南の島でテンションが上がるだけでなく撮影にも使える偏光サングラス
セブの海からこんにちは♪
南の島の強烈な日ざしで、鬱々とした日々を滅菌してもらい完全デトックス中です。
さて、強烈な日ざしといえば、欠かせないのがサングラスですが、ダイバーの皆さんは何を基準に選んでいるのでしょうか?
デザインや値段はもちろん、紫外線を遮断するUVカットは気にしても、意外と偏光レンズに注目する人は多くはないのかもしれません。
PLサングラスは、邪魔な反射光線をカットして、自然光だけを通す仕組みです。
もっとわかりやすく言えば、海面のキラキラしている乱反射を抑え、風景のコントラストをくっきりさせてくれます。
一日中水面を見つめる釣り人の間では有名、というか定番なのも、目を保護するという意味だけでなく、陸上から水面や水中の魚が見やすいというメリットもあるからです。
では、水面を見つめ続けるわけでなく、陸上から水中を見るわけでもないダイバーにとって一番のメリットは何か?
テンションがメッチャ上がります!
太陽の乱反射でぼんやりしていた風景の輪郭がくっきりと浮かび上がり、色もより鮮明に出るので、今までPLサングラスをかけたことのない人がかけてみると、おそらく「おお!」と感動すると思います。
写真でも偏光フィルターを使うカメラマンも多く(好き嫌いはありますが)、理由もサングラスと同じ。
実際に、僕がiPhoneで撮ったスナップ写真と越智カメラマンが偏光フィルターを使った写真を見比べてみましょう。
・iPhone
・偏光フィルタ
おお! って思いませんか? 笑
iPhoneも割と乱反射を抑えてくれちゃっていますが(笑)、それでも、海の色、島の色、そして、雲の輪郭……。
水面が輝く代わりに、南の島がより南の島らしく輝いています。
つまり、PLサングラスをかけると、気分がより輝くというわけです。
ちなみに、越智カメラマンもPLサングラスを愛用しています。
サラリーマンが通勤電車から見る風景が日常のように、越智カメラマンにとっての日常の風景は南の島。
当たり前になれば撮影意欲も減少しがちですが、「PLサングラスをかけると刺激を受けて、撮りたくなるんだよね~」と言っています。
撮影する際の実用的なメリットも。
クジラやイルカなどの海洋生物を撮影する越智カメラマンにとって、海面の乱反射を抑え、背びれなどの目印が見えやすくなるPLサングラスは、ウオッチングの強い味方。
さらに、「船上からイルカを撮影する時も、水中まではっきりとイルカの姿をとらえられるので、見るにしても、撮影するにしても、偏光サングラスや偏光フィルタは重宝しています」とのこと。
ポイントまでの船上も楽しい旅のひと時。
撮影しない人でも、クジラを見つけられたり、船に寄ってきたイルカが水中まで見えやすくならテンション上がりますよね。
かけるだけでテンションの上がるサングラス。
PLサングラスは南の島へ行くダイバーにおススメです。
※偏光レンズのサングラスの値段はピンキリです。良いものの方が長持ちで、より見やすいといわれているので、ある程度の値段のものの方がいいのかもしれません。
※偏光レンズのサングラスをかけたまま撮影すると、見えているものと写っているものが違ってきますので、撮影の際は外した方がよいでしょう。考え方としては、PLサングラスをかけて見た風景を写真にできるように、設定や偏光フィルタを使って撮るということです。