とりマン撮影 @石垣島

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カメラが良ければカメラマンになれるのではなかろうか?
と、武者修行に旅立った先は西表島の海。
■カメラマンへの道→こちら

西表島での水中ヌード対決に勝利し、お次は石垣島。
ということで、「続・カメラマンへの道」スタート!

西表島の朝一の便で石垣島へアクセスし、
そのまま海へ。やってきたのは《ダイビングチームうなりざき石垣島店》


フケメン・ガイドでお馴染みのモリケーこと森敬太殿と

石垣島といえばマンタ。なんちゃってカメラマンとしては撮ってみたい。
冬場は離島でのんびりダイビングがウリのうなりざきじゃが、
「とりマン(とりあえずマンタ)でお願い!」と頼むとモリケー殿が、
「もちろん! 和尚、森が案内するマンタはとりマンよりすごいですよ!」。

ん? どういうこと? 森が見せるマンタだから略して、もりマ……。
一刻も早く女性ガイドを雇うことをおススメする。

なにはともあれ、「マンタシティ」で潜って撮影することに。

さて、どう撮ろう? マンタの写真は世に出回り過ぎて、
下からあおったお決まりの斜め45度の写真ではもはや新鮮さはない。
イマジネーション勝負のわしとしては(ま、つまり技術がないってこと)、
斬新な写真を撮りたい。はっちゃけ〜はっちゃけ〜〜〜はっちゃけた!

よし、マクロレンズで撮ってみよう。

本来はハゼなどの小さい生物を撮るために100mmレンズでマンタを撮ってみたら、
思わぬ傑作が撮れるかもしんまい!

というか、本来、100mmレンズは陸上では望遠レンズ。
つまり、遠くの被写体を撮るもので、マンタウオッチングマナーが厳しくなり、
マンタに近づけなくなった昨今、これいいかも!!!

ということで、わしが望遠マクロレンズ、カメラマン・マルがフィッシュアイ、
そして、ガイドの神奈川生まれなのにキンジョー殿がノーマルのコンデジでマンタ撮影。

エントリーすると、早速、でた!
最初は1枚。後半は4枚のマンタがグルングルン。

で、三人のベスト作品がこちら。

■ガイドのキンジョー

■カメラマンのマル

■色モノの和尚

バリーエーションをもうひと作品ずつ。

■「外付けワイドコンバージョンレンズを付けてみました!」キンジョー

■「ストロボを使わずシルエットを強調した」マル

■「今度はかろうじてマンタ」の和尚

結論。

寄れさえすれば、一眼のフィッシュアイで撮るのが一番。
寄れさえすれば、コンデジだって相当カッコよく撮れる。
寄れちゃうと、望遠レンズは近すぎて困る。
ってか、プロのカメラマンはすごい。

途中、「くそ、もっとあっちへ行けマンタ!」と思う自分がいて何がなんだか(笑)。

まあ、それでも望遠マクロレンズで撮ったらおもしろかった。
コバンザメやマンタのパーツなど、
普段、あまり目がいかないものをじっくり見ることになり何だか新鮮。

また、マンタウオッチング・ルールの近づけるラインから撮るには、
望遠レンズがぴったり。最近、パソコンで補正もできるので、
多少、モヤモヤしてても問題ない。

一般的なマンタウオッチングの距離から撮ったわしの写真。

逆に、マル殿のフィッシュアイだと一般的な距離で撮ると、ちと遠い。

かなり下がって何とか4枚をフレームに入れたわしの写真。

かなりマンタに優しい撮り方かも(笑)。

とりマンをとり撮し、明日からはいよいよ離島でのんび〜りの本番!

■協力/ダイビングチームうなりざき石垣

http://www.unarizaki.com/ishigaki/

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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