<注目ニュース>石垣島・伊原間(いばるま)沖の海域で、サンゴの一斉産卵の撮影に成功しました!

沖縄県石垣島・伊原間沖で
サンゴの一斉産卵の撮影に成功!

2019年5月17日22:00頃のこと。
沖縄県石垣島の伊原間(いばるま)沖の海域で、ミドリイシサンゴの一斉産卵の撮影に成功しました!

22:00頃から約30分間にわたり行われ、水深10mには美しいピンクの卵が一面広がりました

Oceana_Coral_Spawning2019_1

長年にわたり、サンゴの産卵を観察されている「イエローサブマリンスタジオ」のガイド・峰さんが目星をつけたサンゴの前でスタンバイ。

正直、いつ産卵するかは未知数です。

でも、「ここに決めた!」という峰さんを信じて、他のサンゴに行かずにひたすら待ちました。

そして始まった一斉産卵。

サンゴの卵と精子が入ってるバンドルが、次々と水面に上がっていきます。

その美しい光景を前に、地球が日々生きていることを実感し、そして、産卵されたサンゴたちが新たな美しいサンゴ礁となることを願いながら撮影しました。

この水中での感動は、なんとも表現できませんが、マスクの中で少しウルッと来そうでした……。

実は、昨年も同時期にサンゴの産卵狙いで来島していましたが、惜しくも産卵は確認できずに取材が終わってしまっていたのです。

リベンジで望んだ今年……、感動も2倍でした!

これもすべて、石垣島北部のダイビングショップ「イエローサブマリンスタジオ」のガイド・峰さんとスタッフの皆さまのおかげ。

峰さんは、かなりの高確率で早い時間帯に産む種類のサンゴと、遅い時間帯に産むサンゴのタイミングを見分けることができます。

今回も、19:30過ぎの第一弾を確認した後、2本目の22:00頃から産卵し始めたミドリイシサンゴの一斉産卵を見事に的中。

当日は、他にもゲストが乗船しており、みんなで素晴らしい感動の瞬間を見ることができました。

僕自身も一生の思い出に残るサンゴの産卵となりました!

■撮影協力/イエローサブマリンスタジオ 峰洋二さん

自然写真家・関戸紀倫(せきと きりん)さん
プロフィール

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1988年7月6日生まれ。
写真家で、ダイビングインストラクターでもあるフランス人の父と、日本人の母の間に生まれ、幼い頃から父に連れられて、ガラパゴス諸島やタイ、フィリピンなど自然豊かな処に訪れるうちに、自然が大好きになる。
2010年にダイビングを始め、翌年には沖縄でダイビングインストラクターとして活動をスタート。
2013年からは、オーストラリアのダイビングクルーズにて働くことになり、そこで船内販売用の写真を撮り始める。
2014年10月にクルーズ船の仕事を終え、帰国前に念願の一眼レフを手に入れオーストラリアを放浪。
現在は、自然写真家として水中写真をメインに、世界で活躍中。

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PROFILE
1988年7月6日生まれ
東京にフランス人の父、日本人の母の間に生まれる。生まれて間もなくフランスのパリに移りフランス人として成長し10年。父は写真家、ダイビングインストラクター。
小さい時から父にフィリピン、タイ、ガラパゴス諸島など自然豊かな場所に連れて行ってもらい、いつの間にか自然が大好きになる。時が経ち2010年にダイビングを始め2011年から沖縄でダイビングインストラクターとして活動。2013年からオーストラリアのダイビングクルーズ船にて働くことになりそこで船内販売用に写真を撮る。今度は撮った写真をソーシャルネットワークにも載せたりするようになり友達に『世界にはこんな場所がある!こんな海がある!』などと紹介するのが楽しくなる。2014年10月にクルーズ船の仕事を終え帰国前にオーストラリアを一周することに決め念願の一眼レフを手に入れ放浪。 現在は、自然写真家として水中写真をメインに世界中を撮影し活躍中。
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