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2020年の目標はバーティカル・ブルーで世界記録を更新すること!〜フリーダイバー・HANAKOさんインタビュー【前編】〜閲覧無制限

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2017年と2018年にフリーダイビング世界記録を樹立したトップフリーダイバーであるHANAKO(廣瀬花子)さん
2020年6月24日~7月4日にバハマで行われる「バーティカル・ブルー2020」での世界記録の更新を目標に、今年のトレーニングを開始しています。

今回は、昨年の世界大会でも共に選手として競技生活を送ったフリーダイバーの武藤由紀さんがインタビュアーとなり、HANAKOさんのフリーダイビングへの思いや、アンバサダーを務めるファーブル・ルーバのダイバーズウォッチについてなど、いろいろなお話を伺わせていただきました。

2019年ニース世界大会日本代表チーム(一番左:武藤さん、一番右:HANAKOさん)

2019年ニース世界大会日本代表チーム(一番左:武藤さん、一番右:HANAKOさん)

今年は「バーティカル・ブルー」で
世界記録を更新するのが最大の目標

武藤由紀(以下武藤)

2020年のシーズンがそろそろ始まりますが、今年のHANAKOの予定や活動をまずは聞きたいと思います。

HANAKO

メインに考えているのは、6月に開催される「バーティカル・ブルー2020」ですね。

世界各国から誰でもエントリーできるバハマの「ブルーホール」での世界的な大会です。
もう15年くらい開催されている大会ですが、運営も素晴らしくて、私は今まで4回くらい出場しています。

この大会で、世界記録を更新することを最大の目標にしています。

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武藤

世界記録を目指すには、「バーティカル・ブルー」が一番いいということですか?

HANAKO

私にとっては、バハマは記録を生みやすい環境で、潜りなれている海でもあります。
また運営スタッフやヘルプしてくれるフリーダイバーが素晴らしくて、安心感がある大会です。滞在先の自然に身を置ける環境も、自分にとってベストですね。

昨年のイタリア選手の記録が113mなので、まずは113mを超すのが目標になります。
多分、もっともっとほかの選手が記録を伸ばしてくると思いますが……。

武藤

ほかにも目標はありますか?

HANAKO

今年は、団体戦の世界大会が開催されますよね。
フリーダイビングは団体戦と個人戦が毎年交互に行われるのですが、今年は団体戦の年です。

「人魚ジャパン」復活!ということで、選ばれたらチャレンジしたいですね。

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武藤

きっと、選ばれるでしょう(笑)。プール競技と海洋競技のミックスで、各国3人ずつ選抜されるんですよね。
これまでの人魚ジャパンメンバーは岡本美鈴さん、HANAKOさん、福田朋夏さんですね。

HANAKO

はい、日本チームの「人魚ジャパン」は、本当に強いチームで、過去に金メダル3つ、銀メダル1つを獲得しています。
2016年が最後で、そのときは金メダルを取りました。

ぜひまた金メダルを目指したいです!

武藤

ほかにはどんな大会への参戦を予定していますか?

HANAKO

キプロスで行われる「インフィニティー・デプス」に出場したいと思っています。

今までその大会には出ていないのですが、トレーニングには参加していて、海の環境がとてもよく、スタッフや運営もとてもいいので、ぜひ出場したいなと思っています。

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武藤

今年から、フリーダイビングでは「ワールドシリーズ」がはじまり、5つの大会でランキングを決めようという動きが出てきていますが、これにはチャレンジしてみたいと思いますか?

各大陸の、それぞれ特徴の違う環境の海で行われる、5つの海洋競技の大会で4種目のランキングを決めるという新しい試みですよね。
こういったランキングができることで、よりメジャー化を目指し、将来的にはもしかするとオリンピックの種目に認定される可能性もみえてきそうですね。

HANAKO

どの大会に出場するか予定を決めるのは難しいところもありますが、チャレンジしてみたいですね。

バハマでは、
4種目にチャレンジしてみたい

武藤

ほかにチャレンジしてみたいと思うことはありますか?

HANAKO

4種目にチャレンジしてみたいと思っています。

去年、ホンジュラスのロアタンの大会で、初めてCWT以外の種目にも出てみたんです。そのとき、ほかの種目の大変さがよくわかりました。

いろんなことを考えなくてはいけないし、体力的にもスキル的にも、自分の足りない部分に気づくことができました。「この種目が好きだから」ではなく、「バランスよく」というと自分に向かないのかもしれませんが、総合的にチャレンジしてみたいですね。

フリーダイビングの種目

■CWT:コンスタント ウエイト ウィズフィン
フィンを履き、ロープを掴まずに水底へ繋がる潜降ロープに沿って垂直に潜る競技。

■CWTB:コンスタント ウエイト ウィズ バイフィン
2枚フィンを履き、ロープを掴まずに水底へ繋がる潜降ロープに沿って垂直に潜る競技。(CWTはモノフィンで潜る選手が多い)

■CNF:コンスタント ウエイト ウィズアウトフィン
形式はCWTと同じで、フィンを使わずに自身の泳力だけで深度を競う競技。

■FIM:フリーイマージョン
フィンを使わずに潜降ロープを手繰りながら、垂直に潜る競技。

 

武藤

ほかの種目でも、世界記録を狙いたいですか?

HANAKO

そうですね。今後、狙っていきたいと思っています。

武藤

プールでの大会でも、ちょっと前までは日本記録を持っていましたよね?

HANAKO

好きなのは海なので、プールではモチベーションも違うんですが、今年は「全部やってみよう」という気持ちなんです。プールもチャンスがあれば、やってみようと思っています。

大会へ向かう自分のコンディションの作り方を、いろいろ経験して学んでいきたいので、プールの大会にも出るようにしていきたいですね。

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武藤

ところで「HANAKOはいつトレーニングしてるんだ?」というイメージがありますが(笑)。
今年はトレーニングはもう開始しているんですか?

HANAKO

今年はまだ、プールのトレーニングだけですね。
海のトレーニングは3月から、フィリピンへ行って始めようと思っています。2月には台湾でモノフィンワークのトレーニングをしっかり2週間ほどする予定です。
フィンワークの基礎から改善できたら、と思っています。

武藤

天才型のHANAKOですが、今年は着々とトレーニング計画を立てているんですね(笑)。

そんなトレーニングに取り組もうと思ったきっかけは、去年の大会の反省にあったのかなとも思うのですが……。去年を振り返ってみると、どうですか?

バハマ大会での受賞シーン

バハマ大会での受賞シーン

HANAKO

去年は、追われながら大会に出ていた感じでした。大会の中でなんとか体を作っていたというか。結果的に体を壊したり、体がついていかなくなりました。

しっかり基礎トレーニングからやり直そう、という考えになったのは、去年の体験のおかげだと思っています。

武藤

そんな中、世界大会では、金メダルを死守しましたよね。
そのときはどんな気持ちだったのでしょう?

HANAKO

本当に死守したという感じで、自分にとっていいダイブだったか?納得できるダイブだったか?といえば「NO」でした

しかし、一つの形になった結果ですので、大事な金メダルであることには変わりはありません

「それを踏み台に」、というかこれからいい結果につなげていかなくてはと思っています。
金メダルをもらうかどうかも迷いましたが、結果的に受け取りました。

ニース(フランス)で行われた「AIDA世界選手権2019」にて、HANAKO(廣瀬花子)がフリーダイビング世界選手権で金メダル
HANAKOは大会6日目(9月12日)に101mのダイブ(CWT:フィンを履いて潜る競技)を成功させました。水面浮上直後にコンディション不良によりすぐに病院に運ばれたこともあり、一部からHANAKOの結果に抗議があったものの、日本チームのルールに則った毅然とした対応により、女子CWTでの金メダルが確定しました。

ファーブル・ルーバ

武藤

それもあって、冬からプールでトレーニングを始めるんですね。

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HANAKO

次はみんなに祝福される金メダルに絶対しなくてはいけないという思いが、強くなりました。

武藤

今年は楽しみですね。筋トレやプールトレーニングから積み上げられたものが、どんな結果になるか期待しています!

2020年出場予定国際大会スケジュール
4月11~12日『OK Challenge Cup』プール/台北(台湾)
4月15~22日『AIDA 2020 SECRET BLUE DEPTH COMPETITION』海/ボホール(フィリピン)
6月24日~7月4日『バーティカル・ブルー2020』海/ロングアイランド(バハマ)
9月12~18日『Mini Competition』海/リマソール(キプロス)
9月19~27日『AIDA Team World Championships 2020』団体戦/リマソール(キプロス)
10月9~18日『Infinity Depth Games 2020』海/ラルナカ(キプロス)

 

続きは、こちら↓
▶︎プレッシャーをパワーに。フリーダイビングをはじめたきっかけと木下紗佑里さんへの思い〜フリーダイバー・HANAKOさんインタビュー【後編】〜

Profile
HANAKO(廣瀬花子)

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フリーダイビング日本代表選手。幼少期から御蔵島でイルカと泳ぎ育った原体験から、フリーダイビングの世界へ。ダイビングインストラクターとして働きながら、フリーダイバーとしての競技活動をはじめる。
2017年に世界大会(バハマ)でCWT103mに成功し、世界記録樹立。2018年には、世界大会(バハマ)にてCWT106m、2度目の世界記録を樹立。2019年の世界大会(ニース)では、CWT101mを記録し金メダルに輝いた。

▶︎「HANAKO」公式HP

Interviewer Profile
武藤由紀

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Apnea AcademyAsiaフリーダイビングインストラクター。2011年から2019年までフリーダイビング日本代表選手として世界大会出場。HANAKO選手と共に競技生活を送った昨年のニース世界大会ではCWT水深62mを記録。フリーダイビング&スキンダイビングスクール「リトルブルー」を主催。オーシャナでは、フリーダイビング、スキンダイビングを通して、海の素晴らしさを伝える記事を発信している。

▶︎「武藤由紀」オーシャナプロフィール

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1737年創業、長い歴史をもつスイスの高級時計ブランド。「英雄のための実用計器」がコンセプト。

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HANAKOさんは、「レイダー・ディープブルー」を愛用している。「レイダー・ディープブルー」は、1963年に登場したダイバーズウォッチ「ディープブルー」の現行モデル。スイス時計産業の中で継承されてきた「未来のデザイン」が特徴。高い実用性を誇り、HANAKOさんの深海での挑戦をサポートしている。
▶︎「ファーブル・ルーバ」公式HP

お問い合わせ
スイスプライムブランズ
TEL:03-4360-8669

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