ボホールロケ、水中は終了

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BLUE CORALさんでのボホールロケ、昨日で水中撮影は終了した。今回は、自分の我がままを聞いてもらい、バリカサグを徹底的に潜らせてもらった。
残念ながら、ゴールデンバラクーダとの再会は果たせなかったものの、やっぱりこの海のギンガメアジやバラクーダの群れ、カメの多さ、大きさ、リーフ上のサンゴに群れるスズメダイやハナダイ系の魚たちの群れの多さは、何度見ても興奮させられる。
特に今回はギンガメアジの群れが最高だった。さんざん1本目でギンガメアジの群れ撮影して、「次はバラクーダ狙いで」とエントリーしておきながら、またそのギンガメアジの群れに遭遇すると、スルーする事ができず、また撮影に熱中してしまうくらいに、群れのサイズ、密度ともに、カメラマンの撮影意欲をかき立てるのに申し分無いサイズだった。
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前回、マクタンメインの取材の時の水中モデルは、BLUE CORALのナナカちゃんにお願いしたが、今回はガイドのアンナちゃんが担当してくれた。前回はあまり話をしなかったけど、今回撮影で一緒にいて、案外「男前」なキャラなんだな〜と感心させられた。5人兄弟の長女。一族そろって、格闘技一家。子供の頃、厳しくて、恐くて全然話しができなかったお父さんとの唯一のコミュニケーションは、組み手。
陸上での撮影で、女の子っぽい仕草でポーズを取ってもらおうとしても、手と足が一緒に出ちゃうみたいなぎこちなさが、妙に自分のツボにハマって楽しかったです。「ビーチ走って」と言ったら、空手の合宿みたいに腕しっかり振って走るし。
でも、そういうぎこちなさと、一生懸命さが、とても好感の持てる人でした。これからも、そんな感じでガイドという仕事を頑張って続けていって欲しいなと思いました。
昨日は、アンナちゃんにくわえて、ダイスケ君が担当したゲストの人にも、ちょっと協力してもらいながら、撮影を行ないました。どうもありがとうございました。
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次回のロケは、来年の2月頭、BLUE CORALのドゥマゲッティ支店を取材する予定です。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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