ニシキフウライウオマン、富戸に現る!? ~水中お絵かき対決の罰ゲーム~
ガイドさんといえば、ただ生物を見せてくれるだけでなく、水中スレートに素敵お絵かきをしてゲストを楽しませてくれます。
そんな水中スレートお絵かきに定評のある「ダイビングサービスむらい」のガイド・村井智臣さんに、編集長・寺山とうみカメラマン・むらいさちさんが挑んだ勝負。
ガイドの村井さんに、寺山とさちさんの投票合計で挑むというハンデ戦。
「2人合わせれば、いけるんじゃない?」という浅はかな2人でしたが、編集部に送られてきたお絵かきを見た瞬間、結果はわかりました……。
読者のみなさんもきっと想像通り。
結果は……圧倒的な村井さんの勝利!
どの水中スレートのお絵かきがグッときますか
- C (15%, 64 Votes)
- B (15%, 67 Votes)
- A (70%, 308 Votes)
Total Voters: 439
■Aはガイドの村井さんの絵
■Bは編集長の寺山の絵
■Cはむらいさちさんの絵
寺山&さちさんが負けた場合の罰ゲームは、どちらか投票数が少ない方ということで、早い段階で、興味はどちらが負けるかに。
負け犬同志、低いレベルでデットヒートを展開し、「絶対に罰ゲームをやりたくない」という2人は、1日中、スマホを気にしていたそうな……(仕事してください!)。
当初、15票まで開いた投票は、さちさんが、知り合いに声をかける作戦に出た結果、票数は縮まり、表最終的には3票差。
結果は、さちさんが罰ゲーム決定!
低クオリティーの罰ゲーム
1日ニシキフウライウオ
おっさん3人で考えた、罰ゲームは“1日ニシキフウライウオ”。
たぶん、現地で「おもしろい!」となったのでしょうが、思いつきで言いたかっただけなのでしょう。内輪ウケのお寒い結果しか想像できないのですが、結果は……。
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お、おう……。
場合によっては、おいしくなるのが罰ゲーム。特に、ゲスト参戦のさちさんは絶対においしくしてさしあげなければいけないのに、この低クオリティー。ニシキフウラウオ感がまったく伝わってこない……。
これじゃあ、本気の罰ゲームではないですか。
さちさん、申し訳ございません。
編集長の言い訳としては、「いや、リアルなニシキフウライウオになるようなおもしろいペイントを考えていたんだけど、思ったよりドウランが固まらず、まったくペイントできなくてだね……」。
だからあれほど思い付きはやめろって言ってたのに。オデコに「ニシキだよ」でごまかせると思ってんすか……。
(メイキング)
ニシキフウライウオマンに密着
※ここからは現地の寺山レポート
「あ~ヤダよ~」と嘆くむらいちゃん。
かわいそうになってきて、「じゃあ、ウエット着るまででいいからさ……」と提案すると、「それじゃあ、おもしろくないでしょ! すべると思ってやったり、恥ずかしがったら一番いけないから、やりきらないと」と、止めたい気持ちとプロ根性とが激しく葛藤している様子。
「こんな低クオリティーじゃなきゃ、ノリノリでできるのに……(ブツブツ)」
ということで、まずは、朝食の買い出しのためにコンビニに登場したニシキフウライウオマン。
店員さんにギョッとされて、スッと目をそらされて……。スベらせてごめん。見ているだけで胸が痛いので、仲間じゃないふりして、遠めから見てよっと。
そして、富戸に登場したニシキフウライウオマン。
おっ。ダイバーたちが遠目からクスクス笑っているぞ。
これは、ちょっとおいしくなっているのかも!
むらいちゃんも気をよくしてちょっとやる気を出してきたような気もするが、やはり、出オチ感満載。
ダイバーたちも慣れてしまい、「はいはい。いい大人がちょけてるちょけてる」って空気が……。
本人もどうやら「心を無くそう」と決めたらしく、目から生気が抜け達観モード。
やがて、良くも悪くも普通に場になじんでしまい……。
元気づけようと、「お~い、こっち向いて! いってきますちょうだい!」と声をかけると、ガイドの村井ちゃんといってきますポーズ。
目に生気は戻らないままですが、とりあえず、やりきる覚悟だけは伝わってきます。
しかし、そこは、水を得たニシキフウライウオマン。
潜ってしまえば元気いっぱい!
やっとテンションもアップ。
最後まで罰ゲームをやりきったニシキフウライウオマンは、温泉丸で、冷えた体……、いや、冷えきった心を溶かして、人間に戻ったのでした……。
皆さん、むらいちゃんにどこかで出会ったら、苦笑いしたり、寒くて心が痛んだことは隠して、「めっちゃウケて大笑いしちゃった」って言ってあげてください。
優しい嘘ってあると思うんですよね……。