ダイバーに話題! “宮古島まも海ちゃん”の水中パトロールに密着
宮古島の陸の安全を守る存在といえば、宮古島まもる君。
2016年現在、島内に19人の兄弟がいて、若干、キモ面だが、島の安全に目を光らせる警察官として親しまれている。
そんな宮古島まもる君に、「海中で出会った!」 「っていうか、まもる君、女性だった気がする!」というダイバーの証言が続出。女性となると、まもる君の妹のまる子ちゃんなのだろうか?
謎が深まる中、早速、宮古島へ飛んで住民に聞きこんでみると、「ああ、それは宮古島まも海(み)ちゃんだね。まる子ちゃんは潜れないからね。まも海ちゃんなら、今の時間は、ちょうど水中パトロール中じゃないかな」という情報をキャッチし、証言を頼りに下地島周辺の地形ポイントへエントリー。
い、いた!
名物ポイント「アントニオガウディ」前の入り口で発見。
兄のまもる君たち同様、表情ひとつ変えず微動だにしないまも海ちゃん。
スレートで話しかけても多くは語ってはくれないが、主に、美しい地形が壊れないよう、ダイバーのスキルに目を光らせているらしい。
中性浮力がとれずにタンクが地形にぶつかりそうになると、すかさず体を支えてあげるなど優しいケアが基本だが、あまりにも言うことを聞かなかったり、ヘタクソだと、タンクのバルブを閉めて、「通り池」の奥の方に捨ててしまうという、ちょっぴりおてんばな一面も。
公務員扱いだそうだが、週7日勤務で無給。少し条件の悪い仕事というのは理解しているが、「ダイバーたちの笑顔」だけがかけがえのない報酬だという。それに、たまに、ショップの人がランチで残ったジューシーを船上から投げ込んでくれるという役得もあるんだとか。
9時から17時まで、水中パトロールのために潜りっぱなしで、だいたい1日6本くらい。エグジット後の船上で、「顔色が悪そうですが、お体は大丈夫でしょうか?」と聞くと、「でも、唇の血色はいいでしょ?」とこの日一番の笑顔がはじけた。
ダイビング後の楽しみは、妹思いのまもる君が畑からパクってきたサトウキビをサカナに、泡盛をちびちびやること。
ダイビングショップが水中に沈めている泡盛がやっぱり一番おいしいらしく、「私も、一日も欠かさず、ついついパクっちゃうんです(テヘペロ)」と、仕事で見せない、お茶目な素顔も見せてくれた。
宮古島まも海ちゃんの正体は?
さて、夢の話はちょっと置いといて(笑)、気になる、まも海ちゃんの中の人の話。
その正体は、よしなさんという、宮古島とウミウシが大好きな130本ダイバーさん。
SNSで話題になっていたけど、なんで、こんな恰好で潜っているだろうか?
「仲間のダイバーがドウランと制服を用意していたので、何するのかなーと思って見ていたら、いきなり自分が塗られ始めて……ハメられました!」
でも、もともとコスプレは嫌いじゃない方だったので、結局はノリノリ。
楽しくて、結局、水中だけでなく、陸上でもパトロール。
周りも笑顔になったし、ダイビングの楽しみ方は自由! ってことで、まとめときます(笑)。
★よしなさんが経営している都内のバーへ行けば、宮古島まも海ちゃんに会えるかも!?
Flower Garden
※女性もウェルカム!