏
モルディブのダイブサファリは、とにかく船も海も最高です。母船とダイビング用のボート「ドーニ」が分かれていて、どちらも広々快適なのです。日本人ガイド(私)が乗っておりますので、初めての方やお一人で参加の方も安心してお過ごしいただいております。楽園モルディブの洋上で、潜り倒す・食べる・寝る!贅沢なダイブサファリへ是非遊びに来てください!
編集部
贅沢な非日常的なダイブサファリ、私も乗ってみたいです!的場さん、ありがとうございました!
ワールドツアープランナーズのモルディブダイビングクルーズの詳細はこちら。
▶モルディブダイビングクルーズ | ダイビングツアー専門旅行会社ワールドエクスプローラ
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