今日から、メキシコ・ムヘーレス島でバショウカジキ捜索。 あの絶頂期をもう一度!

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今日から、メキシコのカンクン沖にあるムヘーレス島に滞在して、バショウカジキの狩りを狙う。

自分の中では2013年までがピークで、その後、明らかに数が減っているこの海域のバショウカジキ。
2013年の遭遇率70%(海にでて、10日間で7日間は遭遇していたし、50匹から100匹の群れが何度も見れた)の絶頂期の年から、それ以降は、遭遇率50%以下まで低下しているし、群れの大きさも、数匹からせいぜい、30~40匹と小さくなってきている。

その原因は定かではないのだけど、2010年に発生したメキシコ湾でのオイル流出事故が、バショウカジキの生態系に影響をあたえているという説だったり、はたまた、地元のスポーツフィッシング関係者の話では、2000年以前は、この海域でバショウカジキの群れを見たことは無かった。
だから、また、その大きな周期が訪れているのかもしれない。
という話も聞いたりする。

数は減ったとはいえ、それでもまだ可能性が全く無くなったわけではなく、遭遇はしている。

遭遇確率は低くても、どうしても、絶頂期の100匹を越すバショウカジキの群れがイワシの群れを引き裂いて捕食する壮大なシーンを、もう一度見て見たい!!

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そんな思いで、今年も2週間、海に出て、バショウカジキの群れを探します。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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