流行りの海外Wi-Fiルーターレンタルをセブ島でのダイビングで試してみました
ここ数年、南の島へ行った時によく見かけるようになった光景が、“Wi-Fiスポット探し”。
心細い海外では、SNSやネットとつながっているだけで何かと心強いですし、LINEやSkypeを利用すれば、日本に無料電話をすることも可能です。
そして何より、旅の臨場感や感動をすぐにメールやSNSで伝えることができ、それに対してすぐリアクションがあることは旅の楽しみにもなっています。
“伝える”という意味では、記事を発信するライター業をしている自分にはなおさらWi-Fi探しは重要、というよりむしろ切実な問題。
そこで、今回のセブ島の旅から、今話題の海外で使えるWi-Fiルーターをレンタルして持っていくことにしました。
使用したのは、こちら。
海外旅行・ダイビングにWi-Fiルーターをレンタル! | オーシャナ
しかし、3日前に頼んでおけば確実に郵送で受け取ることができるのですが、すっかり申し込みを忘れてしまい…。
一応、前日に申し込んでみると、ラッキーなことに在庫があり、無事、成田空港で受け取り、Wi-fiルーターと共にセブへ!
日本のようなネット環境。海外がより身近に!
セブに到着して早速Wi-Fiを起動させてみると、電波はフルの状態。
空港からガイドさんにLINEで無料電話を入れ、移動中の車の中ではメールチェック。
ホテルからはネットで検索しつつ、記事をアップすることもサックサクです。
いつものようにWi-Fiを求めてホテルのフロント辺りをウロウロすることもなく、ホテルでゆっくり原稿書き。
とても快適です。
同じようにWi-Fiルーターを持って遊びにきていたダイバーは、自分のいる位置を確認したり、おいしいお店の情報を調べたり、「セブに到着しました~」などと、早速Twitterでつぶやいていました。
顔を上げればそこは確かに異国の地ですが、スマホに目を落とせばいつもの日常。
日本にいるのと同じようなネット環境にいるだけで、海外がより身近になった気分になるから不思議です。
撮ったらその場でアップ!
プラスEye-fiで究極の臨場感!?
試しにWi-Fiルーターを船上に持っていくと、セブ島の人気ダイビングスポット・バリカサグでも、ジンベエザメと会えるオスロブでも、電波はフル!
SNSとつながることができれば、アップしたくなるのが心情。
そこで、こちらもダイバーの間で話題のEye-fiを使ってみました。
SDカードそのものにWi-Fi機能がついており、カメラから取り出さなくても画像をパソコンやiPhoneやiPadにダウンロードできる優れものです。
まずはオスロブで迫力のジンベエザメを撮影!
こんなん撮れました~♪
あらかじめダウンロードしておいた専用アプリを利用して、水中用カメラハウジングを開けることなくEye-fiで画像をiPhoneへ送ります。
Wi-Fiルーターを使って、まさについさっき撮ったジンベエザメを目の前に、Facebookに画像をアップ!
ほんの何分か前に見ていたジンベエザメの画像を個人が世界中に発信でき、逆に、スマホ片手にランチを食べながらジンベエザメを見られる臨場感、お手軽さ。
このEye-fi、水中カメラハウジングをなるべく開けたくない(水没の危険があるため)ダイバーにとって、とてもオススメです。
ダイビングの合間にiPadやiPhoneに落として、画像をチェックして次の撮影に活かしたり、皆で見て盛り上がったり。
結局はバッテリー交換のためにその日の終わりにはハウジングを開けることになるので、使い方としては、ダイビング直後、ダイビングの合間に使えるアイテムです。
そして、ホテルに帰ってきたらあらためてパソコンに画像をダウンロードし、記事を書き、Wi-Fiルーターを使ってアップロード。
発売日の二か月前に取材し、撮影した写真が世に出るのが二か月後だったほんの数年前の雑誌時代を思うと、すごい時代になったな~と思うしかありません。
と同時に、ますます取材先でやることが増える…いや、できることが増えると考えましょうか。
ただ、取材先のガイドさんと、夜はただ飲んだくれているだけだったあの日がちょっとだけ懐かしい…(遠い目)。
海外でのダイビングツアーを計画している人は、このWi-FiルーターレンタルとEye-fi、ぜひ試してみてください!