新婦の夢を叶える♡ダイビングで水中ウェディングフォト撮影@八丈島

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こんにちは!
編集長の山本です。
夏真っ盛りの暑い日が続きますが、皆さん、潜ってますか〜〜〜!?

さて、今回は、八丈島で水中ウェディングフォトを撮影されたダイバーをご紹介します!
はい、海中結婚式ではありません。そして、普通のウェディングフォトではありません。
水中ウェディングフォトです。

最近、プールで撮影されたものやスキンダイビングで撮られたものをWEBやSNS等で見かけますが、今回は、新婦が大好きな海、そして、スキューバダイビングです。
(厳密に言うと、海中ウェディングフォトになるのでしょうか?いや、海中ダイビングウェディングフォト!?・・・もういいか)

愛する人と大好きな海中で記念写真。
密かに憧れを抱いているダイバーも少なくないはず!

ということで、水中ウェディングフォトに憧れるダイバーの皆さん、気になる衣装のアレコレも聞いたので、ぜひ、ご参考に〜!

新婦の夢を叶えるため
水中ウェディングフォトに挑戦!

「水中ウェディングフォトが撮りたい!♡」

2019年8月に入籍された、森内さんご夫婦。
新婦のゆりさんは、ダイビング歴3年のダイブマスターです。
初心者レベルの新郎・森内さんとともに、八丈島ダイビングショップ・アラベスクさんの協力を経て、水中ウェディングフォトを撮影されました。

底土海水浴場で記念撮影(撮影/堀口和重)

底土海水浴場で記念撮影(撮影/堀口和重)

カメラマンを務められたのは、「イキイキと生きる!生き物伊豆紀行」を連載中の堀口和重さん。

新郎新婦のコメント、そして、撮影された写真をお届けします!

エントリー口へと歩く二人(撮影/堀口和重)

エントリー口へと歩く二人(撮影/堀口和重)

山本

ご結婚、おめでとうございます!
水中ウェディングフォトを撮影されたとのことですが、どうして撮りたいと思ったのですか?

ゆりさん

海中結婚式ができるのを知って、画像を検索してみたんです。
すると、海の無重力空間に揺らめくドレス、そして、陸では絶対撮れない幻想的なポーズ・・・素敵な水中ウェディングフォトが出てきました。
憧れないわけが、ありませんでした!!

山本

いざ、実行に際して、衣装にはどういった工夫をされましたか?

ゆりさん

海の中ということもあり、機能面に配慮しました。

衣装は、海の中で広がらない、かつ、泳げる程度の伸縮性がある点を優先・・・ということで、マーメイドラインをチョイス!また、サテン系の生地が使われていないものを選びました。

ベールは多少広がっても問題ないよう、固めのレースに。そして、扱いやすいショートベールにしました。

造花の花束を用意して、華やかさもプラスしました!

山本

なるほど!
いざ望んだ撮影当日、どうでしたか?

ゆりさん

準備の段階から、エントリー前、海の中、終わった後写真を見るまで、つねに楽しかったです!
海の中でやりたかったことが一つ一つできていく度に喜びが増して、海中でも笑顔が止まらず・・・何度もマスククリアしました!(笑)

「お互いの趣味を認め合って、そして二人で楽しみたい」をモットーにしてるので、今回はとても最高なスタートになりました!

山本

さて、満足度のほどは・・・?

ゆりさん

120%です!(即答)
一生忘れられない体験です!!!!!

色んな人の協力のもと、今二人にできる100%が出し切れた、幸せいっぱいウェディングフォトになりました♡

山本

撮られた写真は、どのように使われる予定でしょうか?

ゆりさん

結婚パーティーで使う予定です。
あと、年賀状やカレンダーにしたいと思っています!!

撮影終了後に撮った写真を確認する二人(撮影/堀口和重)

撮影終了後に撮った写真を確認する二人(撮影/堀口和重)

新郎・森内さんの感想
水中ウェディングフォトを撮りたいと聞いたときは、「そんなのがあるんだ!」と驚きました。
はじめは不安でしたが、常に誰かが付いてくれている安心感があり、スタッフさんたちのサポートのおかげで貴重な体験ができました!
また、落ち着けば落ち着くほど呼吸が楽になっていって、最後の方は、海の中の景色を見る余裕も出てきました。
ゆりさんの夢を叶えてあげられてよかったです!

 

水中ウェディングフォト
ギャラリー

お待たせしました。
お二人が撮影された、水中ウェディングフォトをお借りました!

ウミガメと一緒に泳ぐ二人(撮影/堀口和重)

ウミガメと一緒に泳ぐ二人(撮影/堀口和重)

水中でも記念撮影(撮影/堀口和重)

水中でも記念撮影(撮影/堀口和重)

指輪交換(撮影/堀口和重)

指輪交換(撮影/堀口和重)

婚姻届けも持ってきました(撮影/堀口和重)

婚姻届けも持ってきました(撮影/堀口和重)

水中でのハニカミポーズ(撮影/堀口和重)

水中でのハニカミポーズ(撮影/堀口和重)

新婦が新郎のところに泳いでからのお姫様抱っこ(撮影/堀口和重)

新婦が新郎のところに泳いでからのお姫様抱っこ(撮影/堀口和重)

手を差し伸べる新郎(撮影/堀口和重)

手を差し伸べる新郎(撮影/堀口和重)

新婦の「ダイビングが好き!」という気持ちと新郎の「夢を叶えてあげたい」という気持ちが溢れています。

水面に顔を出してからも笑顔の二人。お幸せに!(撮影/堀口和重)

水面に顔を出してからも笑顔の二人。お幸せに!(撮影/堀口和重)

はぁ〜〜〜、幸せいっぱいですね〜〜〜♡
(私も撮ればよかったなぁ←)

撮影に関わった
スタッフからコメント

今回の撮影に携わった、八丈島ダイビングショップ アラベスクの小金沢さんと堀口カメラマンにコメントをいただきました!

左:堀口さん、右:小金沢さん

左:堀口さん、右:小金沢さん

八丈島ダイビングショップ アラベスク
オーナー・小金沢さん

実は、新婦のゆりさんは、私のレスキューの講習生。
昨年はアラベスクを手伝ってくださった元スタッフでもあります。

ゆりさんの夢を叶えてあげたいという気持ちはあるものの、初めての試みですし、シーズン真っ最中ということもあり……本当のところは実際にできるかどうか不安でした。

しかし、たまたまカメラマンの堀口さんがいらっしゃることや台風の影響がギリギリまで出なかったこと、海の経験があまりないにも関わらず自然体で撮影できた新郎の森内さんのポテンシャルの高さなど、いろいろな偶然と奇跡が重なり、ゆりさんの夢を叶える事が出来ました。

水中で嬉しそうに撮影をするお二人を見てとても感激し、言葉では言い表せない感動を体験させていただいたことに心から感謝です。

素敵な写真が生まれる瞬間を客観的に見ていた僕が、実はいちばん贅沢だったかもしれません。(笑)

水中カメラマン
堀口和重

水中ウェディングフォトのお話が来たとき、新郎さんには会ったことがなく、また、初の試みということで戸惑いもありましたが、会ってみるとお二人がテンションをつねに高く持ってくれたことで、驚くほど順調に撮影は進みました。

また、八丈島底土の海は透明度も良く、ウミガメも二人を祝福するかのように4個体かたまって現れたりとベストな状態で撮影ができました。

撮っている側のこちらもうれしく感じました!

今回は、ダイビングショップの元スタッフが新婦だったこと、そこにたまたま水中カメラマンが居合わせたことで、新婦の望みが叶いました。

タンクを背負って、思い出の海で水中ウェディングフォト……!
一生の記念になりますね。
これからも、素敵なダイビングライフを(^^)/

■撮影/堀口和重
■撮影ショップ/八丈島ダイビングショップ アラベスク

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PROFILE
1984年生まれのイルカ・クジラ好き編集者。高校2年生でダイバーデビュー。

ダイビング誌や主婦誌の編集部、雑誌&書籍を手がける編集プロダクションなどを経て、WEBメディア編集へ。オーシャナ元編集長。

現在は、WEB編集を中心に、書籍・パンフレット編集、イベント・商品企画など、多方面で活動中。

ファンダイビング中に手軽にゴミが拾えるメッシュバッグ・オーシャンバッグプロジェクト進行中。ダイビングプラットフォーム・Scuba Monsters準備中。
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