タイ・アンダマン海の魚たち ~LINEスタンプvol.1~

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5年振りに潜ったタイのシミラン・クルーズは、タイ南部を襲った豪雨の影響もあり、決してコンディションが良いとは言えなかった(本来なら、この時期は、海は凪ぎ、雨も少なく、風も穏やかになるベストシーズンです)。 しかし、透明度は、今まで潜った中でもベストかと思えるくらいにスコーンと抜けていて、海中に入ってしまえば、カラフルなソフトコーラルとインド洋固有の魚たちに囲まれて、久々のシミランの海を楽しんだ。 今回シミランクルーズで乗船したのは、プーケット国際空港から車で1時間北上したリゾート地カオラックにあるediveのオレンジブルー号。 ediveがここに拠点を置いた、2000年からすでに18年。 1999年に建造されたオレンジブルー号は、その年齢を感じさせないほどクルーの手入れが行き届いていて、今だに清潔感のある船。 ゲストが海にエントリーして、ダイビングデッキが空いたタイミングで、クルーたちが毎回綺麗に掃除をしている姿が印象的だった。 image001 インド洋固有の魚たち、と言っても、結構太平洋に住む魚たちのインド洋バージョンとして位置付けられる魚が多くて、その微妙な違いをガイドに教えられて、「なるほど!ここが違うのか〜」とちょっとした違いを学び、嬉しくなっていた時期もあった。 久しぶりなので、今回は、そんなアンダマン海の固有種を再度撮り直そうと思ったのだけど、コンディションの悪さやちょっとしたトラブルなども重なり、満足いく撮影ができなかった。 よくよく考えたら、今までediveでシミランクルーズ取材していた時には、2クルーズ乗船して取材することが多かった。 それに比べると、今回は1クルーズのみ、しかもコンディションが悪くて、撮りたいものがなかなか撮れなかったのが残念な2017年最初のロケとなった。 とはいえ、久しぶりに潜る、シミランクルーズのメインダイブサイト「リチェリューロック」の魚影の濃さは、やはり久しぶりに見ると圧巻だった。 これだけ魚の群れに取り囲まれたら、ダイビングが楽しくないわけがない。 image008 と、そのリチェリューの話はまた次に回すことにして、今回紹介したいのは、ediveのショップ内に置いてあった、「アンダマン海の魚たちVol1、LINEスタンプ」の案内。 image003 このスタンプは、以前ediveでガイドとして働いていた、中村泰康さんが作成したクリエイターズスタンプ。 調べてみたら、ダイビング関係のクリエーターズスタンプっていくつかあるのだけど、自分が取材に来てその元スタッフが作ったスタンプは初めてだったので、ちょっと紹介してみたくなったのと、これ、自分でも大物海洋生物系で作ってもいいな〜とか思ったのもあって参考までに購入しました。 どんなアンダマン海の魚たちがいるかというと ◯インディアンフレームバスレット image011

アカネハナゴイのインド洋バージョン。テールの模様がちょっと違う。

アカネハナゴイのインド洋バージョン。テールの模様がちょっと違う。

◯エバンスアンティアス image012

インド洋を代表するハナゴイ。

インド洋を代表するハナゴイ。

◯パウダーブルーサージョンフィッシュ image015

ナンヨウハギのインド洋バージョン。

ナンヨウハギのインド洋バージョン。

◯コラーレバタフライフィッシュ image013

ハクテンカタギに似てる?

ハクテンカタギに似てる?

◯オーロラパートナーゴビー image010

ヒメダテハゼのインド洋バージョン。テールの模様が綺麗。

ヒメダテハゼのインド洋バージョン。テールの模様が綺麗。

◯タイガーテールシーホース image014 _T5A1110k などなど計40種。 この他にも、ジンベエザメ、マンタ、レパードシャークなどのスタンプも。 以前から、ediveのTシャツデザインなども手がけていた、中村さんの可愛いお魚スタンプが目白推し。 Vol1ということなので、Vol2の登場にもぜひ期待したい。その前に自分でも作って見ようかな。 当たるとかなりのお金が入ってくるみたいだし……、まあそんな簡単には当たらないか。 「アンダマン海の魚たちVol.1」をチェックするには…… _60A4442k

edive

image002 カオラックに拠点を置く、日本人経営のダイビングサービス。 タイ・アンダマン海のハイシーズンは、シミラン、スリンでデイトリップ、クルーズトリップを行い、ローシーズンにはラジャアンパットやコモドなど、インドネシアを中心に他の魅力的なダイビングエリアへのクルーズ展開を行なっている。 2017年度のシミラン・スリンクルーズスケジュールはediveのクルーズスケジュールを参照に。 2017年2月5日〜13日 8泊9日26ダイブ付きのラジャアンパットクルーズにまだ若干空席があるので、急遽募集中。 詳細は「快適クルーズ船マーメイドⅡで行くインドネシア奇跡の海 ラジャアンパットクルーズ(ソロン発着)」

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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